えびを買うのに、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、えびの購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は2,945円、中央値は3,021円。
最も支出額が多い和歌山県は3,928円で、最も少ない県の1,694円との差は2,234円です。
金額を比べると、約2.3倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
2,945円
1世帯当たりのえびへの支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 和歌山県
3,928円
最も少ない 沖縄県
1,694円
えびに使う金額が多い上位5府県
えびに使う金額が多い上位5府県です。
和歌山県は3,928円、大阪府は3,761円、富山県は3,566円でした。
1位と2位の差は167円です。
4位は兵庫県で3,560円、5位は熊本県で3,421円。
上位5はいずれも47都道府県の平均2,945円を上回りました。
1位の和歌山県は平均を983円上回りました。
中央値の3,021円と比べると907円高く、平均に対する比では1.33倍にあたります。
6位以下は三重県で3,387円、福岡県で3,353円、奈良県で3,335円と続きました。
2位と3位の差は195円、3位と4位の差は6円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は86円でした。
1位から5位までの幅は507円、1位から8位までの幅は593円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
和歌山県はたこへの支出でも8位に入っています。
全国の値は2,945円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は和歌山県の3,928円。
2位の大阪府3,761円とは1.04倍の差しかありません。
たこへの支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
たこへの支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は兵庫県の1,532、2位は大阪府の1,453、3位は奈良県の1,416。
4位以下は東京都、埼玉県と続きます。
逆に下位は宮崎県が703、沖縄県が458。
兵庫県と沖縄県では3.34倍の開きです。
えびは今回くらべた魚介のなかで、県による差が最も小さい食材でした。
倍率は2.3倍。
かつおの10.1倍やかれいの18.0倍とくらべると、地域色はうすいといえます。
地方別で見ても近畿3,429円から関東2,563円まで、開きは1.3倍ほど。
えびは全国どこでも食べられている食材だとわかります。
たこへの支出と並べると、えび1位の和歌山県はたこでも8位。
近畿はどちらの支出も上位に入りました。
地方ごとに県の平均を出すと、近畿7府県が3,429円で最も高く、関東7都県が2,563円で最も低くなります。
中国5県3,078円と四国4県3,017円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
えびに使う金額が少ない下位5県
えびに使う金額が少ない下位5県です。
47位の沖縄県は1,694円、46位の群馬県は1,828円、45位の茨城県は2,000円でした。
1位の和歌山県とは2,234円の差があります。
44位は福島県で2,211円、43位は福井県で2,285円、42位は栃木県で2,335円と続きます。
最も少ない県は1,694円。
上位の県との開きは2.3倍にとどまりました。
47都道府県の中央値は3,021円、平均は2,945円です。
47位の沖縄県は平均を1,251円下回りました。
47位の沖縄県は1位の和歌山県の43.1パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.32倍の開きです。
46位との差は134円、45位との差は306円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも641円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均2,945円を下回りました。
47位から43位までの幅は591円です。
沖縄県はたこへの支出では47位です。
全国の値は2,945円なので、47位はこれを1,251円下回っています。
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりのえびへの支出 |
|---|---|
| 北海道 | 2,776円 |
| 青森県 | 2,955円 |
| 岩手県 | 2,542円 |
| 宮城県 | 2,613円 |
| 秋田県 | 3,133円 |
| 山形県 | 2,646円 |
| 福島県 | 2,211円 |
| 茨城県 | 2,000円 |
| 栃木県 | 2,335円 |
| 群馬県 | 1,828円 |
| 埼玉県 | 2,665円 |
| 千葉県 | 3,159円 |
| 東京都 | 2,958円 |
| 神奈川県 | 2,995円 |
| 新潟県 | 2,880円 |
| 富山県 | 3,566円 |
| 石川県 | 2,861円 |
| 福井県 | 2,285円 |
| 山梨県 | 2,510円 |
| 長野県 | 2,919円 |
| 岐阜県 | 3,301円 |
| 静岡県 | 3,194円 |
| 愛知県 | 3,215円 |
| 三重県 | 3,387円 |
| 滋賀県 | 2,744円 |
| 京都府 | 3,287円 |
| 大阪府 | 3,761円 |
| 兵庫県 | 3,560円 |
| 奈良県 | 3,335円 |
| 和歌山県 | 3,928円 |
| 鳥取県 | 3,152円 |
| 島根県 | 2,870円 |
| 岡山県 | 3,021円 |
| 広島県 | 3,282円 |
| 山口県 | 3,066円 |
| 徳島県 | 2,693円 |
| 香川県 | 3,105円 |
| 愛媛県 | 3,244円 |
| 高知県 | 3,027円 |
| 福岡県 | 3,353円 |
| 佐賀県 | 2,556円 |
| 長崎県 | 3,297円 |
| 熊本県 | 3,421円 |
| 大分県 | 3,236円 |
| 宮崎県 | 2,684円 |
| 鹿児島県 | 3,150円 |
| 沖縄県 | 1,694円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは和歌山県です。
次いで大阪府、富山県、兵庫県、熊本県が続きます。
淡いのは沖縄県、群馬県、茨城県でした。
47都道府県の平均は2,945円、中央値は3,021円です。
和歌山県の3,928円は平均を983円上回ります。
