傘を買うのに、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、傘の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は1,052円、中央値は1,028円。
最も支出額が多い埼玉県は1,929円で、最も少ない県の428円との差は1,501円です。
金額を比べると、約4.5倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
1,052円
1世帯当たりの傘への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 埼玉県
1,929円
最も少ない 青森県
428円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの傘への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 689円 |
| 青森県 | 428円 |
| 岩手県 | 966円 |
| 宮城県 | 820円 |
| 秋田県 | 711円 |
| 山形県 | 1,098円 |
| 福島県 | 594円 |
| 茨城県 | 775円 |
| 栃木県 | 911円 |
| 群馬県 | 807円 |
| 埼玉県 | 1,929円 |
| 千葉県 | 1,640円 |
| 東京都 | 1,787円 |
| 神奈川県 | 1,682円 |
| 新潟県 | 1,117円 |
| 富山県 | 1,098円 |
| 石川県 | 964円 |
| 福井県 | 843円 |
| 山梨県 | 820円 |
| 長野県 | 740円 |
| 岐阜県 | 948円 |
| 静岡県 | 1,051円 |
| 愛知県 | 1,476円 |
| 三重県 | 968円 |
| 滋賀県 | 1,335円 |
| 京都府 | 1,299円 |
| 大阪府 | 1,340円 |
| 兵庫県 | 1,174円 |
| 奈良県 | 1,244円 |
| 和歌山県 | 729円 |
| 鳥取県 | 1,135円 |
| 島根県 | 905円 |
| 岡山県 | 955円 |
| 広島県 | 1,263円 |
| 山口県 | 1,227円 |
| 徳島県 | 734円 |
| 香川県 | 862円 |
| 愛媛県 | 988円 |
| 高知県 | 1,075円 |
| 福岡県 | 1,180円 |
| 佐賀県 | 755円 |
| 長崎県 | 1,070円 |
| 熊本県 | 1,028円 |
| 大分県 | 1,059円 |
| 宮崎県 | 1,082円 |
| 鹿児島県 | 1,232円 |
| 沖縄県 | 930円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは埼玉県です。
次いで東京都、神奈川県、千葉県、愛知県が続きます。
淡いのは青森県、福島県、北海道でした。
47都道府県の平均は1,052円、中央値は1,028円です。
埼玉県の1,929円は平均を877円上回ります。
1位と47位の差は1,501円、倍率にすると4.51倍でした。
カット代への支出で並べ替えると富山県が13,716で最も高く、開きは3.6倍になります。
主指標で1位の埼玉県はカット代への支出では22位、カット代への支出で1位の富山県は主指標では18位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの傘への支出(円) | 地方 | カット代への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 埼玉県 | 1929 | 関東 | 7370 |
| 2 | 東京都 | 1787 | 関東 | 7345 |
| 3 | 神奈川県 | 1682 | 関東 | 7154 |
| 4 | 千葉県 | 1640 | 関東 | 7247 |
| 5 | 愛知県 | 1476 | 中部 | 6113 |
| 6 | 大阪府 | 1340 | 近畿 | 7357 |
| 7 | 滋賀県 | 1335 | 近畿 | 8093 |
| 8 | 京都府 | 1299 | 近畿 | 7630 |
| 9 | 広島県 | 1263 | 中国 | 6351 |
| 10 | 奈良県 | 1244 | 近畿 | 8535 |
| 11 | 鹿児島県 | 1232 | 九州 | 5713 |
| 12 | 山口県 | 1227 | 中国 | 11331 |
| 13 | 福岡県 | 1180 | 九州 | 6244 |
| 14 | 兵庫県 | 1174 | 近畿 | 8142 |
| 15 | 鳥取県 | 1135 | 中国 | 8557 |
| 16 | 新潟県 | 1117 | 中部 | 13024 |
| 17 | 山形県 | 1098 | 東北 | 12709 |
| 17 | 富山県 | 1098 | 中部 | 13716 |
| 19 | 宮崎県 | 1082 | 九州 | 5214 |
| 20 | 高知県 | 1075 | 四国 | 12623 |
| 21 | 長崎県 | 1070 | 九州 | 5031 |
| 22 | 大分県 | 1059 | 九州 | 7742 |
| 23 | 静岡県 | 1051 | 中部 | 5360 |
| 24 | 熊本県 | 1028 | 九州 | 8459 |
| 25 | 愛媛県 | 988 | 四国 | 5272 |
| 26 | 三重県 | 968 | 近畿 | 6007 |
| 27 | 岩手県 | 966 | 東北 | 5550 |
| 28 | 石川県 | 964 | 中部 | 5646 |
| 29 | 岡山県 | 955 | 中国 | 6242 |
| 30 | 岐阜県 | 948 | 中部 | 5899 |
| 31 | 沖縄県 | 930 | 九州 | 3812 |
| 32 | 栃木県 | 911 | 関東 | 8275 |
| 33 | 島根県 | 905 | 中国 | 9391 |
| 34 | 香川県 | 862 | 四国 | 11810 |
| 35 | 福井県 | 843 | 中部 | 6741 |
| 36 | 宮城県 | 820 | 東北 | 5562 |
| 36 | 山梨県 | 820 | 中部 | 4957 |
| 38 | 群馬県 | 807 | 関東 | 5134 |
| 39 | 茨城県 | 775 | 関東 | 7757 |
| 40 | 佐賀県 | 755 | 九州 | 8728 |
| 41 | 長野県 | 740 | 中部 | 7891 |
| 42 | 徳島県 | 734 | 四国 | 8298 |
| 43 | 和歌山県 | 729 | 近畿 | 5746 |
| 44 | 秋田県 | 711 | 東北 | 5029 |
| 45 | 北海道 | 689 | 北海道 | 7778 |
| 46 | 福島県 | 594 | 東北 | 10204 |
| 47 | 青森県 | 428 | 東北 | 7230 |
地方別に見る
傘への支出は、関東で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が1,362円で最も高くなります。
