コンクリートブロックでできた家が、いちばん多い県はどこだと思いますか?
ブロックを積み上げてつくる住宅です。
今回は、このつくりで工事が始まった住宅の数を都道府県別に比べます。
台風の多い地域で選ばれてきたつくりなので、分布にかたよりが出ます。
このランキングは、2007年の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」をもとにしています。
社会・人口統計体系は、さまざまな統計データを都道府県ごとにまとめたものです。
もとの調査年は指標によって異なるため、データを見るときは統計年にも注意しましょう。
こたえの発表
こたえは、沖縄県です。
1年で305棟の工事が始まりました。
2位は北海道で34棟、3位は愛知県で11棟でした。
1位は2位の9.0倍。
1つの県だけがとびぬけています。
このページの表・グラフ・地図は、自由研究や宿題にそのまま使ってOKです。
出どころの書き方は、この記事の後半の「データについて」にあります。
トップ20をみてみよう
| 順位 | 都道府県 | 値(棟) |
|---|---|---|
| 1 | 沖縄県 | 305 |
| 2 | 北海道 | 34 |
| 3 | 愛知県 | 11 |
| 4 | 東京都 | 9 |
| 5 | 神奈川県 | 6 |
| 6 | 広島県 | 6 |
| 7 | 長崎県 | 5 |
| 8 | 福井県 | 4 |
| 9 | 大阪府 | 4 |
| 10 | 長野県 | 3 |
| 11 | 福岡県 | 3 |
| 12 | 宮崎県 | 3 |
| 13 | 鹿児島県 | 3 |
| 14 | 群馬県 | 2 |
| 15 | 埼玉県 | 2 |
| 16 | 滋賀県 | 2 |
| 17 | 岡山県 | 2 |
| 18 | 山口県 | 2 |
| 19 | 香川県 | 2 |
| 20 | 大分県 | 2 |
上位20の県を表にしました。
20位の大分県(おおいたけん)でも2棟。
数字のない県は上位20に入らないので、この表には出てきません。
地図でみてみよう

地図に上位20の県を点で打つと、1位の県だけが大きく目立ちます。
ほかの県とはけたがちがいます。
どうしてだろう?
なぜ1つの県だけとびぬけているのでしょうか。
1位の県は、台風がよく通ります。
木の家は強い風に弱く、しろありや湿気にもいためられやすいという弱点があります。
コンクリートブロックを積んだ家なら、風にも湿気にも強くなります。
戦後、この県で広まったつくり方です。
当サイトの木造建築の記事と並べると、気候によって家のつくりが変わることがはっきり分かります。
同じ日本でも、住まいの形はひとつではありません。
自由研究にするなら
このランキングを自由研究にするなら、こんなまとめ方はどうでしょう。
- 1位の県の台風の数を調べてみる
- 木造建築のランキングとならべて、顔ぶれをくらべる
- 自分のまちの家が何でできているか数えてみる
さらに調べたい人への問い: 「ブロックはどうやって積む?」「台風は年に何回来る?」
データについて
このランキングは、総務省統計局の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2007年)という調査から作りました。
だれでも無料で見られる、国の公式のデータです。
コンクリートブロックを積んでつくる住宅の着工数です。
自由研究やレポートに使うときは、次のように出どころを書いておくと、しっかりした研究になります。
「出典: 総務省統計局「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2007年)をもとに47グラフが作成」
まとめ
コンクリートブロックの家がいちばん多い県は沖縄県で、305棟でした。
台風の多い地域で選ばれてきたつくりです。
気候が、住まいの形を決めています。
出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2007年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0000010108
- 備考: コンクリートブロックを積んでつくる住宅の着工数。台風の多い地域で選ばれてきた。数字のない県は上位20に入らないため、この表には出てこない
