市販の胃腸薬に、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、胃腸薬の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は1,350円、中央値は1,387円。
最も支出額が多い埼玉県は2,074円で、最も少ない県の848円との差は1,226円です。
金額を比べると、約2.5倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
1,350円
1世帯当たりの胃腸薬への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 埼玉県
2,074円
最も少ない 福井県
848円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの胃腸薬への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 1,678円 |
| 青森県 | 1,703円 |
| 岩手県 | 1,388円 |
| 宮城県 | 1,444円 |
| 秋田県 | 1,516円 |
| 山形県 | 1,343円 |
| 福島県 | 1,389円 |
| 茨城県 | 1,017円 |
| 栃木県 | 1,529円 |
| 群馬県 | 1,241円 |
| 埼玉県 | 2,074円 |
| 千葉県 | 1,745円 |
| 東京都 | 1,415円 |
| 神奈川県 | 1,532円 |
| 新潟県 | 1,128円 |
| 富山県 | 1,542円 |
| 石川県 | 1,016円 |
| 福井県 | 848円 |
| 山梨県 | 1,072円 |
| 長野県 | 1,474円 |
| 岐阜県 | 1,297円 |
| 静岡県 | 1,279円 |
| 愛知県 | 1,724円 |
| 三重県 | 1,277円 |
| 滋賀県 | 1,457円 |
| 京都府 | 1,476円 |
| 大阪府 | 1,447円 |
| 兵庫県 | 1,575円 |
| 奈良県 | 1,740円 |
| 和歌山県 | 1,524円 |
| 鳥取県 | 1,068円 |
| 島根県 | 1,185円 |
| 岡山県 | 1,179円 |
| 広島県 | 1,132円 |
| 山口県 | 1,136円 |
| 徳島県 | 1,093円 |
| 香川県 | 1,412円 |
| 愛媛県 | 944円 |
| 高知県 | 1,242円 |
| 福岡県 | 1,330円 |
| 佐賀県 | 1,484円 |
| 長崎県 | 1,387円 |
| 熊本県 | 1,449円 |
| 大分県 | 1,163円 |
| 宮崎県 | 1,271円 |
| 鹿児島県 | 1,210円 |
| 沖縄県 | 893円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは埼玉県です。
次いで千葉県、奈良県、愛知県、青森県が続きます。
淡いのは福井県、沖縄県、愛媛県でした。
47都道府県の平均は1,350円、中央値は1,387円です。
埼玉県の2,074円は平均を724円上回ります。
1位と47位の差は1,226円、倍率にすると2.45倍でした。
感冒薬への支出で並べ替えると富山県が3,227で最も高く、開きは1.91倍になります。
主指標で1位の埼玉県は感冒薬への支出では8位、感冒薬への支出で1位の富山県は主指標では8位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの胃腸薬への支出(円) | 地方 | 感冒薬への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 埼玉県 | 2074 | 関東 | 2735 |
| 2 | 千葉県 | 1745 | 関東 | 2531 |
| 3 | 奈良県 | 1740 | 近畿 | 2128 |
| 4 | 愛知県 | 1724 | 中部 | 2589 |
| 5 | 青森県 | 1703 | 東北 | 2515 |
| 6 | 北海道 | 1678 | 北海道 | 2559 |
| 7 | 兵庫県 | 1575 | 近畿 | 1722 |
| 8 | 富山県 | 1542 | 中部 | 3227 |
| 9 | 神奈川県 | 1532 | 関東 | 2315 |
| 10 | 栃木県 | 1529 | 関東 | 2249 |
| 11 | 和歌山県 | 1524 | 近畿 | 1690 |
| 12 | 秋田県 | 1516 | 東北 | 2137 |
| 13 | 佐賀県 | 1484 | 九州 | 1905 |
| 14 | 京都府 | 1476 | 近畿 | 2185 |
| 15 | 長野県 | 1474 | 中部 | 2859 |
| 16 | 滋賀県 | 1457 | 近畿 | 2237 |
| 17 | 熊本県 | 1449 | 九州 | 1895 |
| 18 | 大阪府 | 1447 | 近畿 | 2386 |
| 19 | 宮城県 | 1444 | 東北 | 2784 |
| 20 | 東京都 | 1415 | 関東 | 2468 |
| 21 | 香川県 | 1412 | 四国 | 2505 |
| 22 | 福島県 | 1389 | 東北 | 3134 |
| 23 | 岩手県 | 1388 | 東北 | 2632 |
| 24 | 長崎県 | 1387 | 九州 | 1804 |
| 25 | 山形県 | 1343 | 東北 | 3162 |
| 26 | 福岡県 | 1330 | 九州 | 2144 |
| 27 | 岐阜県 | 1297 | 中部 | 2190 |
| 28 | 静岡県 | 1279 | 中部 | 2058 |
| 29 | 三重県 | 1277 | 近畿 | 1996 |
| 30 | 宮崎県 | 1271 | 九州 | 2301 |
| 31 | 高知県 | 1242 | 四国 | 2616 |
| 32 | 群馬県 | 1241 | 関東 | 1896 |
| 33 | 鹿児島県 | 1210 | 九州 | 2265 |
| 34 | 島根県 | 1185 | 中国 | 2701 |
| 35 | 岡山県 | 1179 | 中国 | 2543 |
| 36 | 大分県 | 1163 | 九州 | 2166 |
| 37 | 山口県 | 1136 | 中国 | 2013 |
| 38 | 広島県 | 1132 | 中国 | 1978 |
| 39 | 新潟県 | 1128 | 中部 | 2846 |
| 40 | 徳島県 | 1093 | 四国 | 2054 |
| 41 | 山梨県 | 1072 | 中部 | 2506 |
| 42 | 鳥取県 | 1068 | 中国 | 2097 |
| 43 | 茨城県 | 1017 | 関東 | 2430 |
| 44 | 石川県 | 1016 | 中部 | 2528 |
| 45 | 愛媛県 | 944 | 四国 | 2198 |
| 46 | 沖縄県 | 893 | 九州 | 3043 |
| 47 | 福井県 | 848 | 中部 | 2001 |
胃腸薬に使う金額が多い上位5県
胃腸薬に使う金額が多い上位5県です。
埼玉県は2,074円、千葉県は1,745円、奈良県は1,740円でした。
