【宅配便などの運送料】平均年4,146円、差は3.8倍

【宅配便などの運送料】平均年4,146円、差は3.8倍

宅配便や引っ越しなど、荷物を送るために1世帯あたり年間いくら払っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。

このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、運送料として払った金額を都道府県ごとに見ていきます。

全国平均は4,146円、中央値は4,046円。
最も支出額が多い山形県は8,086円で、最も少ない県の2,137円との差は5,949円です。
金額を比べると、約3.8倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

4,146円

1世帯当たりの運送料への支出(2023年〜2025年平均)

最も多い 山形県

8,086円

最も少ない 岐阜県

2,137円

地図で見る

1世帯当たりの運送料への支出(2023年〜2025年平均)
1世帯当たりの運送料への支出(2023年〜2025年平均) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 3,140円青森 4,123円岩手 5,281円宮城 4,806円秋田 4,458円山形 8,086円福島 5,114円茨城 4,340円栃木 3,768円群馬 2,945円埼玉 4,707円千葉 4,062円東京 5,612円神奈川 3,679円新潟 3,914円富山 3,585円石川 3,233円福井 3,743円山梨 3,364円長野 5,784円岐阜 2,137円静岡 3,614円愛知 3,308円三重 2,780円滋賀 4,473円京都 3,492円大阪 3,020円兵庫 3,753円奈良 4,494円和歌山 4,161円鳥取 3,767円島根 3,788円岡山 4,229円広島 3,731円山口 4,637円徳島 3,301円香川 3,534円愛媛 3,554円高知 4,046円福岡 4,332円佐賀 3,158円長崎 4,948円熊本 5,229円大分 4,655円宮崎 4,539円鹿児島 6,288円沖縄 4,154円
1世帯当たりの運送料への支出(円)
1世帯当たりの運送料への支出(2023年〜2025年平均)
項目1世帯当たりの運送料への支出
北海道3,140円
青森県4,123円
岩手県5,281円
宮城県4,806円
秋田県4,458円
山形県8,086円
福島県5,114円
茨城県4,340円
栃木県3,768円
群馬県2,945円
埼玉県4,707円
千葉県4,062円
東京都5,612円
神奈川県3,679円
新潟県3,914円
富山県3,585円
石川県3,233円
福井県3,743円
山梨県3,364円
長野県5,784円
岐阜県2,137円
静岡県3,614円
愛知県3,308円
三重県2,780円
滋賀県4,473円
京都府3,492円
大阪府3,020円
兵庫県3,753円
奈良県4,494円
和歌山県4,161円
鳥取県3,767円
島根県3,788円
岡山県4,229円
広島県3,731円
山口県4,637円
徳島県3,301円
香川県3,534円
愛媛県3,554円
高知県4,046円
福岡県4,332円
佐賀県3,158円
長崎県4,948円
熊本県5,229円
大分県4,655円
宮崎県4,539円
鹿児島県6,288円
沖縄県4,154円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは山形県です。
次いで鹿児島県、長野県、東京都、岩手県が続きます。
淡いのは岐阜県、三重県、群馬県でした。

