タイヤやバッテリーなど自動車の部品に、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、自動車の部品の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は21,907円、中央値は20,869円。
最も支出額が多い長野県は35,797円で、最も少ない県の10,829円との差は24,968円です。
金額を比べると、約3.3倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
21,907円
1世帯当たりの自動車等部品への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 長野県
35,797円
最も少ない 大阪府
10,829円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの自動車等部品への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 16,128円 |
| 青森県 | 20,567円 |
| 岩手県 | 30,030円 |
| 宮城県 | 25,337円 |
| 秋田県 | 25,922円 |
| 山形県 | 32,066円 |
| 福島県 | 33,248円 |
| 茨城県 | 25,105円 |
| 栃木県 | 26,529円 |
| 群馬県 | 35,128円 |
| 埼玉県 | 12,046円 |
| 千葉県 | 15,867円 |
| 東京都 | 11,399円 |
| 神奈川県 | 21,252円 |
| 新潟県 | 23,870円 |
| 富山県 | 28,753円 |
| 石川県 | 31,629円 |
| 福井県 | 27,189円 |
| 山梨県 | 25,777円 |
| 長野県 | 35,797円 |
| 岐阜県 | 26,998円 |
| 静岡県 | 20,829円 |
| 愛知県 | 17,699円 |
| 三重県 | 25,611円 |
| 滋賀県 | 28,602円 |
| 京都府 | 12,023円 |
| 大阪府 | 10,829円 |
| 兵庫県 | 15,227円 |
| 奈良県 | 15,752円 |
| 和歌山県 | 18,296円 |
| 鳥取県 | 29,703円 |
| 島根県 | 24,262円 |
| 岡山県 | 19,284円 |
| 広島県 | 20,055円 |
| 山口県 | 22,531円 |
| 徳島県 | 16,801円 |
| 香川県 | 16,717円 |
| 愛媛県 | 15,962円 |
| 高知県 | 20,869円 |
| 福岡県 | 18,305円 |
| 佐賀県 | 19,677円 |
| 長崎県 | 14,507円 |
| 熊本県 | 19,828円 |
| 大分県 | 22,554円 |
| 宮崎県 | 18,326円 |
| 鹿児島県 | 23,090円 |
| 沖縄県 | 11,631円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは長野県です。
次いで群馬県、福島県、山形県、石川県が続きます。
淡いのは大阪府、東京都、沖縄県でした。
47都道府県の平均は21,907円、中央値は20,869円です。
長野県の35,797円は平均を13,890円上回ります。
1位と47位の差は24,968円、倍率にすると3.31倍でした。
自動車整備費への支出で並べ替えると長野県が50,154で最も高く、開きは3.76倍になります。
主指標で1位の長野県は自動車整備費への支出では1位、自動車整備費への支出で1位の長野県は主指標では1位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの自動車等部品への支出(円) | 地方 | 自動車整備費への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 長野県 | 35797 | 中部 | 50154 |
| 2 | 群馬県 | 35128 | 関東 | 45188 |
| 3 | 福島県 | 33248 | 東北 | 41889 |
| 4 | 山形県 | 32066 | 東北 | 40438 |
| 5 | 石川県 | 31629 | 中部 | 33940 |
| 6 | 岩手県 | 30030 | 東北 | 40214 |
| 7 | 鳥取県 | 29703 | 中国 | 46500 |
| 8 | 富山県 | 28753 | 中部 | 41522 |
| 9 | 滋賀県 | 28602 | 近畿 | 28315 |
| 10 | 福井県 | 27189 | 中部 | 35334 |
| 11 | 岐阜県 | 26998 | 中部 | 39775 |
| 12 | 栃木県 | 26529 | 関東 | 41112 |
| 13 | 秋田県 | 25922 | 東北 | 35839 |
| 14 | 山梨県 | 25777 | 中部 | 37255 |
| 15 | 三重県 | 25611 | 近畿 | 38872 |
| 16 | 宮城県 | 25337 | 東北 | 29385 |
| 17 | 茨城県 | 25105 | 関東 | 38431 |
| 18 | 島根県 | 24262 | 中国 | 35928 |
| 19 | 新潟県 | 23870 | 中部 | 35493 |
| 20 | 鹿児島県 | 23090 | 九州 | 30100 |
| 21 | 大分県 | 22554 | 九州 | 29162 |
| 22 | 山口県 | 22531 | 中国 | 31657 |
| 23 | 神奈川県 | 21252 | 関東 | 23242 |
| 24 | 高知県 | 20869 | 四国 | 18162 |
| 25 | 静岡県 | 20829 | 中部 | 29954 |
| 26 | 青森県 | 20567 | 東北 | 26724 |
| 27 | 広島県 | 20055 | 中国 | 31230 |
| 28 | 熊本県 | 19828 | 九州 | 29313 |
| 29 | 佐賀県 | 19677 | 九州 | 29882 |
| 30 | 岡山県 | 19284 | 中国 | 26132 |
| 31 | 宮崎県 | 18326 | 九州 | 34551 |
| 32 | 福岡県 | 18305 | 九州 | 26555 |
| 33 | 和歌山県 | 18296 | 近畿 | 23056 |
| 34 | 愛知県 | 17699 | 中部 | 27514 |
| 35 | 徳島県 | 16801 | 四国 | 26593 |
| 36 | 香川県 | 16717 | 四国 | 30972 |
| 37 | 北海道 | 16128 | 北海道 | 24002 |
| 38 | 愛媛県 | 15962 | 四国 | 23465 |
| 39 | 千葉県 | 15867 | 関東 | 31438 |
| 40 | 奈良県 | 15752 | 近畿 | 29463 |
| 41 | 兵庫県 | 15227 | 近畿 | 19221 |
| 42 | 長崎県 | 14507 | 九州 | 24274 |
| 43 | 埼玉県 | 12046 | 関東 | 24993 |
| 44 | 京都府 | 12023 | 近畿 | 18602 |
| 45 | 沖縄県 | 11631 | 九州 | 18550 |
| 46 | 東京都 | 11399 | 関東 | 24348 |
| 47 | 大阪府 | 10829 | 近畿 | 13351 |
地方別に見る
自動車の部品への支出は、東北と中部で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が27,862円で最も高くなります。
