柿を買うのに、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、柿の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は973円、中央値は912円。
最も支出額が多い奈良県は1,914円で、最も少ない県の432円との差は1,482円です。
金額を比べると、約4.4倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
973円
1世帯当たりの柿への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 奈良県
1,914円
最も少ない 群馬県
432円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの柿への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 1,502円 |
| 青森県 | 812円 |
| 岩手県 | 1,057円 |
| 宮城県 | 912円 |
| 秋田県 | 1,068円 |
| 山形県 | 972円 |
| 福島県 | 822円 |
| 茨城県 | 938円 |
| 栃木県 | 912円 |
| 群馬県 | 432円 |
| 埼玉県 | 848円 |
| 千葉県 | 1,308円 |
| 東京都 | 1,253円 |
| 神奈川県 | 1,177円 |
| 新潟県 | 613円 |
| 富山県 | 789円 |
| 石川県 | 643円 |
| 福井県 | 874円 |
| 山梨県 | 622円 |
| 長野県 | 650円 |
| 岐阜県 | 1,739円 |
| 静岡県 | 841円 |
| 愛知県 | 1,078円 |
| 三重県 | 753円 |
| 滋賀県 | 982円 |
| 京都府 | 1,486円 |
| 大阪府 | 1,139円 |
| 兵庫県 | 1,263円 |
| 奈良県 | 1,914円 |
| 和歌山県 | 1,214円 |
| 鳥取県 | 1,003円 |
| 島根県 | 1,099円 |
| 岡山県 | 576円 |
| 広島県 | 781円 |
| 山口県 | 624円 |
| 徳島県 | 714円 |
| 香川県 | 1,112円 |
| 愛媛県 | 813円 |
| 高知県 | 731円 |
| 福岡県 | 1,069円 |
| 佐賀県 | 755円 |
| 長崎県 | 1,159円 |
| 熊本県 | 884円 |
| 大分県 | 643円 |
| 宮崎県 | 1,085円 |
| 鹿児島県 | 1,182円 |
| 沖縄県 | 876円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは奈良県です。
次いで岐阜県、北海道、京都府、千葉県が続きます。
淡いのは群馬県、岡山県、新潟県でした。
47都道府県の平均は973円、中央値は912円です。
奈良県の1,914円は平均を941円上回ります。
1位と47位の差は1,482円、倍率にすると4.43倍でした。
梨への支出で並べ替えると鳥取県が7,465で最も高く、開きは11.23倍になります。
主指標で1位の奈良県は梨への支出では19位、梨への支出で1位の鳥取県は主指標では20位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの柿への支出(円) | 地方 | 梨への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 奈良県 | 1914 | 近畿 | 1896 |
| 2 | 岐阜県 | 1739 | 中部 | 1427 |
| 3 | 北海道 | 1502 | 北海道 | 881 |
| 4 | 京都府 | 1486 | 近畿 | 1627 |
| 5 | 千葉県 | 1308 | 関東 | 3610 |
| 6 | 兵庫県 | 1263 | 近畿 | 1666 |
| 7 | 東京都 | 1253 | 関東 | 1944 |
| 8 | 和歌山県 | 1214 | 近畿 | 1348 |
| 9 | 鹿児島県 | 1182 | 九州 | 1320 |
| 10 | 神奈川県 | 1177 | 関東 | 1554 |
| 11 | 長崎県 | 1159 | 九州 | 1607 |
| 12 | 大阪府 | 1139 | 近畿 | 1499 |
| 13 | 香川県 | 1112 | 四国 | 1977 |
| 14 | 島根県 | 1099 | 中国 | 3852 |
| 15 | 宮崎県 | 1085 | 九州 | 1553 |
| 16 | 愛知県 | 1078 | 中部 | 1699 |
| 17 | 福岡県 | 1069 | 九州 | 1479 |
| 18 | 秋田県 | 1068 | 東北 | 1953 |
| 19 | 岩手県 | 1057 | 東北 | 1064 |
| 20 | 鳥取県 | 1003 | 中国 | 7465 |
| 21 | 滋賀県 | 982 | 近畿 | 1329 |
| 22 | 山形県 | 972 | 東北 | 3176 |
| 23 | 茨城県 | 938 | 関東 | 2560 |
| 24 | 宮城県 | 912 | 東北 | 1714 |
| 24 | 栃木県 | 912 | 関東 | 3379 |
| 26 | 熊本県 | 884 | 九州 | 1769 |
| 27 | 沖縄県 | 876 | 九州 | 859 |
| 28 | 福井県 | 874 | 中部 | 2123 |
| 29 | 埼玉県 | 848 | 関東 | 1576 |
| 30 | 静岡県 | 841 | 中部 | 996 |
| 31 | 福島県 | 822 | 東北 | 2168 |
| 32 | 愛媛県 | 813 | 四国 | 1303 |
| 33 | 青森県 | 812 | 東北 | 665 |
| 34 | 富山県 | 789 | 中部 | 4322 |
| 35 | 広島県 | 781 | 中国 | 1179 |
| 36 | 佐賀県 | 755 | 九州 | 1828 |
| 37 | 三重県 | 753 | 近畿 | 2889 |
| 38 | 高知県 | 731 | 四国 | 2462 |
| 39 | 徳島県 | 714 | 四国 | 1808 |
| 40 | 長野県 | 650 | 中部 | 1166 |
| 41 | 石川県 | 643 | 中部 | 2339 |
| 41 | 大分県 | 643 | 九州 | 1539 |
| 43 | 山口県 | 624 | 中国 | 2530 |
| 44 | 山梨県 | 622 | 中部 | 839 |
| 45 | 新潟県 | 613 | 中部 | 3715 |
| 46 | 岡山県 | 576 | 中国 | 1233 |
| 47 | 群馬県 | 432 | 関東 | 2674 |
柿に使う金額が多い上位5県
柿に使う金額が多い上位5県です。
奈良県は1,914円、岐阜県は1,739円、北海道は1,502円でした。
