小学校と中学校が1つになった学校が、いちばん多い県はどこだと思いますか?
小学校の6年間と中学校の3年間は、長いあいだ別々の学校で過ごすのがふつうでした。
これを1つの学校にまとめたものを、文部科学省は「義務教育学校(ぎむきょういくがっこう)」とよびます。
前の6年間を前期課程、後の3年間を後期課程といいます。
今回は、この義務教育学校の前期課程の学級数を都道府県別に比べます。
このランキングは、2024年の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」をもとにしています。
社会・人口統計体系は、さまざまな統計データを都道府県ごとにまとめたものです。
もとの調査年は指標によって異なるため、データを見るときは統計年にも注意しましょう。
こたえの発表
こたえは、茨城県です。
前期課程のクラスが238学級あります。
2位は東京都で200学級、3位は大阪府で165学級でした。
1位と2位の差はわずかです。
このページの表・グラフ・地図は、自由研究や宿題にそのまま使ってOKです。
出どころの書き方は、この記事の後半の「データについて」にあります。
トップ20をみてみよう
| 順位 | 都道府県 | 値(学級) |
|---|---|---|
| 1 | 茨城県 | 238 |
| 2 | 東京都 | 200 |
| 3 | 大阪府 | 165 |
| 4 | 京都府 | 120 |
| 5 | 北海道 | 118 |
| 6 | 兵庫県 | 105 |
| 7 | 福岡県 | 87 |
| 8 | 奈良県 | 85 |
| 9 | 岐阜県 | 71 |
| 10 | 神奈川県 | 65 |
| 11 | 広島県 | 63 |
| 12 | 福島県 | 54 |
| 13 | 栃木県 | 54 |
| 14 | 佐賀県 | 51 |
| 15 | 宮城県 | 44 |
| 16 | 千葉県 | 42 |
| 17 | 長野県 | 42 |
| 18 | 島根県 | 38 |
| 19 | 鹿児島県 | 37 |
| 20 | 鳥取県 | 36 |
上位20の県を表にしました。
20位の鳥取県(とっとりけん)でも36学級。
数字のない県は上位20に入らないので、この表には出てきません。
地図でみてみよう

地図に上位20の県を点で打つと、日本じゅうに散らばります。
大都市の県も、地方の県も入っています。
どうしてだろう?
どうして小学校と中学校を1つにするのでしょうか。
理由は大きく2つあります。
1つは、子どもの数がへった地域で小学校と中学校をまとめて残すためです。
もう1つは、9年間続けて学べることの良さです。
中学に上がるときの「段差」がなくなり、先生も9年間を見通して教えられます。
義務教育学校は2016年にできた新しいしくみです。
まだ数は多くありませんが、少しずつふえています。
自由研究にするなら
このランキングを自由研究にするなら、こんなまとめ方はどうでしょう。
- 自分の県に義務教育学校があるか調べてみる
- 小学校から中学校に上がるとき、何が変わるか書き出す
- 中等教育学校(中高一貫)のランキングともくらべる
さらに調べたい人への問い: 「中1ギャップってなんだろう?」「9年間同じ校舎で過ごすとどうなる?」
データについて
このランキングは、総務省統計局の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2024年)という調査から作りました。
だれでも無料で見られる、国の公式のデータです。
義務教育学校は、小学校と中学校を1つにした学校です。
前期課程は小学校にあたる6年間です。
自由研究やレポートに使うときは、次のように出どころを書いておくと、しっかりした研究になります。
「出典: 総務省統計局「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2024年)をもとに47グラフが作成」
まとめ
小中一貫の学校がいちばん多い県は茨城県で、238学級でした。
2016年にできた新しいしくみです。
中学に上がるときの段差をなくす工夫です。
出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0000010105
- 備考: 義務教育学校は、小学校と中学校を1つにした学校。前期課程は小学校にあたる6年間。数字のない県は上位20に入らないため、この表には出てこない