次いで中部9県が26,505円、中国5県が23,167円、関東7都県が21,047円と続きました。
低いほうは九州・沖縄8県が18,490円、近畿7府県が18,049円、四国4県が17,587円、北海道が16,128円でした。
最も高い東北6県と最も低い北海道の差は11,734円です。
自動車整備費への支出で見ると中部9県が最も高く、北海道が最も低くなりました。
自動車の部品に使う金額が多い上位5県
自動車の部品に使う金額が多い上位5県です。
長野県は35,797円、群馬県は35,128円、福島県は33,248円でした。
1位と2位の差は669円です。
4位は山形県で32,066円、5位は石川県で31,629円。
上位5はいずれも47都道府県の平均21,907円を上回りました。
1位の長野県は平均を13,890円上回りました。
中央値の20,869円と比べると14,928円高く、平均に対する比では1.63倍にあたります。
6位以下は岩手県で30,030円、鳥取県で29,703円、富山県で28,753円と続きました。
2位と3位の差は1,880円、3位と4位の差は1,182円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は2,876円でした。
1位から5位までの幅は4,168円、1位から8位までの幅は7,044円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
長野県は自動車整備費への支出でも1位に入っています。
全国の値は21,907円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は長野県の3万5,797円。
2位の群馬県3万5,128円とは1.02倍の差で、ほぼ並んでいます。
自動車整備費と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
自動車整備費への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は長野県の50,154、2位は鳥取県の46,500、3位は群馬県の45,188。
4位以下は福島県、富山県と続きます。
逆に下位は高知県が18,162、大阪府が13,351。
長野県と大阪府では3.76倍の開きです。
上位5県は長野・群馬・福島・山形・石川。
下位3つは大阪府1万829円、東京都1万1,399円、沖縄県1万1,631円です。
都市部が最下位に並ぶのは、車を持つ世帯が少ないからです。
東京と大阪は自動車の保有台数でも下位に沈みます。
車がなければ部品も買いません。
では上位はなぜこの顔ぶれなのか。
長野・群馬・福島・山形・石川は、いずれも雪の降る県です。
冬タイヤへの履き替えが毎年発生し、数年ごとに買い替えも必要になります。
地方別で東北2万7,862円が1位、中部2万6,505円が2位というのも同じ理由でしょう。
ただし北海道は1万6,128円で地方別の最下位でした。
札幌の数字であることを考えると、公共交通で足りる暮らしが混ざっているのかもしれません。
地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が27,862円で最も高く、北海道が16,128円で最も低くなります。
中部9県26,505円と中国5県23,167円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
自動車の部品に使う金額が少ない下位5都府県
自動車の部品に使う金額が少ない下位5都府県です。
47位の大阪府は10,829円、46位の東京都は11,399円、45位の沖縄県は11,631円でした。
1位の長野県とは24,968円の差があります。
44位は京都府で12,023円、43位は埼玉県で12,046円、42位は長崎県で14,507円と続きます。
最も少ない府県は1万829円。
上位の県とは3.3倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は20,869円、平均は21,907円です。
47位の大阪府は平均を11,078円下回りました。
47位の大阪府は1位の長野県の30.3パーセントにあたる水準で、倍率にすると3.31倍の開きです。
46位との差は570円、45位との差は802円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも3,678円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均21,907円を下回りました。
47位から43位までの幅は1,217円です。
大阪府は自動車整備費への支出では47位です。
全国の値は21,907円なので、47位はこれを11,078円下回っています。
このグラフについての豆知識
冬タイヤの県が並ぶ
自動車の部品への支出は全国平均で年2万1,907円。
タイヤやバッテリーなどがふくまれます。
整備の工賃は別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の長野県は35,797円、47位の大阪府は10,829円。
差は24,968円、倍率にすると3.31倍です。
中央値は20,869円、平均は21,907円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では1,038円の差でした。
自動車整備費への支出で並べ替えると開きは3.76倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの自動車等部品への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 福島県 33248 | 青森県 20567 |
| 関東 | 群馬県 35128 | 東京都 11399 |
| 中部 | 長野県 35797 | 愛知県 17699 |
| 近畿 | 滋賀県 28602 | 大阪府 10829 |
| 中国 | 鳥取県 29703 | 岡山県 19284 |
| 四国 | 高知県 20869 | 愛媛県 15962 |
| 九州 | 鹿児島県 23090 | 沖縄県 11631 |
まとめ
1世帯が1年間に自動車の部品へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い長野県で35,797円、最も低い大阪府で10,829円でした。
その差は24,968円、倍率にすると3.31倍です。
47都道府県の中央値は20,869円、平均は21,907円でした。
全国の値は21,907円です。
自動車整備費への支出で並べ替えると開きは3.76倍になり、主指標で1位の長野県はその見方では1位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、整備の工賃は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
自動車整備費への支出では長野県が50,154で最も高く、主指標で1位の長野県はこの見方では1位でした。
地方ごとの平均では東北6県が27,862円で最も高く、北海道が16,128円で最も低くなりました。
自動車整備費や雪の日数とあわせて読んでみてください。
1位の長野県と2位の群馬県の差は669円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: タイヤやバッテリーなど自動車の部品への支出。整備の工賃は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: タイヤやバッテリーなど自動車の部品への支出。
整備の工賃は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
