かれいを買うのに、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、かれいの購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は931円、中央値は888円。
最も支出額が多い鳥取県は2,685円で、最も少ない県の149円との差は2,536円です。
金額を比べると、約18倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
931円
1世帯当たりのかれいへの支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 鳥取県
2,685円
最も少ない 沖縄県
149円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりのかれいへの支出 |
|---|---|
| 北海道 | 1,257円 |
| 青森県 | 1,704円 |
| 岩手県 | 888円 |
| 宮城県 | 864円 |
| 秋田県 | 1,990円 |
| 山形県 | 741円 |
| 福島県 | 715円 |
| 茨城県 | 893円 |
| 栃木県 | 550円 |
| 群馬県 | 548円 |
| 埼玉県 | 528円 |
| 千葉県 | 672円 |
| 東京都 | 693円 |
| 神奈川県 | 691円 |
| 新潟県 | 1,290円 |
| 富山県 | 1,025円 |
| 石川県 | 1,284円 |
| 福井県 | 1,401円 |
| 山梨県 | 542円 |
| 長野県 | 1,005円 |
| 岐阜県 | 723円 |
| 静岡県 | 462円 |
| 愛知県 | 582円 |
| 三重県 | 529円 |
| 滋賀県 | 1,443円 |
| 京都府 | 1,517円 |
| 大阪府 | 1,167円 |
| 兵庫県 | 1,067円 |
| 奈良県 | 1,500円 |
| 和歌山県 | 695円 |
| 鳥取県 | 2,685円 |
| 島根県 | 1,589円 |
| 岡山県 | 944円 |
| 広島県 | 988円 |
| 山口県 | 1,187円 |
| 徳島県 | 477円 |
| 香川県 | 982円 |
| 愛媛県 | 516円 |
| 高知県 | 269円 |
| 福岡県 | 977円 |
| 佐賀県 | 1,240円 |
| 長崎県 | 489円 |
| 熊本県 | 596円 |
| 大分県 | 939円 |
| 宮崎県 | 571円 |
| 鹿児島県 | 212円 |
| 沖縄県 | 149円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは鳥取県です。
次いで秋田県、青森県、島根県、京都府が続きます。
淡いのは沖縄県、鹿児島県、高知県でした。
47都道府県の平均は931円、中央値は888円です。
鳥取県の2,685円は平均を1,754円上回ります。
1位と47位の差は2,536円、倍率にすると18.02倍でした。
さばへの支出で並べ替えると鹿児島県が1,531で最も高く、開きは4.15倍になります。
主指標で1位の鳥取県はさばへの支出では9位、さばへの支出で1位の鹿児島県は主指標では46位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりのかれいへの支出(円) | 地方 | さばへの支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 鳥取県 | 2685 | 中国 | 1064 |
| 2 | 秋田県 | 1990 | 東北 | 786 |
| 3 | 青森県 | 1704 | 東北 | 567 |
| 4 | 島根県 | 1589 | 中国 | 1366 |
| 5 | 京都府 | 1517 | 近畿 | 1294 |
| 6 | 奈良県 | 1500 | 近畿 | 971 |
| 7 | 滋賀県 | 1443 | 近畿 | 967 |
| 8 | 福井県 | 1401 | 中部 | 817 |
| 9 | 新潟県 | 1290 | 中部 | 535 |
| 10 | 石川県 | 1284 | 中部 | 1018 |
| 11 | 北海道 | 1257 | 北海道 | 726 |
| 12 | 佐賀県 | 1240 | 九州 | 828 |
| 13 | 山口県 | 1187 | 中国 | 1036 |
| 14 | 大阪府 | 1167 | 近畿 | 704 |
| 15 | 兵庫県 | 1067 | 近畿 | 880 |
| 16 | 富山県 | 1025 | 中部 | 1095 |
| 17 | 長野県 | 1005 | 中部 | 845 |
| 18 | 広島県 | 988 | 中国 | 723 |
| 19 | 香川県 | 982 | 四国 | 989 |
| 20 | 福岡県 | 977 | 九州 | 1159 |
| 21 | 岡山県 | 944 | 中国 | 912 |
| 22 | 大分県 | 939 | 九州 | 999 |
| 23 | 茨城県 | 893 | 関東 | 652 |
| 24 | 岩手県 | 888 | 東北 | 556 |
| 25 | 宮城県 | 864 | 東北 | 537 |
| 26 | 山形県 | 741 | 東北 | 369 |
| 27 | 岐阜県 | 723 | 中部 | 950 |
| 28 | 福島県 | 715 | 東北 | 462 |
| 29 | 和歌山県 | 695 | 近畿 | 1160 |
| 30 | 東京都 | 693 | 関東 | 703 |
| 31 | 神奈川県 | 691 | 関東 | 655 |
| 32 | 千葉県 | 672 | 関東 | 843 |
| 33 | 熊本県 | 596 | 九州 | 917 |
| 34 | 愛知県 | 582 | 中部 | 864 |
| 35 | 宮崎県 | 571 | 九州 | 1319 |
| 36 | 栃木県 | 550 | 関東 | 654 |
| 37 | 群馬県 | 548 | 関東 | 693 |
| 38 | 山梨県 | 542 | 中部 | 787 |
| 39 | 三重県 | 529 | 近畿 | 837 |
| 40 | 埼玉県 | 528 | 関東 | 863 |
| 41 | 愛媛県 | 516 | 四国 | 805 |
| 42 | 長崎県 | 489 | 九州 | 1011 |
| 43 | 徳島県 | 477 | 四国 | 663 |
| 44 | 静岡県 | 462 | 中部 | 793 |
| 45 | 高知県 | 269 | 四国 | 1130 |
| 46 | 鹿児島県 | 212 | 九州 | 1531 |
| 47 | 沖縄県 | 149 | 九州 | 846 |
かれいに使う金額が多い上位5県
かれいに使う金額が多い上位5県です。
鳥取県は2,685円、秋田県は1,990円、青森県は1,704円でした。
1位と2位の差は695円です。