次いで近畿7府県が1,156円、中国5県が1,097円、九州・沖縄8県が1,042円と続きました。
低いほうは中部9県が1,006円、四国4県が915円、東北6県が770円、北海道が689円でした。
最も高い関東7都県と最も低い北海道の差は673円です。
カット代への支出で見ると四国4県が最も高く、九州・沖縄8県が最も低くなりました。
傘に使う金額が多い上位5都県
傘に使う金額が多い上位5都県です。
埼玉県は1,929円、東京都は1,787円、神奈川県は1,682円でした。
1位と2位の差は142円です。
4位は千葉県で1,640円、5位は愛知県で1,476円。
上位5はいずれも47都道府県の平均1,052円を上回りました。
1位の埼玉県は平均を877円上回りました。
中央値の1,028円と比べると901円高く、平均に対する比では1.83倍にあたります。
6位以下は大阪府で1,340円、滋賀県で1,335円、京都府で1,299円と続きました。
2位と3位の差は105円、3位と4位の差は42円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は177円でした。
1位から5位までの幅は453円、1位から8位までの幅は630円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
埼玉県はカット代への支出でも22位に入っています。
全国の値は1,052円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は埼玉県の1,929円。
2位の東京都1,787円、3位の神奈川県1,682円と続きます。
カット代への支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
カット代への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は富山県の13,716、2位は新潟県の13,024、3位は山形県の12,709。
4位以下は高知県、香川県と続きます。
逆に下位は山梨県が4,957、沖縄県が3,812。
富山県と沖縄県では3.6倍の開きです。
傘への支出は関東が上位を占めました。
1位から4位までを埼玉県・東京都・神奈川県・千葉県が並べ、地方別でも関東1,362円が1位です。
雨の多い地域が上位に来そうですが、結果はそうなりませんでした。
最下位は北海道689円、47位は青森県428円です。
雪の多い地域では傘をさす機会が少なく、冬の外出には帽子や上着で対応することが多いと考えられます。
また電車で移動する地域ほど、置き忘れて買い直す機会も増えそうです。
傘は雨量そのものより、移動の形に左右される品なのかもしれません。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が1,362円で最も高く、北海道が689円で最も低くなります。
近畿7府県1,156円と中国5県1,097円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
傘に使う金額が少ない下位5道県
傘に使う金額が少ない下位5道県です。
47位の青森県は428円、46位の福島県は594円、45位の北海道は689円でした。
1位の埼玉県とは1,501円の差があります。
44位は秋田県で711円、43位は和歌山県で729円、42位は徳島県で734円と続きます。
最も少ない県は428円。
上位の県とは4.5倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は1,028円、平均は1,052円です。
47位の青森県は平均を624円下回りました。
47位の青森県は1位の埼玉県の22.2パーセントにあたる水準で、倍率にすると4.51倍の開きです。
46位との差は166円、45位との差は261円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも306円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均1,052円を下回りました。
47位から43位までの幅は301円です。
青森県はカット代への支出では中位位です。
全国の値は1,052円なので、47位はこれを624円下回っています。
このグラフについての豆知識
雨量とは重ならない
傘への支出は全国平均で年1,052円。
雨がっぱなどは別の項目に入るため、この数字には含まれていません。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の埼玉県は1,929円、47位の青森県は428円。
差は1,501円、倍率にすると4.51倍です。
中央値は1,028円、平均は1,052円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では24円の差でした。
カット代への支出で並べ替えると開きは3.6倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの傘への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 山形県 1098 | 青森県 428 |
| 関東 | 埼玉県 1929 | 茨城県 775 |
| 中部 | 愛知県 1476 | 長野県 740 |
| 近畿 | 大阪府 1340 | 和歌山県 729 |
| 中国 | 広島県 1263 | 島根県 905 |
| 四国 | 高知県 1075 | 徳島県 734 |
| 九州 | 鹿児島県 1232 | 佐賀県 755 |
まとめ
1世帯が1年間に傘へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い埼玉県で1,929円、最も低い青森県で428円でした。
その差は1,501円、倍率にすると4.51倍です。
47都道府県の中央値は1,028円、平均は1,052円でした。
全国の値は1,052円です。
カット代への支出で並べ替えると開きは3.6倍になり、主指標で1位の埼玉県はその見方では22位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、雨がっぱは別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
カット代への支出では富山県が13,716で最も高く、主指標で1位の埼玉県はこの見方では22位でした。
地方ごとの平均では関東7都県が1,362円で最も高く、北海道が689円で最も低くなりました。
カット代やかばんへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の埼玉県と2位の東京都の差は142円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 傘への支出。雨がっぱなどは別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 傘への支出。
雨がっぱなどは別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