1位と2位の差は175円です。
4位は京都府で1,486円、5位は千葉県で1,308円。
上位5はいずれも47都道府県の平均973円を上回りました。
1位の奈良県は平均を941円上回りました。
中央値の912円と比べると1,002円高く、平均に対する比では1.97倍にあたります。
6位以下は兵庫県で1,263円、東京都で1,253円、和歌山県で1,214円と続きました。
2位と3位の差は237円、3位と4位の差は16円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は94円でした。
1位から5位までの幅は606円、1位から8位までの幅は700円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
奈良県は梨への支出でも19位に入っています。
全国の値は973円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は奈良県の1,914円。
2位の岐阜県1,739円とは1.1倍の差でした。
梨への支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
梨への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は鳥取県の7,465、2位は富山県の4,322、3位は島根県の3,852。
4位以下は新潟県、千葉県と続きます。
逆に下位は山梨県が839、青森県が665。
鳥取県と青森県では11.23倍の開きです。
1位の奈良県は柿の産地として知られ、地方別でも近畿1,250円が2番目に入りました。
ただし目を引くのは3位の北海道です。
1,502円で、地方平均としては全国1位でした。
北海道は気候の関係で柿がほとんど育ちません。
とれない土地なのに、買う金額は上位に入っています。
産地では庭の木からもらったり、直売所で安く手に入ったりして、家計調査に出てこない形で消費されることがあります。
一方で産地から遠い土地では、店で買うしかありません。
「たくさん食べる県」と「たくさん買う県」は、必ずしも同じではないようです。
地方ごとに県の平均を出すと、北海道が1,502円で最も高く、中国5県が817円で最も低くなります。
近畿7府県1,250円と関東7都県981円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
柿に使う金額が少ない下位5県
柿に使う金額が少ない下位5県です。
47位の群馬県は432円、46位の岡山県は576円、45位の新潟県は613円でした。
1位の奈良県とは1,482円の差があります。
44位は山梨県で622円、43位は山口県で624円、42位は大分県で643円と続きます。
最も少ない県は432円。
上位の県とは4.4倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は912円、平均は973円です。
47位の群馬県は平均を541円下回りました。
47位の群馬県は1位の奈良県の22.6パーセントにあたる水準で、倍率にすると4.43倍の開きです。
46位との差は144円、45位との差は181円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも211円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均973円を下回りました。
47位から43位までの幅は192円です。
群馬県は梨への支出では中位位です。
全国の値は973円なので、47位はこれを541円下回っています。
地方別に見る
柿への支出は、北海道と近畿で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、北海道が1,502円で最も高くなります。
次いで近畿7府県が1,250円、関東7都県が981円、九州・沖縄8県が957円と続きました。
低いほうは東北6県が941円、中部9県が872円、四国4県が843円、中国5県が817円でした。
最も高い北海道と最も低い中国5県の差は685円です。
梨への支出で見ると中国5県が最も高く、北海道が最も低くなりました。
このグラフについての豆知識
買う県ととれる県
柿への支出は全国平均で年973円。
梨の2,033円の半分ほどです。
干し柿は別の項目に入るため、この数字には含まれていません。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の奈良県は1,914円、47位の群馬県は432円。
差は1,482円、倍率にすると4.43倍です。
中央値は912円、平均は973円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では61円の差でした。
梨への支出で並べ替えると開きは11.23倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの柿への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 秋田県 1068 | 青森県 812 |
| 関東 | 千葉県 1308 | 群馬県 432 |
| 中部 | 岐阜県 1739 | 新潟県 613 |
| 近畿 | 奈良県 1914 | 三重県 753 |
| 中国 | 島根県 1099 | 岡山県 576 |
| 四国 | 香川県 1112 | 徳島県 714 |
| 九州 | 鹿児島県 1182 | 大分県 643 |
まとめ
1世帯が1年間に柿へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い奈良県で1,914円、最も低い群馬県で432円でした。
その差は1,482円、倍率にすると4.43倍です。
47都道府県の中央値は912円、平均は973円でした。
全国の値は973円です。
梨への支出で並べ替えると開きは11.23倍になり、主指標で1位の奈良県はその見方では19位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、干し柿は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
梨への支出では鳥取県が7,465で最も高く、主指標で1位の奈良県はこの見方では19位でした。
地方ごとの平均では北海道が1,502円で最も高く、中国5県が817円で最も低くなりました。
梨やみかんへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の奈良県と2位の岐阜県の差は175円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 生鮮の柿への支出。干し柿は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 生鮮の柿への支出。
干し柿は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
