眼鏡やコンタクトレンズを買うのに、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、眼鏡の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は6,505円、中央値は6,304円。
最も支出額が多い東京都は9,945円で、最も少ない県の4,204円との差は5,741円です。
金額を比べると、約2.4倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
6,505円
1世帯当たりの眼鏡への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 東京都
9,945円
最も少ない 沖縄県
4,204円
眼鏡に使う金額が多い上位5都道県
眼鏡に使う金額が多い上位5都道県です。
東京都は9,945円、埼玉県は9,077円、北海道は8,645円でした。
1位と2位の差は868円です。
4位は岩手県で8,322円、5位は大分県で8,196円。
上位5はいずれも47都道府県の平均6,505円を上回りました。
1位の東京都は平均を3,440円上回りました。
中央値の6,304円と比べると3,641円高く、平均に対する比では1.53倍にあたります。
6位以下は福岡県で8,127円、静岡県で8,051円、福島県で8,011円と続きました。
2位と3位の差は432円、3位と4位の差は323円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は185円でした。
1位から5位までの幅は1,749円、1位から8位までの幅は1,934円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
東京都は感冒薬への支出でも20位に入っています。
全国の値は6,505円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は東京都の9,945円。
2位の埼玉県9,077円、3位の北海道8,645円と続きます。
かぜ薬への支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
感冒薬への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は富山県の3,227、2位は山形県の3,162、3位は福島県の3,134。
4位以下は沖縄県、長野県と続きます。
逆に下位は兵庫県が1,722、和歌山県が1,690。
富山県と和歌山県では1.91倍の開きです。
眼鏡への支出は都市部で多くなりました。
1位の東京都、2位の埼玉県に加え、地方別でも関東7,380円が2位に入っています。
眼鏡は数年に一度買うもので、価格の幅が大きい商品です。
選べる店が多い地域では、より高い品を選ぶ機会も増えると考えられます。
3位の北海道は8,645円で、地方平均としては全国1位でした。
一方で最下位は四国6,065円。
眼鏡の必要性そのものに地域差があるとは考えにくく、買う頻度や選ぶ品の価格差が出ているとみるのが自然です。
地方ごとに県の平均を出すと、北海道が8,645円で最も高く、四国4県が6,065円で最も低くなります。
関東7都県7,380円と東北6県6,418円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
眼鏡に使う金額が少ない下位5県
眼鏡に使う金額が少ない下位5県です。
47位の沖縄県は4,204円、46位の広島県は4,394円、45位の愛媛県は4,915円でした。
1位の東京都とは5,741円の差があります。
44位は山梨県で4,941円、43位は愛知県で5,010円、42位は石川県で5,104円と続きます。
最も少ない県は4,204円。
上位の県とは2.4倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は6,304円、平均は6,505円です。
47位の沖縄県は平均を2,301円下回りました。
47位の沖縄県は1位の東京都の42.3パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.37倍の開きです。
46位との差は190円、45位との差は711円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも900円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均6,505円を下回りました。
47位から43位までの幅は806円です。
沖縄県は感冒薬への支出では4位です。
全国の値は6,505円なので、47位はこれを2,301円下回っています。
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの眼鏡への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 8,645円 |
| 青森県 | 5,258円 |
| 岩手県 | 8,322円 |
| 宮城県 | 6,327円 |
| 秋田県 | 5,149円 |
| 山形県 | 5,439円 |
| 福島県 | 8,011円 |
| 茨城県 | 5,718円 |
| 栃木県 | 7,878円 |
| 群馬県 | 5,794円 |
| 埼玉県 | 9,077円 |
| 千葉県 | 6,255円 |
| 東京都 | 9,945円 |
| 神奈川県 | 6,990円 |
| 新潟県 | 5,363円 |
| 富山県 | 6,835円 |
| 石川県 | 5,104円 |
| 福井県 | 6,775円 |
| 山梨県 | 4,941円 |
| 長野県 | 6,903円 |
| 岐阜県 | 6,324円 |
| 静岡県 | 8,051円 |
| 愛知県 | 5,010円 |
| 三重県 | 5,522円 |
| 滋賀県 | 7,586円 |
| 京都府 | 5,391円 |
| 大阪府 | 6,613円 |
| 兵庫県 | 5,753円 |
| 奈良県 | 6,089円 |
| 和歌山県 | 7,611円 |
| 鳥取県 | 7,776円 |
| 島根県 | 6,246円 |
| 岡山県 | 6,760円 |
| 広島県 | 4,394円 |
| 山口県 | 6,529円 |
| 徳島県 | 7,095円 |
| 香川県 | 6,633円 |
| 愛媛県 | 4,915円 |
| 高知県 | 5,616円 |
| 福岡県 | 8,127円 |
| 佐賀県 | 5,979円 |
| 長崎県 | 5,766円 |
| 熊本県 | 6,248円 |
| 大分県 | 8,196円 |
| 宮崎県 | 6,254円 |
| 鹿児島県 | 6,304円 |
| 沖縄県 | 4,204円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで埼玉県、北海道、岩手県、大分県が続きます。
淡いのは沖縄県、広島県、愛媛県でした。
