赤ちゃんがいちばん多く生まれるまちは、どこだと思いますか?
日本では子どもの数が減っているといわれます。
でも、1年に何万人もの赤ちゃんが生まれているまちがあります。
今回は、1年間に生まれた赤ちゃんの数を市区町村別に比べます。
東京23区は23の区をまとめて1つとして数えています。
このランキングは、厚生労働省の「人口動態調査」(2023年)の出生数(しゅっしょうすう)で調べました。
こたえの発表
こたえは、東京23区(とうきょうにじゅうさんく)です。
1年間に生まれた赤ちゃんは6万2,460人。
市では横浜市(よこはまし)の2万2,190人が1位。
3位は大阪市(おおさかし)の1万7,795人でした。
1日あたりにすると、東京23区では170人ちかい赤ちゃんが毎日生まれている計算です。
このページの表・グラフ・地図は、自由研究や宿題にそのまま使ってOKです。
出どころの書き方は、この記事の後半の「データについて」にあります。
トップ20をみてみよう
| 順位 | 名前(よみがな) | 都道府県 | 値(人) |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京23区(とうきょうにじゅうさんく) | 東京都 | 62,460 |
| 2 | 横浜市(よこはまし) | 神奈川県 | 22,190 |
| 3 | 大阪市(おおさかし) | 大阪府 | 17,795 |
| 4 | 名古屋市(なごやし) | 愛知県 | 15,701 |
| 5 | 福岡市(ふくおかし) | 福岡県 | 11,733 |
| 6 | 川崎市(かわさきし) | 神奈川県 | 10,995 |
| 7 | 札幌市(さっぽろし) | 北海道 | 10,352 |
| 8 | さいたま市(さいたまし) | 埼玉県 | 9,389 |
| 9 | 神戸市(こうべし) | 兵庫県 | 8,497 |
| 10 | 広島市(ひろしまし) | 広島県 | 7,868 |
| 11 | 京都市(きょうとし) | 京都府 | 7,692 |
| 12 | 仙台市(せんだいし) | 宮城県 | 6,617 |
| 13 | 千葉市(ちばし) | 千葉県 | 5,570 |
| 14 | 北九州市(きたきゅうしゅうし) | 福岡県 | 5,514 |
| 15 | 熊本市(くまもとし) | 熊本県 | 5,345 |
| 16 | 堺市(さかいし) | 大阪府 | 5,081 |
| 17 | 岡山市(おかやまし) | 岡山県 | 4,871 |
| 18 | 浜松市(はままつし) | 静岡県 | 4,561 |
| 19 | 新潟市(にいがたし) | 新潟県 | 4,429 |
| 20 | 鹿児島市(かごしまし) | 鹿児島県 | 4,085 |
上位20のまちを表にしました。
20位の鹿児島市(かごしまし)でも4,085人の赤ちゃんが生まれています。
人口の多いまちが上位に来るのは自然ですが、順位をよく見ると、人口ランキングとは少しちがうところがあります。
地図でみてみよう

地図に上位20のまちを点で打つと、人口ランキングとよくにた形になります。
大都市には若い世代がたくさん住んでいるため、生まれる赤ちゃんの数も多くなります。
どうしてだろう?
どうしてまちによって差が出るのでしょうか。
生まれる赤ちゃんの数は、そのまちに住む若い世代の人数で大きく変わります。
大学や会社が多いまちには20代・30代が集まるので、赤ちゃんも多く生まれます。
ただし「人口あたりで見るとどうか」は、また別の話です。
人口が同じくらいでも、赤ちゃんの数がちがうまちがあります。
子育てを支えるしくみや、家の広さ、通勤の時間などが関係していると考えられています。
自由研究にするなら
このランキングを自由研究にするなら、こんなまとめ方はどうでしょう。
- 自分の市で1年に何人の赤ちゃんが生まれているか調べてみる
- 人口で割って「人口1万人あたりの赤ちゃんの数」を計算し、順位がどう変わるか見てみる
- 自分が生まれた年に、日本全体で何人生まれたか調べてみる
さらに調べたい人への問い: 「50年前と今では、生まれる赤ちゃんの数はどれくらいちがう?」「子育てしやすいまちの条件は何だろう?」
データについて
このランキングは、厚生労働省の「人口動態調査」(2023年)という調査から作りました。
だれでも無料で見られる、国の公式のデータです。
出生数は、その年に生まれた赤ちゃんの数です。
人口の多さに大きく左右される数字なので、まちの子育てのしやすさをそのまま表すものではありません。
自由研究やレポートに使うときは、次のように出どころを書いておくと、しっかりした研究になります。
「出典: 厚生労働省「人口動態調査」(2023年)をもとに47グラフが作成」
まとめ
赤ちゃんがいちばん多く生まれるまちは東京23区で、1年に6万2,460人でした。
市では横浜市の2万2,190人です。
生まれる赤ちゃんの数は、まちの未来を映す数字です。
「人口が多い市」「小学生が多い市」の記事とならべて読むと、まちの姿がより立体的に見えてきます。
出典
- 統計名: 人口動態調査
- 調査年: 2023年
- 公開元: 厚生労働省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0000020201
- 備考: 1年間に生まれた赤ちゃんの数。東京23区は23の区を合わせた数
