マフラーやスカーフに、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、マフラー・スカーフの購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は497円、中央値は441円。
最も支出額が多い東京都は1,255円で、最も少ない県の174円との差は1,081円です。
金額を比べると、約7.2倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
497円
1世帯当たりのマフラー・スカーフへの支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 東京都
1,255円
最も少ない 鳥取県
174円
マフラー・スカーフに使う金額が多い上位5都府県
マフラー・スカーフに使う金額が多い上位5都府県です。
東京都は1,255円、京都府は1,110円、兵庫県は1,057円でした。
1位と2位の差は145円です。
4位は神奈川県で911円、5位は長崎県で846円。
上位5はいずれも47都道府県の平均497円を上回りました。
1位の東京都は平均を758円上回りました。
中央値の441円と比べると814円高く、平均に対する比では2.53倍にあたります。
6位以下は北海道で797円、広島県で754円、岩手県で741円と続きました。
2位と3位の差は53円、3位と4位の差は146円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は105円でした。
1位から5位までの幅は409円、1位から8位までの幅は514円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
東京都は手袋への支出でも6位に入っています。
全国の値は497円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は東京都の1,255円。
2位の京都府1,110円、3位の兵庫県1,057円と続きます。
手袋への支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
手袋への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は北海道の959、2位は岩手県の820、3位は埼玉県の772。
4位以下は青森県、長野県と続きます。
逆に下位は三重県が349、沖縄県が183。
北海道と沖縄県では5.24倍の開きです。
7.2倍という差は、今回くらべた衣類のなかでも大きいほうです。
ただし顔ぶれを見ると、寒さだけでは説明がつきません。
1位は東京都、2位は京都府、3位は兵庫県。
寒い北国ではなく、都市部が上位に並びました。
一方で最下位は鳥取県、46位は青森県と、雪の多い地域が下に来ています。
マフラーは防寒具であると同時に、スカーフとして装いを整える小物でもあります。
手袋が北海道1位・沖縄47位ときれいに気候の順に並んだのとは対照的に、この品目にはファッションとしての性格が強く出ました。
地方ごとに県の平均を出すと、北海道が797円で最も高く、中国5県が413円で最も低くなります。
関東7都県655円と近畿7府県571円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
マフラー・スカーフに使う金額が少ない下位5県
マフラー・スカーフに使う金額が少ない下位5県です。
47位の鳥取県は174円、46位の青森県は184円、45位の群馬県は233円でした。
1位の東京都とは1,081円の差があります。
44位は福井県で237円、43位は三重県で245円、42位は福島県で263円と続きます。
最も少ない県は174円。
上位の県とは7.2倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は441円、平均は497円です。
47位の鳥取県は平均を323円下回りました。
47位の鳥取県は1位の東京都の13.9パーセントにあたる水準で、倍率にすると7.21倍の開きです。
46位との差は10円、45位との差は59円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも89円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均497円を下回りました。
47位から43位までの幅は71円です。
鳥取県は手袋への支出では中位位です。
全国の値は497円なので、47位はこれを323円下回っています。
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりのマフラー・スカーフへの支出 |
|---|---|
| 北海道 | 797円 |
| 青森県 | 184円 |
| 岩手県 | 741円 |
| 宮城県 | 472円 |
| 秋田県 | 405円 |
| 山形県 | 564円 |
| 福島県 | 263円 |
| 茨城県 | 504円 |
| 栃木県 | 513円 |
| 群馬県 | 233円 |
| 埼玉県 | 566円 |
| 千葉県 | 602円 |
| 東京都 | 1,255円 |
| 神奈川県 | 911円 |
| 新潟県 | 503円 |
| 富山県 | 666円 |
| 石川県 | 428円 |
| 福井県 | 237円 |
| 山梨県 | 439円 |
| 長野県 | 341円 |
| 岐阜県 | 309円 |
| 静岡県 | 486円 |
| 愛知県 | 388円 |
| 三重県 | 245円 |
| 滋賀県 | 470円 |
| 京都府 | 1,110円 |
| 大阪府 | 377円 |
| 兵庫県 | 1,057円 |
| 奈良県 | 386円 |
| 和歌山県 | 354円 |
| 鳥取県 | 174円 |
| 島根県 | 264円 |
| 岡山県 | 441円 |
| 広島県 | 754円 |
| 山口県 | 430円 |
| 徳島県 | 440円 |
| 香川県 | 442円 |
| 愛媛県 | 415円 |
| 高知県 | 386円 |
| 福岡県 | 514円 |
| 佐賀県 | 477円 |
| 長崎県 | 846円 |
| 熊本県 | 522円 |
| 大分県 | 363円 |
| 宮崎県 | 289円 |
| 鹿児島県 | 462円 |
| 沖縄県 | 311円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで京都府、兵庫県、神奈川県、長崎県が続きます。
淡いのは鳥取県、青森県、群馬県でした。
