女性用の靴に、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、女性用の靴の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は4,669円、中央値は4,600円。
最も支出額が多い神奈川県は6,672円で、最も少ない県の2,761円との差は3,911円です。
金額を比べると、約2.4倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
4,669円
1世帯当たりの女性用靴への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 神奈川県
6,672円
最も少ない 高知県
2,761円
女性用の靴に使う金額が多い上位5都府県
女性用の靴に使う金額が多い上位5都府県です。
神奈川県は6,672円、東京都は6,559円、千葉県は6,286円でした。
1位と2位の差は113円です。
4位は京都府で6,079円、5位は岩手県で5,895円。
上位5はいずれも47都道府県の平均4,669円を上回りました。
1位の神奈川県は平均を2,003円上回りました。
中央値の4,600円と比べると2,072円高く、平均に対する比では1.43倍にあたります。
6位以下は富山県で5,767円、埼玉県で5,660円、奈良県で5,633円と続きました。
2位と3位の差は273円、3位と4位の差は207円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は262円でした。
1位から5位までの幅は777円、1位から8位までの幅は1,039円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
神奈川県は男性用靴への支出でも4位に入っています。
全国の値は4,669円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は神奈川県の6,672円。
2位の東京都6,559円とは1.02倍の差で、ほぼ並んでいます。
男性用の靴への支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
男性用靴への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は埼玉県の6,247、2位は東京都の5,462、3位は千葉県の5,246。
4位以下は神奈川県、佐賀県と続きます。
逆に下位は沖縄県が2,388、福島県が2,251。
埼玉県と福島県では2.78倍の開きです。
上位3つは神奈川・東京・千葉。
男性用の靴と同じく首都圏が並びましたが、5位に岩手県5,895円が入ったのが目を引きます。
全国平均4,669円は男性用の3,489円の1.3倍。
靴の種類が多く、装いに合わせて履き分けるぶん買う本数が増えるためだと考えられます。
差は2.4倍で、男性用の2.8倍よりやや小さめでした。
通勤の有無にかかわらず必要な品として、全国に一定の支出があることがうかがえます。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が5,706円で最も高く、四国4県が3,672円で最も低くなります。
近畿7府県4,884円と北海道4,868円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
女性用の靴に使う金額が少ない下位5県
女性用の靴に使う金額が少ない下位5県です。
47位の高知県は2,761円、46位の愛媛県は3,248円、45位の青森県は3,408円でした。
1位の神奈川県とは3,911円の差があります。
44位は沖縄県で3,520円、43位は宮崎県で3,593円、42位は島根県で3,759円と続きます。
最も少ない県は2,761円。
上位の県とは2.4倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は4,600円、平均は4,669円です。
47位の高知県は平均を1,908円下回りました。
47位の高知県は1位の神奈川県の41.4パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.42倍の開きです。
46位との差は487円、45位との差は647円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも998円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均4,669円を下回りました。
47位から43位までの幅は832円です。
高知県は男性用靴への支出では中位位です。
全国の値は4,669円なので、47位はこれを1,908円下回っています。
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの女性用靴への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 4,868円 |
| 青森県 | 3,408円 |
| 岩手県 | 5,895円 |
| 宮城県 | 4,317円 |
| 秋田県 | 3,915円 |
| 山形県 | 4,717円 |
| 福島県 | 3,943円 |
| 茨城県 | 4,933円 |
| 栃木県 | 4,777円 |
| 群馬県 | 5,053円 |
| 埼玉県 | 5,660円 |
| 千葉県 | 6,286円 |
| 東京都 | 6,559円 |
| 神奈川県 | 6,672円 |
| 新潟県 | 4,106円 |
| 富山県 | 5,767円 |
| 石川県 | 4,890円 |
| 福井県 | 4,093円 |
| 山梨県 | 4,077円 |
| 長野県 | 5,105円 |
| 岐阜県 | 4,102円 |
| 静岡県 | 4,608円 |
| 愛知県 | 5,336円 |
| 三重県 | 4,130円 |
| 滋賀県 | 4,600円 |
| 京都府 | 6,079円 |
| 大阪府 | 4,578円 |
| 兵庫県 | 4,729円 |
| 奈良県 | 5,633円 |
| 和歌山県 | 4,441円 |
| 鳥取県 | 4,137円 |
| 島根県 | 3,759円 |
| 岡山県 | 4,543円 |
| 広島県 | 5,612円 |
| 山口県 | 3,911円 |
| 徳島県 | 4,586円 |
| 香川県 | 4,092円 |
| 愛媛県 | 3,248円 |
| 高知県 | 2,761円 |
| 福岡県 | 4,828円 |
| 佐賀県 | 4,060円 |
| 長崎県 | 4,817円 |
| 熊本県 | 5,035円 |
| 大分県 | 4,543円 |
| 宮崎県 | 3,593円 |
| 鹿児島県 | 5,103円 |
| 沖縄県 | 3,520円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは神奈川県です。
次いで東京都、千葉県、京都府、岩手県が続きます。