47都道府県の平均は4,146円、中央値は4,046円です。
山形県の8,086円は平均を3,940円上回ります。

1位と47位の差は5,949円、倍率にすると3.78倍でした。

携帯電話通信料への支出で並べ替えると高知県が140,004で最も高く、開きは1.7倍になります。

主指標で1位の山形県は携帯電話通信料への支出では11位、携帯電話通信料への支出で1位の高知県は主指標では24位でした。

順位都道府県1世帯当たりの運送料への支出(円)地方携帯電話通信料への支出
1山形県8086東北120520
2鹿児島県6288九州124731
3長野県5784中部106500
4東京都5612関東93982
5岩手県5281東北117255
6熊本県5229九州117964
7福島県5114東北130481
8長崎県4948九州98123
9宮城県4806東北117188
10埼玉県4707関東107097
11大分県4655九州117986
12山口県4637中国121274
13宮崎県4539九州110375
14奈良県4494近畿105350
15滋賀県4473近畿112887
16秋田県4458東北120711
17茨城県4340関東126176
18福岡県4332九州98743
19岡山県4229中国105250
20和歌山県4161近畿104499
21沖縄県4154九州115336
22青森県4123東北119027
23千葉県4062関東104843
24高知県4046四国140004
25新潟県3914中部104427
26島根県3788中国125242
27栃木県3768関東120437
28鳥取県3767中国115004
29兵庫県3753近畿82258
30福井県3743中部114898
31広島県3731中国119695
32神奈川県3679関東94867
33静岡県3614中部115699
34富山県3585中部125668
35愛媛県3554四国105468
36香川県3534四国118482
37京都府3492近畿90707
38山梨県3364中部116895
39愛知県3308中部109850
40徳島県3301四国112393
41石川県3233中部116888
42佐賀県3158九州123847
43北海道3140北海道112808
44大阪府3020近畿116350
45群馬県2945関東107489
46三重県2780近畿103518
47岐阜県2137中部129767
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

運送料が多い上位5都県

上位5都道府県の1世帯当たりの運送料への支出
上位5都道府県の1世帯当たりの運送料への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 02,0004,0006,0008,000山形県: 8,086円8,086円鹿児島県: 6,288円6,288円長野県: 5,784円5,784円東京都: 5,612円5,612円岩手県: 5,281円5,281円山形県鹿児島県長野県東京都岩手県
上位5都道府県の1世帯当たりの運送料への支出
項目1世帯当たりの運送料への支出
山形県8,086円
鹿児島県6,288円
長野県5,784円
東京都5,612円
岩手県5,281円
下位5都道府県の1世帯当たりの運送料への支出
下位5都道府県の1世帯当たりの運送料への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 01,0002,0003,000岐阜県: 2,137円2,137円三重県: 2,780円2,780円群馬県: 2,945円2,945円大阪府: 3,020円3,020円北海道: 3,140円3,140円岐阜県三重県群馬県大阪府北海道
下位5都道府県の1世帯当たりの運送料への支出
項目1世帯当たりの運送料への支出
岐阜県2,137円
三重県2,780円
群馬県2,945円
大阪府3,020円
北海道3,140円

運送料が多い上位5都県です。

山形県は8,086円、鹿児島県は6,288円、長野県は5,784円でした。
1位と2位の差は1,798円です。

4位は東京都で5,612円、5位は岩手県で5,281円。
上位5はいずれも47都道府県の平均4,146円を上回りました。

1位の山形県は平均を3,940円上回りました。
中央値の4,046円と比べると4,040円高く、平均に対する比では1.95倍にあたります。

6位以下は熊本県で5,229円、福島県で5,114円、長崎県で4,948円と続きました。

2位と3位の差は504円、3位と4位の差は172円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は333円でした。

1位から5位までの幅は2,805円、1位から8位までの幅は3,138円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

山形県は携帯電話通信料への支出でも11位に入っています。
全国の値は4,146円で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は山形県の8,086円。
2位の鹿児島県6,288円に1.3倍の差をつけました。

携帯電話の通信料と並べて見ます

ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。

携帯電話通信料への支出で並べ替えると、順位が変わります。

1位は高知県の140,004、2位は福島県の130,481、3位は岐阜県の129,767。

4位以下は茨城県、富山県と続きます。
逆に下位は京都府が90,707、兵庫県が82,258。
高知県と兵庫県では1.7倍の開きです。

1位は山形県、2位は鹿児島県。
3位に長野県、4位に東京都、5位に岩手県が入りました。
地方別では東北5,311円が1位、九州4,663円が2位です。

上位に並ぶのは、送る側の県です。
さくらんぼやラフランス、焼酎や黒豚といった特産のある土地では、季節ごとに荷物を送る機会が増えます。
距離が遠いぶん、1件あたりの送料も高くつきます。

4位の東京都だけは事情が違いそうです。
引っ越しの多さと、ふるさとへ送る荷物の両方が効いていると考えられます。

最下位は岐阜県2,137円、46位は三重県2,780円。
名古屋圏に近く、車で運べる距離に用が足りる土地では、この支出は小さくなります。

地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が5,311円で最も高く、北海道が3,140円で最も低くなります。
九州・沖縄8県4,663円と関東7都県4,159円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