47都道府県の平均は497円、中央値は441円です。
東京都の1,255円は平均を758円上回ります。
1位と47位の差は1,081円、倍率にすると7.21倍でした。
手袋への支出で並べ替えると北海道が959で最も高く、開きは5.24倍になります。
主指標で1位の東京都は手袋への支出では6位、手袋への支出で1位の北海道は主指標では6位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりのマフラー・スカーフへの支出(円) | 地方 | 手袋への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 1255 | 関東 | 689 |
| 2 | 京都府 | 1110 | 近畿 | 505 |
| 3 | 兵庫県 | 1057 | 近畿 | 464 |
| 4 | 神奈川県 | 911 | 関東 | 463 |
| 5 | 長崎県 | 846 | 九州 | 438 |
| 6 | 北海道 | 797 | 北海道 | 959 |
| 7 | 広島県 | 754 | 中国 | 684 |
| 8 | 岩手県 | 741 | 東北 | 820 |
| 9 | 富山県 | 666 | 中部 | 583 |
| 10 | 千葉県 | 602 | 関東 | 483 |
| 11 | 埼玉県 | 566 | 関東 | 772 |
| 12 | 山形県 | 564 | 東北 | 552 |
| 13 | 熊本県 | 522 | 九州 | 402 |
| 14 | 福岡県 | 514 | 九州 | 506 |
| 15 | 栃木県 | 513 | 関東 | 498 |
| 16 | 茨城県 | 504 | 関東 | 407 |
| 17 | 新潟県 | 503 | 中部 | 641 |
| 18 | 静岡県 | 486 | 中部 | 423 |
| 19 | 佐賀県 | 477 | 九州 | 394 |
| 20 | 宮城県 | 472 | 東北 | 511 |
| 21 | 滋賀県 | 470 | 近畿 | 616 |
| 22 | 鹿児島県 | 462 | 九州 | 473 |
| 23 | 香川県 | 442 | 四国 | 482 |
| 24 | 岡山県 | 441 | 中国 | 424 |
| 25 | 徳島県 | 440 | 四国 | 443 |
| 26 | 山梨県 | 439 | 中部 | 615 |
| 27 | 山口県 | 430 | 中国 | 637 |
| 28 | 石川県 | 428 | 中部 | 532 |
| 29 | 愛媛県 | 415 | 四国 | 464 |
| 30 | 秋田県 | 405 | 東北 | 458 |
| 31 | 愛知県 | 388 | 中部 | 497 |
| 32 | 高知県 | 386 | 四国 | 632 |
| 32 | 奈良県 | 386 | 近畿 | 514 |
| 34 | 大阪府 | 377 | 近畿 | 575 |
| 35 | 大分県 | 363 | 九州 | 626 |
| 36 | 和歌山県 | 354 | 近畿 | 533 |
| 37 | 長野県 | 341 | 中部 | 727 |
| 38 | 沖縄県 | 311 | 九州 | 183 |
| 39 | 岐阜県 | 309 | 中部 | 627 |
| 40 | 宮崎県 | 289 | 九州 | 361 |
| 41 | 島根県 | 264 | 中国 | 475 |
| 42 | 福島県 | 263 | 東北 | 614 |
| 43 | 三重県 | 245 | 近畿 | 349 |
| 44 | 福井県 | 237 | 中部 | 569 |
| 45 | 群馬県 | 233 | 関東 | 595 |
| 46 | 青森県 | 184 | 東北 | 740 |
| 47 | 鳥取県 | 174 | 中国 | 645 |
このグラフについての豆知識
防寒具か、装いか
マフラー・スカーフへの支出は全国平均で年497円。
衣類のなかでは小さな項目です。
手袋は別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の東京都は1,255円、47位の鳥取県は174円。
差は1,081円、倍率にすると7.21倍です。
中央値は441円、平均は497円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では56円の差でした。
手袋への支出で並べ替えると開きは5.24倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりのマフラー・スカーフへの支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 岩手県 741 | 青森県 184 |
| 関東 | 東京都 1255 | 群馬県 233 |
| 中部 | 富山県 666 | 福井県 237 |
| 近畿 | 京都府 1110 | 三重県 245 |
| 中国 | 広島県 754 | 鳥取県 174 |
| 四国 | 香川県 442 | 高知県 386 |
| 九州 | 長崎県 846 | 宮崎県 289 |
まとめ
1世帯が1年間にマフラー・スカーフへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い東京都で1,255円、最も低い鳥取県で174円でした。
その差は1,081円、倍率にすると7.21倍です。
47都道府県の中央値は441円、平均は497円でした。
全国の値は497円です。
手袋への支出で並べ替えると開きは5.24倍になり、主指標で1位の東京都はその見方では6位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、手袋は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
手袋への支出では北海道が959で最も高く、主指標で1位の東京都はこの見方では6位でした。
地方ごとの平均では北海道が797円で最も高く、中国5県が413円で最も低くなりました。
手袋や帽子への支出とあわせて読んでみてください。
1位の東京都と2位の京都府の差は145円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: マフラーやスカーフへの支出。手袋は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: マフラーやスカーフへの支出。
手袋は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
