タオルに、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、タオルの購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は2,136円、中央値は2,152円。
最も支出額が多い神奈川県は3,024円で、最も少ない県の1,539円との差は1,485円です。
金額を比べると、約2.0倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
2,136円
1世帯当たりのタオルへの支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 神奈川県
3,024円
最も少ない 和歌山県
1,539円
タオルに使う金額が多い上位5県
タオルに使う金額が多い上位5県です。
神奈川県は3,024円、埼玉県は2,810円、千葉県は2,619円でした。
1位と2位の差は214円です。
4位は福岡県で2,606円、5位は福島県で2,563円。
上位5はいずれも47都道府県の平均2,136円を上回りました。
1位の神奈川県は平均を888円上回りました。
中央値の2,152円と比べると872円高く、平均に対する比では1.42倍にあたります。
6位以下は東京都で2,533円、愛知県で2,515円、熊本県で2,496円と続きました。
2位と3位の差は191円、3位と4位の差は13円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は67円でした。
1位から5位までの幅は461円、1位から8位までの幅は528円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
神奈川県は洗濯用洗剤への支出でも43位に入っています。
全国の値は2,136円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は神奈川県の3,024円。
2位の埼玉県2,810円、3位の千葉県2,619円と続きます。
洗濯用洗剤への支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
洗濯用洗剤への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は山梨県の7,179、2位は愛媛県の7,170、3位は静岡県の7,161。
4位以下は岐阜県、新潟県と続きます。
逆に下位は宮城県が5,497、北海道が5,188。
山梨県と北海道では1.38倍の開きです。
タオルの大産地といえば愛媛県の今治と大阪府の泉州です。
ところが上位に並んだのは神奈川・埼玉・千葉の首都圏でした。
作る県と買う県は、ここでも重なりません。
タオルは贈答品としてもよく動く品です。
人口の多い都市部ほど、お返しやあいさつの品として買う機会も増えます。
差は2.0倍。
毎日使う消耗品なので、どの県でも一定の支出があります。
上位と下位の違いは、使う量よりも「良いタオルを選ぶか」の違いかもしれません。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が2,541円で最も高く、近畿7府県が1,935円で最も低くなります。
東北6県2,186円と四国4県2,156円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
タオルに使う金額が少ない下位5県
タオルに使う金額が少ない下位5県です。
47位の和歌山県は1,539円、46位の福井県は1,547円、45位の沖縄県は1,589円でした。
1位の神奈川県とは1,485円の差があります。
44位は兵庫県で1,611円、43位は島根県で1,680円、42位は鳥取県で1,772円と続きます。
最も少ない県は1,539円。
上位の県とは2.0倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は2,152円、平均は2,136円です。
47位の和歌山県は平均を597円下回りました。
47位の和歌山県は1位の神奈川県の50.9パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.96倍の開きです。
46位との差は8円、45位との差は50円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも233円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均2,136円を下回りました。
47位から43位までの幅は141円です。
和歌山県は洗濯用洗剤への支出では中位位です。
全国の値は2,136円なので、47位はこれを597円下回っています。
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりのタオルへの支出 |
|---|---|
| 北海道 | 2,034円 |
| 青森県 | 1,985円 |
| 岩手県 | 2,152円 |
| 宮城県 | 2,178円 |
| 秋田県 | 1,810円 |
| 山形県 | 2,425円 |
| 福島県 | 2,563円 |
| 茨城県 | 2,375円 |
| 栃木県 | 2,411円 |
| 群馬県 | 2,014円 |
| 埼玉県 | 2,810円 |
| 千葉県 | 2,619円 |
| 東京都 | 2,533円 |
| 神奈川県 | 3,024円 |
| 新潟県 | 2,280円 |
| 富山県 | 1,912円 |
| 石川県 | 1,846円 |
| 福井県 | 1,547円 |
| 山梨県 | 1,864円 |
| 長野県 | 2,256円 |
| 岐阜県 | 1,943円 |
| 静岡県 | 2,210円 |
| 愛知県 | 2,515円 |
| 三重県 | 2,061円 |
| 滋賀県 | 2,186円 |
| 京都府 | 2,193円 |
| 大阪府 | 2,005円 |
| 兵庫県 | 1,611円 |
| 奈良県 | 1,950円 |
| 和歌山県 | 1,539円 |
| 鳥取県 | 1,772円 |
| 島根県 | 1,680円 |
| 岡山県 | 2,487円 |
| 広島県 | 2,185円 |
| 山口県 | 2,266円 |
| 徳島県 | 2,362円 |
| 香川県 | 1,982円 |
| 愛媛県 | 2,111円 |
| 高知県 | 2,169円 |
| 福岡県 | 2,606円 |
| 佐賀県 | 2,028円 |
| 長崎県 | 1,824円 |
| 熊本県 | 2,496円 |
| 大分県 | 2,318円 |
| 宮崎県 | 1,894円 |
| 鹿児島県 | 1,794円 |
| 沖縄県 | 1,589円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは神奈川県です。
次いで埼玉県、千葉県、福岡県、福島県が続きます。
淡いのは和歌山県、福井県、沖縄県でした。