47都道府県の平均は6,505円、中央値は6,304円です。
東京都の9,945円は平均を3,440円上回ります。
1位と47位の差は5,741円、倍率にすると2.37倍でした。
感冒薬への支出で並べ替えると富山県が3,227で最も高く、開きは1.91倍になります。
主指標で1位の東京都は感冒薬への支出では20位、感冒薬への支出で1位の富山県は主指標では16位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの眼鏡への支出(円) | 地方 | 感冒薬への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 9945 | 関東 | 2468 |
| 2 | 埼玉県 | 9077 | 関東 | 2735 |
| 3 | 北海道 | 8645 | 北海道 | 2559 |
| 4 | 岩手県 | 8322 | 東北 | 2632 |
| 5 | 大分県 | 8196 | 九州 | 2166 |
| 6 | 福岡県 | 8127 | 九州 | 2144 |
| 7 | 静岡県 | 8051 | 中部 | 2058 |
| 8 | 福島県 | 8011 | 東北 | 3134 |
| 9 | 栃木県 | 7878 | 関東 | 2249 |
| 10 | 鳥取県 | 7776 | 中国 | 2097 |
| 11 | 和歌山県 | 7611 | 近畿 | 1690 |
| 12 | 滋賀県 | 7586 | 近畿 | 2237 |
| 13 | 徳島県 | 7095 | 四国 | 2054 |
| 14 | 神奈川県 | 6990 | 関東 | 2315 |
| 15 | 長野県 | 6903 | 中部 | 2859 |
| 16 | 富山県 | 6835 | 中部 | 3227 |
| 17 | 福井県 | 6775 | 中部 | 2001 |
| 18 | 岡山県 | 6760 | 中国 | 2543 |
| 19 | 香川県 | 6633 | 四国 | 2505 |
| 20 | 大阪府 | 6613 | 近畿 | 2386 |
| 21 | 山口県 | 6529 | 中国 | 2013 |
| 22 | 宮城県 | 6327 | 東北 | 2784 |
| 23 | 岐阜県 | 6324 | 中部 | 2190 |
| 24 | 鹿児島県 | 6304 | 九州 | 2265 |
| 25 | 千葉県 | 6255 | 関東 | 2531 |
| 26 | 宮崎県 | 6254 | 九州 | 2301 |
| 27 | 熊本県 | 6248 | 九州 | 1895 |
| 28 | 島根県 | 6246 | 中国 | 2701 |
| 29 | 奈良県 | 6089 | 近畿 | 2128 |
| 30 | 佐賀県 | 5979 | 九州 | 1905 |
| 31 | 群馬県 | 5794 | 関東 | 1896 |
| 32 | 長崎県 | 5766 | 九州 | 1804 |
| 33 | 兵庫県 | 5753 | 近畿 | 1722 |
| 34 | 茨城県 | 5718 | 関東 | 2430 |
| 35 | 高知県 | 5616 | 四国 | 2616 |
| 36 | 三重県 | 5522 | 近畿 | 1996 |
| 37 | 山形県 | 5439 | 東北 | 3162 |
| 38 | 京都府 | 5391 | 近畿 | 2185 |
| 39 | 新潟県 | 5363 | 中部 | 2846 |
| 40 | 青森県 | 5258 | 東北 | 2515 |
| 41 | 秋田県 | 5149 | 東北 | 2137 |
| 42 | 石川県 | 5104 | 中部 | 2528 |
| 43 | 愛知県 | 5010 | 中部 | 2589 |
| 44 | 山梨県 | 4941 | 中部 | 2506 |
| 45 | 愛媛県 | 4915 | 四国 | 2198 |
| 46 | 広島県 | 4394 | 中国 | 1978 |
| 47 | 沖縄県 | 4204 | 九州 | 3043 |
このグラフについての豆知識
数年に一度の買いもの
眼鏡への支出は全国平均で年6,505円。
コンタクトレンズもこの項目にふくまれます。
毎年買うものではないため、年による振れが出やすい項目です。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の東京都は9,945円、47位の沖縄県は4,204円。
差は5,741円、倍率にすると2.37倍です。
中央値は6,304円、平均は6,505円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では201円の差でした。
感冒薬への支出で並べ替えると開きは1.91倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの眼鏡への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 岩手県 8322 | 秋田県 5149 |
| 関東 | 東京都 9945 | 茨城県 5718 |
| 中部 | 静岡県 8051 | 山梨県 4941 |
| 近畿 | 和歌山県 7611 | 京都府 5391 |
| 中国 | 鳥取県 7776 | 広島県 4394 |
| 四国 | 徳島県 7095 | 愛媛県 4915 |
| 九州 | 大分県 8196 | 沖縄県 4204 |
まとめ
1世帯が1年間に眼鏡へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い東京都で9,945円、最も低い沖縄県で4,204円でした。
その差は5,741円、倍率にすると2.37倍です。
47都道府県の中央値は6,304円、平均は6,505円でした。
全国の値は6,505円です。
感冒薬への支出で並べ替えると開きは1.91倍になり、主指標で1位の東京都はその見方では20位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、コンタクトレンズもふくむこと。
3つ目は2025年の数字であることです。
感冒薬への支出では富山県が3,227で最も高く、主指標で1位の東京都はこの見方では20位でした。
地方ごとの平均では北海道が8,645円で最も高く、四国4県が6,065円で最も低くなりました。
かぜ薬やカット代への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の東京都と2位の埼玉県の差は868円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 眼鏡への支出。コンタクトレンズもふくむ。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 眼鏡への支出。
コンタクトレンズもふくむ。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
