母親と子どもで暮らす世帯は、全国に64万6,809。
その分布を47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2020年の数字です。
東京都が53,043世帯で1位。
2位の大阪府とは1.09倍の僅差でした。
47都道府県の単純平均
13,762世帯
母子世帯数(2020年)
最も多い 東京都
53,043世帯
最も少ない 鳥取県
3,304世帯
地図で見る
| 項目 | 母子世帯数 |
|---|---|
| 北海道 | 37,287世帯 |
| 青森県 | 8,097世帯 |
| 岩手県 | 6,461世帯 |
| 宮城県 | 11,702世帯 |
| 秋田県 | 4,117世帯 |
| 山形県 | 4,450世帯 |
| 福島県 | 9,372世帯 |
| 茨城県 | 14,377世帯 |
| 栃木県 | 9,177世帯 |
| 群馬県 | 10,577世帯 |
| 埼玉県 | 32,130世帯 |
| 千葉県 | 26,632世帯 |
| 東京都 | 53,043世帯 |
| 神奈川県 | 38,079世帯 |
| 新潟県 | 9,016世帯 |
| 富山県 | 3,856世帯 |
| 石川県 | 4,914世帯 |
| 福井県 | 3,392世帯 |
| 山梨県 | 4,339世帯 |
| 長野県 | 9,652世帯 |
| 岐阜県 | 8,827世帯 |
| 静岡県 | 18,652世帯 |
| 愛知県 | 34,570世帯 |
| 三重県 | 8,510世帯 |
| 滋賀県 | 6,099世帯 |
| 京都府 | 12,563世帯 |
| 大阪府 | 48,627世帯 |
| 兵庫県 | 27,682世帯 |
| 奈良県 | 7,118世帯 |
| 和歌山県 | 6,485世帯 |
| 鳥取県 | 3,304世帯 |
| 島根県 | 3,330世帯 |
| 岡山県 | 9,742世帯 |
| 広島県 | 16,225世帯 |
| 山口県 | 8,468世帯 |
| 徳島県 | 3,896世帯 |
| 香川県 | 5,519世帯 |
| 愛媛県 | 8,105世帯 |
| 高知県 | 5,194世帯 |
| 福岡県 | 35,804世帯 |
| 佐賀県 | 5,034世帯 |
| 長崎県 | 8,678世帯 |
| 熊本県 | 11,403世帯 |
| 大分県 | 7,297世帯 |
| 宮崎県 | 8,683世帯 |
| 鹿児島県 | 12,749世帯 |
| 沖縄県 | 13,575世帯 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都、大阪府、神奈川県、愛知県、埼玉県です。
淡いのは鳥取県、島根県、福井県でした。
47都道府県の平均は13,761.9世帯、中央値は8,827世帯です。
東京都の53,043世帯は平均の3.9倍にあたります。
上位3都府県で21.6パーセント、1位と47位で16.1倍の開きがありました。
| 順位 | 都道府県 | 母子世帯数(世帯) | 地方 | 人口10万人あたりの母子世帯数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 53043 | 関東 | 377.59 |
| 2 | 大阪府 | 48627 | 近畿 | 550.22 |
| 3 | 神奈川県 | 38079 | 関東 | 412.23 |
| 4 | 北海道 | 37287 | 北海道 | 713.68 |
| 5 | 福岡県 | 35804 | 九州 | 697.23 |
| 6 | 愛知県 | 34570 | 中部 | 458.34 |
| 7 | 埼玉県 | 32130 | 関東 | 437.45 |
| 8 | 兵庫県 | 27682 | 近畿 | 506.53 |
| 9 | 千葉県 | 26632 | 関東 | 423.77 |
| 10 | 静岡県 | 18652 | 中部 | 513.38 |
| 11 | 広島県 | 16225 | 中国 | 579.53 |
| 12 | 茨城県 | 14377 | 関東 | 501.46 |
| 13 | 沖縄県 | 13575 | 九州 | 925.06 |
| 14 | 鹿児島県 | 12749 | 九州 | 802.70 |
| 15 | 京都府 | 12563 | 近畿 | 487.30 |
| 16 | 宮城県 | 11702 | 東北 | 508.34 |
| 17 | 熊本県 | 11403 | 九州 | 655.99 |
| 18 | 群馬県 | 10577 | 関東 | 545.46 |