47都道府県の平均は2,136円、中央値は2,152円です。
神奈川県の3,024円は平均を888円上回ります。
1位と47位の差は1,485円、倍率にすると1.96倍でした。
洗濯用洗剤への支出で並べ替えると山梨県が7,179で最も高く、開きは1.38倍になります。
主指標で1位の神奈川県は洗濯用洗剤への支出では43位、洗濯用洗剤への支出で1位の山梨県は主指標では37位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりのタオルへの支出(円) | 地方 | 洗濯用洗剤への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 神奈川県 | 3024 | 関東 | 5646 |
| 2 | 埼玉県 | 2810 | 関東 | 6360 |
| 3 | 千葉県 | 2619 | 関東 | 6224 |
| 4 | 福岡県 | 2606 | 九州 | 5812 |
| 5 | 福島県 | 2563 | 東北 | 5773 |
| 6 | 東京都 | 2533 | 関東 | 6066 |
| 7 | 愛知県 | 2515 | 中部 | 6195 |
| 8 | 熊本県 | 2496 | 九州 | 6263 |
| 9 | 岡山県 | 2487 | 中国 | 6496 |
| 10 | 山形県 | 2425 | 東北 | 6128 |
| 11 | 栃木県 | 2411 | 関東 | 6701 |
| 12 | 茨城県 | 2375 | 関東 | 5956 |
| 13 | 徳島県 | 2362 | 四国 | 6839 |
| 14 | 大分県 | 2318 | 九州 | 5752 |
| 15 | 新潟県 | 2280 | 中部 | 6850 |
| 16 | 山口県 | 2266 | 中国 | 6475 |
| 17 | 長野県 | 2256 | 中部 | 6398 |
| 18 | 静岡県 | 2210 | 中部 | 7161 |
| 19 | 京都府 | 2193 | 近畿 | 5937 |
| 20 | 滋賀県 | 2186 | 近畿 | 6825 |
| 21 | 広島県 | 2185 | 中国 | 6060 |
| 22 | 宮城県 | 2178 | 東北 | 5497 |
| 23 | 高知県 | 2169 | 四国 | 6559 |
| 24 | 岩手県 | 2152 | 東北 | 5687 |
| 25 | 愛媛県 | 2111 | 四国 | 7170 |
| 26 | 三重県 | 2061 | 近畿 | 6526 |
| 27 | 北海道 | 2034 | 北海道 | 5188 |
| 28 | 佐賀県 | 2028 | 九州 | 5712 |
| 29 | 群馬県 | 2014 | 関東 | 6168 |
| 30 | 大阪府 | 2005 | 近畿 | 6334 |
| 31 | 青森県 | 1985 | 東北 | 6143 |
| 32 | 香川県 | 1982 | 四国 | 6614 |
| 33 | 奈良県 | 1950 | 近畿 | 5918 |
| 34 | 岐阜県 | 1943 | 中部 | 6974 |
| 35 | 富山県 | 1912 | 中部 | 6607 |
| 36 | 宮崎県 | 1894 | 九州 | 5840 |
| 37 | 山梨県 | 1864 | 中部 | 7179 |
| 38 | 石川県 | 1846 | 中部 | 5932 |
| 39 | 長崎県 | 1824 | 九州 | 5578 |
| 40 | 秋田県 | 1810 | 東北 | 5850 |
| 41 | 鹿児島県 | 1794 | 九州 | 6773 |
| 42 | 鳥取県 | 1772 | 中国 | 5973 |
| 43 | 島根県 | 1680 | 中国 | 6285 |
| 44 | 兵庫県 | 1611 | 近畿 | 5610 |
| 45 | 沖縄県 | 1589 | 九州 | 6724 |
| 46 | 福井県 | 1547 | 中部 | 5959 |
| 47 | 和歌山県 | 1539 | 近畿 | 6425 |
このグラフについての豆知識
作る県と買う県
タオルへの支出は全国平均で年2,136円。
シーツやふきんは別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の神奈川県は3,024円、47位の和歌山県は1,539円。
差は1,485円、倍率にすると1.96倍です。
中央値は2,152円、平均は2,136円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では16円の差でした。
洗濯用洗剤への支出で並べ替えると開きは1.38倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりのタオルへの支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 福島県 2563 | 秋田県 1810 |
| 関東 | 神奈川県 3024 | 群馬県 2014 |
| 中部 | 愛知県 2515 | 福井県 1547 |
| 近畿 | 京都府 2193 | 和歌山県 1539 |
| 中国 | 岡山県 2487 | 島根県 1680 |
| 四国 | 徳島県 2362 | 香川県 1982 |
| 九州 | 福岡県 2606 | 沖縄県 1589 |
まとめ
1世帯が1年間にタオルへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い神奈川県で3,024円、最も低い和歌山県で1,539円でした。
その差は1,485円、倍率にすると1.96倍です。
47都道府県の中央値は2,152円、平均は2,136円でした。
全国の値は2,136円です。
洗濯用洗剤への支出で並べ替えると開きは1.38倍になり、主指標で1位の神奈川県はその見方では43位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、シーツやふきんは別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
洗濯用洗剤への支出では山梨県が7,179で最も高く、主指標で1位の神奈川県はこの見方では43位でした。
地方ごとの平均では関東7都県が2,541円で最も高く、近畿7府県が1,935円で最も低くなりました。
布団や洗濯用洗剤への支出とあわせて読んでみてください。
1位の神奈川県と2位の埼玉県の差は214円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: タオルへの支出。シーツやふきんは別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: タオルへの支出。
シーツやふきんは別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
