火を自動で消す設備のある木の家が、いちばん多い県はどこだと思いますか?
スプリンクラーなど、火事のときに自動で水をまく設備です。
今回は、この設備をそなえた木造住宅の数を都道府県別に比べます。
火災警報器とちがい、住宅につけることは義務になっていません。
このランキングは、2003年の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」をもとにしています。
社会・人口統計体系は、さまざまな統計データを都道府県ごとにまとめたものです。
もとの調査年は指標によって異なるため、データを見るときは統計年にも注意しましょう。
こたえの発表
こたえは、東京都です。
35,100住宅あります。
2位は北海道で25,900住宅、3位は神奈川県で23,500住宅でした。
1位は2位の1.4倍でした。
このページの表・グラフ・地図は、自由研究や宿題にそのまま使ってOKです。
出どころの書き方は、この記事の後半の「データについて」にあります。
トップ20をみてみよう
| 順位 | 都道府県 | 値(住宅) |
|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 35,100 |
| 2 | 北海道 | 25,900 |
| 3 | 神奈川県 | 23,500 |
| 4 | 大阪府 | 16,400 |
| 5 | 千葉県 | 12,100 |
| 6 | 兵庫県 | 12,100 |
| 7 | 埼玉県 | 10,400 |
| 8 | 福岡県 | 9,300 |
| 9 | 愛知県 | 8,100 |
| 10 | 静岡県 | 6,600 |
| 11 | 広島県 | 6,000 |
| 12 | 茨城県 | 5,900 |
| 13 | 長野県 | 5,900 |
| 14 | 宮城県 | 5,200 |
| 15 | 京都府 | 5,200 |
| 16 | 鹿児島県 | 5,000 |
| 17 | 新潟県 | 4,800 |
| 18 | 群馬県 | 4,200 |
| 19 | 福島県 | 4,100 |
| 20 | 愛媛県 | 4,100 |
上位20の県を表にしました。
20位の愛媛県(えひめけん)でも4,100住宅。
数字のない県は上位20に入らないので、この表には出てきません。
地図でみてみよう

地図に上位20の県を点で打つと、住宅の多い県にならびます。
木造住宅の多い県とよく似た顔ぶれです。
どうしてだろう?
どうして木の家に消火の設備をつけるのでしょうか。
木は火に弱いという弱点があります。
家がすきまなくならぶ地域では、1軒の火事がとなりへ広がるおそれもあります。
そこで、自動で水をまく設備をつけて、火が大きくなる前に消せるようにします。
ただし、設備をつけている家はまだ多くありません。
住宅用の火災警報器は義務になりましたが、スプリンクラーまでつける家はかぎられます。
当サイトの木造建築の記事と並べると、その割合が見えてきます。
自由研究にするなら
このランキングを自由研究にするなら、こんなまとめ方はどうでしょう。
- 自分の家に火災警報器がいくつあるか数える
- 木造建築のランキングとならべて、割合を計算する
- スプリンクラーのしくみを調べてみる
さらに調べたい人への問い: 「警報器はいつから義務になった?」「消火器の使い方は?」
データについて
このランキングは、総務省統計局の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2003年)という調査から作りました。
だれでも無料で見られる、国の公式のデータです。
スプリンクラーなど、火事のときに自動で水をまく設備をそなえた木造住宅の数です。
自由研究やレポートに使うときは、次のように出どころを書いておくと、しっかりした研究になります。
「出典: 総務省統計局「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2003年)をもとに47グラフが作成」
まとめ
火を自動で消す設備のある木の家がいちばん多い県は東京都で、35,100住宅でした。
木は火に弱いので、消す工夫が要ります。
まだ多くの家にはついていません。
出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2003年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0000010108
- 備考: スプリンクラーなど、火事のときに自動で水をまく設備をそなえた木造住宅の数。数字のない県は上位20に入らないため、この表には出てこない