1位と47位の差は2,234円、倍率にすると2.32倍でした。
たこへの支出で並べ替えると兵庫県が1,532で最も高く、開きは3.34倍になります。
主指標で1位の和歌山県はたこへの支出では8位、たこへの支出で1位の兵庫県は主指標では4位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりのえびへの支出(円) | 地方 | たこへの支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 和歌山県 | 3928 | 近畿 | 1271 |
| 2 | 大阪府 | 3761 | 近畿 | 1453 |
| 3 | 富山県 | 3566 | 中部 | 1097 |
| 4 | 兵庫県 | 3560 | 近畿 | 1532 |
| 5 | 熊本県 | 3421 | 九州 | 982 |
| 6 | 三重県 | 3387 | 近畿 | 1283 |
| 7 | 福岡県 | 3353 | 九州 | 879 |
| 8 | 奈良県 | 3335 | 近畿 | 1416 |
| 9 | 岐阜県 | 3301 | 中部 | 1217 |
| 10 | 長崎県 | 3297 | 九州 | 886 |
| 11 | 京都府 | 3287 | 近畿 | 1283 |
| 12 | 広島県 | 3282 | 中国 | 1253 |
| 13 | 愛媛県 | 3244 | 四国 | 906 |
| 14 | 大分県 | 3236 | 九州 | 735 |
| 15 | 愛知県 | 3215 | 中部 | 1032 |
| 16 | 静岡県 | 3194 | 中部 | 885 |
| 17 | 千葉県 | 3159 | 関東 | 1019 |
| 18 | 鳥取県 | 3152 | 中国 | 758 |
| 19 | 鹿児島県 | 3150 | 九州 | 883 |
| 20 | 秋田県 | 3133 | 東北 | 821 |
| 21 | 香川県 | 3105 | 四国 | 1163 |
| 22 | 山口県 | 3066 | 中国 | 946 |
| 23 | 高知県 | 3027 | 四国 | 1207 |
| 24 | 岡山県 | 3021 | 中国 | 999 |
| 25 | 神奈川県 | 2995 | 関東 | 1199 |
| 26 | 東京都 | 2958 | 関東 | 1351 |
| 27 | 青森県 | 2955 | 東北 | 1037 |
| 28 | 長野県 | 2919 | 中部 | 1047 |
| 29 | 新潟県 | 2880 | 中部 | 881 |
| 30 | 島根県 | 2870 | 中国 | 919 |
| 31 | 石川県 | 2861 | 中部 | 1169 |
| 32 | 北海道 | 2776 | 北海道 | 1195 |
| 33 | 滋賀県 | 2744 | 近畿 | 1042 |
| 34 | 徳島県 | 2693 | 四国 | 1011 |
| 35 | 宮崎県 | 2684 | 九州 | 703 |
| 36 | 埼玉県 | 2665 | 関東 | 1286 |
| 37 | 山形県 | 2646 | 東北 | 1056 |
| 38 | 宮城県 | 2613 | 東北 | 1017 |
| 39 | 佐賀県 | 2556 | 九州 | 710 |
| 40 | 岩手県 | 2542 | 東北 | 954 |
| 41 | 山梨県 | 2510 | 中部 | 757 |
| 42 | 栃木県 | 2335 | 関東 | 929 |
| 43 | 福井県 | 2285 | 中部 | 1102 |
| 44 | 福島県 | 2211 | 東北 | 983 |
| 45 | 茨城県 | 2000 | 関東 | 937 |
| 46 | 群馬県 | 1828 | 関東 | 902 |
| 47 | 沖縄県 | 1694 | 九州 | 458 |
このグラフについての豆知識
全国共通の魚介
えびへの支出は全国平均で年2,945円。
中央値の3,021円とほぼ同じで、極端に多い県も少ない県も少ないことを示しています。
えびの多くは輸入されており、産地の近さが支出に出にくい食材でもあります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の和歌山県は3,928円、47位の沖縄県は1,694円。
差は2,234円、倍率にすると2.32倍です。
中央値は3,021円、平均は2,945円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では76円の差でした。
たこへの支出で並べ替えると開きは3.34倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりのえびへの支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 秋田県 3133 | 福島県 2211 |
| 関東 | 千葉県 3159 | 群馬県 1828 |
| 中部 | 富山県 3566 | 福井県 2285 |
| 近畿 | 和歌山県 3928 | 滋賀県 2744 |
| 中国 | 広島県 3282 | 島根県 2870 |
| 四国 | 愛媛県 3244 | 徳島県 2693 |
| 九州 | 熊本県 3421 | 沖縄県 1694 |
まとめ
1世帯が1年間にえびへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い和歌山県で3,928円、最も低い沖縄県で1,694円でした。
その差は2,234円、倍率にすると2.32倍です。
47都道府県の中央値は3,021円、平均は2,945円でした。
全国の値は2,945円です。
たこへの支出で並べ替えると開きは3.34倍になり、主指標で1位の和歌山県はその見方では8位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、加工品は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
たこへの支出では兵庫県が1,532で最も高く、主指標で1位の和歌山県はこの見方では8位でした。
地方ごとの平均では近畿7府県が3,429円で最も高く、関東7都県が2,563円で最も低くなりました。
たこやかにへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の和歌山県と2位の大阪府の差は167円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 生鮮のえびへの支出。加工品は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 生鮮のえびへの支出。
加工品は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