淡いのは高知県、愛媛県、青森県でした。
47都道府県の平均は4,669円、中央値は4,600円です。
神奈川県の6,672円は平均を2,003円上回ります。
1位と47位の差は3,911円、倍率にすると2.42倍でした。
男性用靴への支出で並べ替えると埼玉県が6,247で最も高く、開きは2.78倍になります。
主指標で1位の神奈川県は男性用靴への支出では4位、男性用靴への支出で1位の埼玉県は主指標では7位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの女性用靴への支出(円) | 地方 | 男性用靴への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 神奈川県 | 6672 | 関東 | 4669 |
| 2 | 東京都 | 6559 | 関東 | 5462 |
| 3 | 千葉県 | 6286 | 関東 | 5246 |
| 4 | 京都府 | 6079 | 近畿 | 4013 |
| 5 | 岩手県 | 5895 | 東北 | 3267 |
| 6 | 富山県 | 5767 | 中部 | 2867 |
| 7 | 埼玉県 | 5660 | 関東 | 6247 |
| 8 | 奈良県 | 5633 | 近畿 | 4230 |
| 9 | 広島県 | 5612 | 中国 | 3781 |
| 10 | 愛知県 | 5336 | 中部 | 3804 |
| 11 | 長野県 | 5105 | 中部 | 3875 |
| 12 | 鹿児島県 | 5103 | 九州 | 3649 |
| 13 | 群馬県 | 5053 | 関東 | 3287 |
| 14 | 熊本県 | 5035 | 九州 | 3992 |
| 15 | 茨城県 | 4933 | 関東 | 3218 |
| 16 | 石川県 | 4890 | 中部 | 3078 |
| 17 | 北海道 | 4868 | 北海道 | 4412 |
| 18 | 福岡県 | 4828 | 九州 | 4039 |
| 19 | 長崎県 | 4817 | 九州 | 3348 |
| 20 | 栃木県 | 4777 | 関東 | 2485 |
| 21 | 兵庫県 | 4729 | 近畿 | 4377 |
| 22 | 山形県 | 4717 | 東北 | 2535 |
| 23 | 静岡県 | 4608 | 中部 | 3281 |
| 24 | 滋賀県 | 4600 | 近畿 | 4253 |
| 25 | 徳島県 | 4586 | 四国 | 3404 |
| 26 | 大阪府 | 4578 | 近畿 | 3193 |
| 27 | 岡山県 | 4543 | 中国 | 3367 |
| 27 | 大分県 | 4543 | 九州 | 3775 |
| 29 | 和歌山県 | 4441 | 近畿 | 2793 |
| 30 | 宮城県 | 4317 | 東北 | 4216 |
| 31 | 鳥取県 | 4137 | 中国 | 3112 |
| 32 | 三重県 | 4130 | 近畿 | 3089 |
| 33 | 新潟県 | 4106 | 中部 | 3157 |
| 34 | 岐阜県 | 4102 | 中部 | 2769 |
| 35 | 福井県 | 4093 | 中部 | 2723 |
| 36 | 香川県 | 4092 | 四国 | 2608 |
| 37 | 山梨県 | 4077 | 中部 | 3336 |
| 38 | 佐賀県 | 4060 | 九州 | 4417 |
| 39 | 福島県 | 3943 | 東北 | 2251 |
| 40 | 秋田県 | 3915 | 東北 | 3318 |
| 41 | 山口県 | 3911 | 中国 | 2663 |
| 42 | 島根県 | 3759 | 中国 | 3069 |
| 43 | 宮崎県 | 3593 | 九州 | 3114 |
| 44 | 沖縄県 | 3520 | 九州 | 2388 |
| 45 | 青森県 | 3408 | 東北 | 2464 |
| 46 | 愛媛県 | 3248 | 四国 | 2720 |
| 47 | 高知県 | 2761 | 四国 | 2608 |
このグラフについての豆知識
男性用の1.3倍
女性用の靴への支出は全国平均で年4,669円。
運動靴やサンダルは別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の神奈川県は6,672円、47位の高知県は2,761円。
差は3,911円、倍率にすると2.42倍です。
中央値は4,600円、平均は4,669円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では69円の差でした。
男性用靴への支出で並べ替えると開きは2.78倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの女性用靴への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 岩手県 5895 | 青森県 3408 |
| 関東 | 神奈川県 6672 | 栃木県 4777 |
| 中部 | 富山県 5767 | 山梨県 4077 |
| 近畿 | 京都府 6079 | 三重県 4130 |
| 中国 | 広島県 5612 | 島根県 3759 |
| 四国 | 徳島県 4586 | 高知県 2761 |
| 九州 | 鹿児島県 5103 | 沖縄県 3520 |
まとめ
1世帯が1年間に女性用の靴へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い神奈川県で6,672円、最も低い高知県で2,761円でした。
その差は3,911円、倍率にすると2.42倍です。
47都道府県の中央値は4,600円、平均は4,669円でした。
全国の値は4,669円です。
男性用靴への支出で並べ替えると開きは2.78倍になり、主指標で1位の神奈川県はその見方では4位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、運動靴やサンダルは別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
男性用靴への支出では埼玉県が6,247で最も高く、主指標で1位の神奈川県はこの見方では4位でした。
地方ごとの平均では関東7都県が5,706円で最も高く、四国4県が3,672円で最も低くなりました。
男性用の靴やかばんへの支出とあわせて読んでみてください。
1位の神奈川県と2位の東京都の差は113円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 女性用の靴への支出。運動靴やサンダルは別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 女性用の靴への支出。
運動靴やサンダルは別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
