工場で海の水をいちばん使う県はどこだと思いますか?
工場が1日に使う海水の量でくらべます。
このランキングは、2015年の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」で調べました。
社会・人口統計体系は、いろいろな調査の結果を都道府県ごとにまとめ直したデータ集です。
もとの調査は指標ごとにちがうので、調べるときは統計年もいっしょに書きとめておきましょう。
こたえの発表
こたえは、山口県です。
1日に640万2,288立方メートルを使っています。
2位は千葉県で549万5,020立方メートル、3位は兵庫県で463万4,404立方メートルでした。
1位は2位の1.2倍でした。
このページの表・グラフ・地図は、自由研究や宿題にそのまま使ってOKです。
出どころの書き方は、この記事の後半の「データについて」にあります。
トップ20をみてみよう
| 順位 | 都道府県 | 値(m3) |
|---|---|---|
| 1 | 山口県 | 6,402,288 |
| 2 | 千葉県 | 5,495,020 |
| 3 | 兵庫県 | 4,634,404 |
| 4 | 愛知県 | 3,072,317 |
| 5 | 神奈川県 | 2,700,831 |
| 6 | 茨城県 | 2,069,210 |
| 7 | 岡山県 | 2,031,561 |
| 8 | 北海道 | 1,696,035 |
| 9 | 大分県 | 1,474,756 |
| 10 | 大阪府 | 1,031,703 |
| 11 | 福岡県 | 969,154 |
| 12 | 広島県 | 944,480 |
| 13 | 和歌山県 | 942,330 |
| 14 | 三重県 | 928,985 |
| 15 | 愛媛県 | 809,083 |
| 16 | 香川県 | 545,028 |
| 17 | 福島県 | 370,148 |
| 18 | 秋田県 | 216,000 |
| 19 | 岩手県 | 115,949 |
| 20 | 徳島県 | 100,074 |
上位20の県を表にしました。
20位の徳島県(とくしまけん)でも10万74立方メートル。
数字のない県は上位20に入らないので、この表には出てきません。
地図でみてみよう

地図に上位20の県を点で打つと、海ぞいの工業地帯にならびます。
内陸の県には点がつきません。
海がなければ使えないからです。
どうしてだろう?
工場は海水を何に使うのでしょうか。
いちばん多いのは、機械や製品を冷やすためです。
鉄をつくる工場や化学の工場では、高い温度になった設備を冷やし続ける必要があります。
海水は塩がふくまれていて、飲んだり洗ったりには使えません。
でも「冷やす」だけなら塩があっても困りません。
真水は農業や飲み水にも要るので、冷やすのに海水を使えば、そのぶん真水を節約できます。
海のそばに大きな工場が多い理由のひとつです。
自由研究にするなら
このランキングを自由研究にするなら、こんなまとめ方はどうでしょう。
- 上位の県にどんな工場があるか調べる
- 海水と真水のちがいを、こおる温度で調べてみる
- 工場の出荷額のランキングとならべてみる
さらに調べたい人への問い: 「海水はどれくらい塩がふくまれている?」「使った海水はどこへ戻す?」
データについて
このランキングは、総務省統計局の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2015年)という調査から作りました。
だれでも無料で見られる、国の公式のデータです。
工場が1日に使う海水の量です。
機械を冷やすために使われることが多くあります。
自由研究やレポートに使うときは、次のように出どころを書いておくと、しっかりした研究になります。
「出典: 総務省統計局「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2015年)をもとに47グラフが作成」
まとめ
工場で海の水をいちばん使う県は山口県で、640万2,288立方メートルでした。
海水は冷やすために使われます。
真水を節約できるので、海のそばに工場が集まります。
出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2015年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0000010103
- 備考: 工場が1日に使う海水の量。機械を冷やすために使われることが多い。数字のない県は上位20に入らないため、この表には出てこない