4位は島根県で1,589円、5位は京都府で1,517円。
上位5はいずれも47都道府県の平均931円を上回りました。
1位の鳥取県は平均を1,754円上回りました。
中央値の888円と比べると1,797円高く、平均に対する比では2.88倍にあたります。
6位以下は奈良県で1,500円、滋賀県で1,443円、福井県で1,401円と続きました。
2位と3位の差は286円、3位と4位の差は115円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は116円でした。
1位から5位までの幅は1,168円、1位から8位までの幅は1,284円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
鳥取県はさばへの支出でも9位に入っています。
全国の値は931円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は鳥取県の2,685円。
2位の秋田県1,990円、3位の青森県1,704円と続きます。
さばへの支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
さばへの支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は鹿児島県の1,531、2位は島根県の1,366、3位は宮崎県の1,319。
4位以下は京都府、和歌山県と続きます。
逆に下位は福島県が462、山形県が369。
鹿児島県と山形県では4.15倍の開きです。
かれいの上位は、鳥取県・秋田県・青森県・島根県と日本海側に集まりました。
地方別に見ても中国1,479円、北海道1,257円、東北1,150円の順で、日本海と北の海に面した地域が上位です。
逆に四国は561円、九州は647円と少なめでした。
同じ魚でもさばを見ると九州1,076円が1位で、順位はほぼ反転します。
さば1位の鹿児島県は、かれいでは46位でした。
とれる海がちがえば、食卓に上がる魚もちがう。
そのことがはっきり出た結果です。
地方ごとに県の平均を出すと、中国5県が1,479円で最も高く、四国4県が561円で最も低くなります。
北海道1,257円と東北6県1,150円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
かれいに使う金額が少ない下位5県
かれいに使う金額が少ない下位5県です。
47位の沖縄県は149円、46位の鹿児島県は212円、45位の高知県は269円でした。
1位の鳥取県とは2,536円の差があります。
44位は静岡県で462円、43位は徳島県で477円、42位は長崎県で489円と続きます。
最も少ない県は149円。
上位の県とは18倍もの開きがありました。
47都道府県の中央値は888円、平均は931円です。
47位の沖縄県は平均を782円下回りました。
47位の沖縄県は1位の鳥取県の5.5パーセントにあたる水準で、倍率にすると18.02倍の開きです。
46位との差は63円、45位との差は120円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも340円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均931円を下回りました。
47位から43位までの幅は328円です。
沖縄県はさばへの支出では中位位です。
全国の値は931円なので、47位はこれを782円下回っています。
地方別に見る
かれいへの支出は、日本海側で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、中国5県が1,479円で最も高くなります。
次いで北海道が1,257円、東北6県が1,150円、近畿7府県が1,131円と続きました。
低いほうは中部9県が924円、関東7都県が654円、九州・沖縄8県が647円、四国4県が561円でした。
最も高い中国5県と最も低い四国4県の差は918円です。
さばへの支出で見ると九州・沖縄8県が最も高く、東北6県が最も低くなりました。
このグラフについての豆知識
煮つけの魚
かれいへの支出は全国平均で年931円。
18倍という開きは、魚のなかでも大きいほうです。
かれいは種類が多く、日本海側では冬の魚として親しまれてきました。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の鳥取県は2,685円、47位の沖縄県は149円。
差は2,536円、倍率にすると18.02倍です。
中央値は888円、平均は931円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では43円の差でした。
さばへの支出で並べ替えると開きは4.15倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりのかれいへの支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 秋田県 1990 | 福島県 715 |
| 関東 | 茨城県 893 | 埼玉県 528 |
| 中部 | 福井県 1401 | 静岡県 462 |
| 近畿 | 京都府 1517 | 三重県 529 |
| 中国 | 鳥取県 2685 | 岡山県 944 |
| 四国 | 香川県 982 | 高知県 269 |
| 九州 | 佐賀県 1240 | 沖縄県 149 |
まとめ
1世帯が1年間にかれいへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い鳥取県で2,685円、最も低い沖縄県で149円でした。
その差は2,536円、倍率にすると18.02倍です。
47都道府県の中央値は888円、平均は931円でした。
全国の値は931円です。
さばへの支出で並べ替えると開きは4.15倍になり、主指標で1位の鳥取県はその見方では9位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、干物は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
さばへの支出では鹿児島県が1,531で最も高く、主指標で1位の鳥取県はこの見方では9位でした。
地方ごとの平均では中国5県が1,479円で最も高く、四国4県が561円で最も低くなりました。
さばやたいへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の鳥取県と2位の秋田県の差は695円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 生鮮のかれいへの支出。干物は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 生鮮のかれいへの支出。
干物は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