| 19 | 岡山県 | 9742 | 中国 | 515.88 |
| 20 | 長野県 | 9652 | 中部 | 471.29 |
| 21 | 福島県 | 9372 | 東北 | 511.25 |
| 22 | 栃木県 | 9177 | 関東 | 474.72 |
| 23 | 新潟県 | 9016 | 中部 | 409.58 |
| 24 | 岐阜県 | 8827 | 中部 | 446.09 |
| 25 | 宮崎県 | 8683 | 九州 | 811.82 |
| 26 | 長崎県 | 8678 | 九州 | 661.27 |
| 27 | 三重県 | 8510 | 近畿 | 480.72 |
| 28 | 山口県 | 8468 | 中国 | 630.97 |
| 29 | 愛媛県 | 8105 | 四国 | 607.19 |
| 30 | 青森県 | 8097 | 東北 | 654.05 |
| 31 | 大分県 | 7297 | 九州 | 649.28 |
| 32 | 奈良県 | 7118 | 近畿 | 537.42 |
| 33 | 和歌山県 | 6485 | 近畿 | 702.92 |
| 34 | 岩手県 | 6461 | 東北 | 533.73 |
| 35 | 滋賀県 | 6099 | 近畿 | 431.45 |
| 36 | 香川県 | 5519 | 四国 | 580.80 |
| 37 | 高知県 | 5194 | 四国 | 751.09 |
| 38 | 佐賀県 | 5034 | 九州 | 620.38 |
| 39 | 石川県 | 4914 | 中部 | 433.90 |
| 40 | 山形県 | 4450 | 東北 | 416.66 |
| 41 | 山梨県 | 4339 | 中部 | 535.70 |
| 42 | 秋田県 | 4117 | 東北 | 429.08 |
| 43 | 徳島県 | 3896 | 四国 | 541.44 |
| 44 | 富山県 | 3856 | 中部 | 372.63 |
| 45 | 福井県 | 3392 | 中部 | 442.32 |
| 46 | 島根県 | 3330 | 中国 | 496.18 |
| 47 | 鳥取県 | 3304 | 中国 | 597.03 |
母子世帯が多い5都府県
母子世帯が多い上位5都府県です。
東京都は53,043世帯、大阪府は48,627世帯、神奈川県は38,079世帯でした。
東京都は2位の大阪府の1.09倍で、ほぼ並んでいます。
4位以下は愛知県、埼玉県と続き、上位5都府県で全国の32.9パーセント。
上位3都府県で21.6パーセント、上位10都道府県で54.5パーセントでした。
1位のシェアは8.2パーセント。
人口の分布とほぼ同じ並びですが、大阪府が人口3位ながら2位につけているのが目を引きます。
人口あたり1位は沖縄県、東京都は46位です
この分布の背景を、ここから考えてみます。
母子世帯数の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。
人口10万人あたりで割り直すと、九州・沖縄が上位を占めます。
1位は沖縄県の925.06世帯、2位は宮崎県811.82世帯、3位は鹿児島県802.7世帯。
逆に人口あたりの下位は東京都377.59世帯、富山県372.63世帯。
沖縄県と富山県では2.5倍の開きです。
実数1位の東京都が人口あたりでは46位。
人口の多さが実数を押し上げていたことが分かります。
沖縄県が1位なのは、子どもの割合が高いことと無関係ではないでしょう。
当サイトの子どもの割合の記事でも沖縄県は上位でした。
母子世帯の数は、その県にどれだけ子育て世代がいるかにも左右されます。
ただし、この統計は世帯の形を数えたものであり、暮らし向きまでは分かりません。
支援の必要性を語るには、収入や就業の状況を合わせて見る必要があります。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、九州・沖縄8県が724.6世帯で最も多く、関東7都県が421.5世帯で最も少なくなります。
北海道713.7世帯と四国4県614.5世帯がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
母子世帯が少ない5県
母子世帯が少ない下位5県です。
鳥取県は3,304世帯、島根県は3,330世帯、福井県は3,392世帯でした。
東京都の53,043世帯とは16.1倍の差があります。
実数の差は人口の差をほぼそのまま映しています。
人口あたりに直すと、この開きは2.5倍まで縮みます。
47都道府県の中央値は8,827世帯。