携帯電話通信料への支出の上位5都道府県
携帯電話通信料への支出の上位5都道府県 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 040,00080,000120,000高知県: 140,004140,004福島県: 130,481130,481岐阜県: 129,767129,767茨城県: 126,176126,176富山県: 125,668125,668高知県福島県岐阜県茨城県富山県
携帯電話通信料への支出の上位5都道府県
項目携帯電話通信料への支出
高知県140,004
福島県130,481
岐阜県129,767
茨城県126,176
富山県125,668

運送料が少ない下位5県

運送料が少ない下位5県です。

47位の岐阜県は2,137円、46位の三重県は2,780円、45位の群馬県は2,945円でした。
1位の山形県とは5,949円の差があります。

44位は大阪府で3,020円、43位は北海道で3,140円、42位は佐賀県で3,158円と続きます。

最も少ない県は2,137円。
上位の県とは3.8倍の開きがありました。

47都道府県の中央値は4,046円、平均は4,146円です。
47位の岐阜県は平均を2,009円下回りました。

47位の岐阜県は1位の山形県の26.4パーセントにあたる水準で、倍率にすると3.78倍の開きです。

46位との差は643円、45位との差は808円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも1,021円しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均4,146円を下回りました。
47位から43位までの幅は1,003円です。

岐阜県は携帯電話通信料への支出では3位です。
全国の値は4,146円なので、47位はこれを2,009円下回っています。

地方別に見る

地方別の平均(1世帯当たりの運送料への支出)
地方別の平均(1世帯当たりの運送料への支出) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 01,0002,0003,0004,0005,000北海道: 3,140円3,140円東北: 5,311円5,311円関東: 4,159円4,159円中部: 3,631円3,631円近畿: 3,739円3,739円中国: 4,030円4,030円四国: 3,609円3,609円九州: 4,663円4,663円北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(1世帯当たりの運送料への支出)
項目1世帯当たりの運送料への支出の平均
北海道3,140円
東北5,311円
関東4,159円
中部3,631円
近畿3,739円
中国4,030円
四国3,609円
九州4,663円

運送料は、東北と九州で多くなります。

地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が5,311円で最も高くなります。
次いで九州・沖縄8県が4,663円、関東7都県が4,159円、中国5県が4,030円と続きました。

低いほうは近畿7府県が3,739円、中部9県が3,631円、四国4県が3,609円、北海道が3,140円でした。

最も高い東北6県と最も低い北海道の差は2,171円です。
携帯電話通信料への支出で見ると東北6県が最も高く、近畿7府県が最も低くなりました。

このグラフについての豆知識

送る側の県が並ぶ

運送料は全国平均で年4,146円。
宅配便のほか、引っ越しの料金もふくまれます。

県庁所在市の数字であること

家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。

1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。

対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。

数字の散らばり

1位の山形県は8,086円、47位の岐阜県は2,137円。
差は5,949円、倍率にすると3.78倍です。

中央値は4,046円、平均は4,146円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では100円の差でした。

携帯電話通信料への支出で並べ替えると開きは1.7倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

地方のなかで見た1世帯当たりの運送料への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北山形県 8086青森県 4123
関東東京都 5612群馬県 2945
中部長野県 5784岐阜県 2137
近畿奈良県 4494三重県 2780
中国山口県 4637広島県 3731
四国高知県 4046徳島県 3301
九州鹿児島県 6288佐賀県 3158
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯が1年間に払う運送料を47都道府県で比べると、最も高い山形県で8,086円、最も低い岐阜県で2,137円でした。
その差は5,949円、倍率にすると3.78倍です。

47都道府県の中央値は4,046円、平均は4,146円でした。
全国の値は4,146円です。
携帯電話通信料への支出で並べ替えると開きは1.7倍になり、主指標で1位の山形県はその見方では11位に位置します。

読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、引っ越しの料金もふくむこと。
3つ目は2025年の数字であることです。

携帯電話通信料への支出では高知県が140,004で最も高く、主指標で1位の山形県はこの見方では11位でした。

地方ごとの平均では東北6県が5,311円で最も高く、北海道が3,140円で最も低くなりました。
携帯電話の本体代や贈答品への支出とあわせて読んでみてください。

1位の山形県と2位の鹿児島県の差は1,798円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

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出典

  • 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
  • 調査年: 2023年〜2025年平均
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
  • 備考: 宅配便や引っ越しなど、荷物を送るために払った料金への支出。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

注記: 宅配便や引っ越しなど、荷物を送るために払った料金への支出。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

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