1位と2位の差は329円です。
4位は愛知県で1,724円、5位は青森県で1,703円。
上位5はいずれも47都道府県の平均1,350円を上回りました。
1位の埼玉県は平均を724円上回りました。
中央値の1,387円と比べると687円高く、平均に対する比では1.54倍にあたります。
6位以下は北海道で1,678円、兵庫県で1,575円、富山県で1,542円と続きました。
2位と3位の差は5円、3位と4位の差は16円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は161円でした。
1位から5位までの幅は371円、1位から8位までの幅は532円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
埼玉県は感冒薬への支出でも8位に入っています。
全国の値は1,350円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は埼玉県の2,074円。
2位の千葉県1,745円に1.2倍の差をつけました。
かぜ薬への支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
感冒薬への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は富山県の3,227、2位は山形県の3,162、3位は福島県の3,134。
4位以下は沖縄県、長野県と続きます。
逆に下位は兵庫県が1,722、和歌山県が1,690。
富山県と和歌山県では1.91倍の開きです。
かぜ薬の1位は置き薬の伝統がある富山県でしたが、胃腸薬の1位は埼玉県でした。
富山県は上位5にも入っていません。
同じ市販薬でも、顔ぶれは重なりませんでした。
胃腸薬の差は2.5倍で、かぜ薬の1.9倍より大きめです。
かぜは全国どこでも同じようにひきますが、胃腸への負担は食生活や飲酒、通勤の疲れなど暮らしの影響を受けやすいのかもしれません。
上位の埼玉・千葉は、通勤時間の長さで知られる県でもあります。
これは確かめられた関係ではなく、あくまで読み筋のひとつです。
地方ごとに県の平均を出すと、北海道が1,678円で最も高く、中国5県が1,140円で最も低くなります。
関東7都県1,508円と近畿7府県1,499円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
胃腸薬に使う金額が少ない下位5県
胃腸薬に使う金額が少ない下位5県です。
47位の福井県は848円、46位の沖縄県は893円、45位の愛媛県は944円でした。
1位の埼玉県とは1,226円の差があります。
44位は石川県で1,016円、43位は茨城県で1,017円、42位は鳥取県で1,068円と続きます。
最も少ない県は848円。
上位の県とは2.5倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は1,387円、平均は1,350円です。
47位の福井県は平均を502円下回りました。
47位の福井県は1位の埼玉県の40.9パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.45倍の開きです。
46位との差は45円、45位との差は96円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも220円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均1,350円を下回りました。
47位から43位までの幅は169円です。
福井県は感冒薬への支出では中位位です。
全国の値は1,350円なので、47位はこれを502円下回っています。
地方別に見る
胃腸薬への支出は、北海道と関東で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、北海道が1,678円で最も高くなります。
次いで関東7都県が1,508円、近畿7府県が1,499円、東北6県が1,464円と続きました。
低いほうは九州・沖縄8県が1,273円、中部9県が1,264円、四国4県が1,173円、中国5県が1,140円でした。
最も高い北海道と最も低い中国5県の差は538円です。
感冒薬への支出で見ると東北6県が最も高く、近畿7府県が最も低くなりました。
このグラフについての豆知識
かぜ薬とは違う地図
胃腸薬への支出は全国平均で年1,350円。
市販薬だけの数字です。
病院で処方される薬は別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の埼玉県は2,074円、47位の福井県は848円。
差は1,226円、倍率にすると2.45倍です。
中央値は1,387円、平均は1,350円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では37円の差でした。
感冒薬への支出で並べ替えると開きは1.91倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの胃腸薬への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 青森県 1703 | 山形県 1343 |
| 関東 | 埼玉県 2074 | 茨城県 1017 |
| 中部 | 愛知県 1724 | 福井県 848 |
| 近畿 | 奈良県 1740 | 三重県 1277 |
| 中国 | 島根県 1185 | 鳥取県 1068 |
| 四国 | 香川県 1412 | 愛媛県 944 |
| 九州 | 佐賀県 1484 | 沖縄県 893 |
まとめ
1世帯が1年間に胃腸薬へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い埼玉県で2,074円、最も低い福井県で848円でした。
その差は1,226円、倍率にすると2.45倍です。
47都道府県の中央値は1,387円、平均は1,350円でした。
全国の値は1,350円です。
感冒薬への支出で並べ替えると開きは1.91倍になり、主指標で1位の埼玉県はその見方では8位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、処方薬は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
感冒薬への支出では富山県が3,227で最も高く、主指標で1位の埼玉県はこの見方では8位でした。
地方ごとの平均では北海道が1,678円で最も高く、中国5県が1,140円で最も低くなりました。
かぜ薬や飲酒代への支出とあわせて読んでみてください。
1位の埼玉県と2位の千葉県の差は329円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 市販の胃腸薬への支出。病院で処方される薬は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 市販の胃腸薬への支出。
病院で処方される薬は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