平均は13,761.9世帯なので、平均が中央値の1.6倍です。
地方別に見る
母子世帯の分布は、子育て世代の分布とも重なります。
地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の28.4パーセントで最も大きくなります。
次いで近畿7府県が18.1パーセント、九州・沖縄8県が16パーセント、中部9県が15パーセントと続きました。
少ないほうは東北6県が6.8パーセント、中国5県が6.3パーセント、北海道が5.8パーセント、四国4県が3.5パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
九州・沖縄8県が724.6世帯、北海道が713.7世帯、四国4県が614.5世帯の順に多く、最も少ないのは関東7都県が421.5世帯です。
このグラフについての豆知識
母子世帯の数え方
この指標は国勢調査による母子世帯の数です。
未婚、死別、離別などの母親と、20歳未満の子どもからなる世帯を指します。
祖父母と同居している場合は、この区分に入らないことがあります。
数字を読むときは、その定義を頭に置いておきたいところです。
人口あたりの上位は九州・沖縄
人口10万人あたりでは沖縄県925.06世帯、宮崎県811.82世帯、鹿児島県802.7世帯と、九州・沖縄の県が並びます。
子どもの割合が高い地域では、世帯の形にかかわらず子育て世帯そのものが多くなります。
数字は2020年のものです。
10年前とくらべると
全国の母子世帯数は、2010年の755,972世帯から2020年の646,809世帯へ、この10年でおよそ14%減りました。
かつての1位は大阪府です。
2位だった東京都が、いまは先頭に立ちました。
最も踏みとどまったのは静岡県で、減り方は3%です。
順位の並びがにている記事
母子世帯数とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。
並びが最も重なったのは【誘導水準に届かない世帯】全国2,102万9,300世帯、全体の4割で、相関は0.98です。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【世帯が使う部屋数】全国4.63室、1位と47位で1.84倍(順位相関-0.81)です。
順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。
地方のなかで見た母子世帯数
| 地方 | 最も多い(世帯) | 最も少ない(世帯) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 11702 | 秋田県 4117 |
| 関東 | 東京都 53043 | 栃木県 9177 |
| 中部 | 愛知県 34570 | 福井県 3392 |
| 近畿 | 大阪府 48627 | 滋賀県 6099 |
| 中国 | 広島県 16225 | 鳥取県 3304 |
| 四国 | 愛媛県 8105 | 徳島県 3896 |
| 九州 | 福岡県 35804 | 佐賀県 5034 |
まとめ
母子世帯の数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で53,043世帯、最も少ない鳥取県で3,304世帯でした。
1位と2位の差は1.09倍しかありません。
母子世帯数をどう数えているかについて、3つ補っておきます。
1つ目は、20歳未満の子どもがいる世帯を指すこと。
2つ目は、祖父母と同居する場合は含まれないことがあること。
3つ目は2020年の数字であることです。
人口10万人あたりでは沖縄県925.06世帯が1位、富山県372.63世帯が47位で2.5倍の開き。
実数1位の東京都は46位まで下がります。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の28.4パーセントで最多、人口10万人あたりでは九州・沖縄8県が724.6世帯で最多でした。
父子世帯や核家族世帯の数を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2020年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
- 備考: 指標コードA8401(母子世帯数)の2020年の値。人口10万人あたりは2020年の総人口で割った参考値
注記: 指標コードA8401(母子世帯数)の2020年の値。
人口10万人あたりは2020年の総人口で割った参考値
