緑道がいちばん広い県はどこだと思いますか?
まちの中の緑地には、広場のように四角いものだけでなく、細長くのびるものもあります。
歩く人と自転車が安全に通れるようにつくられた細長い緑地を「緑道(りょくどう)」とよびます。
車の通らない散歩道と考えると近いかもしれません。
今回は、この緑道の広さを都道府県別に比べます。
このランキングは、2023年の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」をもとにしています。
社会・人口統計体系は、さまざまな統計データを都道府県ごとにまとめたものです。
もとの調査年は指標によって異なるため、データを見るときは統計年にも注意しましょう。
こたえの発表
こたえは、愛知県です。
162ヘクタールあります。
2位は千葉県で87ヘクタール、3位は神奈川県で84ヘクタールでした。
1位は2位の1.9倍でした。
このページの表・グラフ・地図は、自由研究や宿題にそのまま使ってOKです。
出どころの書き方は、この記事の後半の「データについて」にあります。
トップ20をみてみよう
| 順位 | 都道府県 | 値(ha) |
|---|---|---|
| 1 | 愛知県 | 162 |
| 2 | 千葉県 | 87 |
| 3 | 神奈川県 | 84 |
| 4 | 大阪府 | 79 |
| 5 | 東京都 | 71 |
| 6 | 福岡県 | 62 |
| 7 | 北海道 | 58 |
| 8 | 埼玉県 | 57 |
| 9 | 岡山県 | 28 |
| 10 | 京都府 | 27 |
| 11 | 兵庫県 | 26 |
| 12 | 大分県 | 23 |
| 13 | 青森県 | 21 |
| 14 | 広島県 | 20 |
| 15 | 静岡県 | 16 |
| 16 | 宮城県 | 12 |
| 17 | 福島県 | 11 |
| 18 | 新潟県 | 11 |
| 19 | 群馬県 | 9 |
| 20 | 石川県 | 8 |
上位20の県を表にしました。
20位の石川県(いしかわけん)でも8ヘクタール。
その施設や土地がない県は上位20に入らないので、この表には出てきません。
地図でみてみよう

地図に上位20の県を点で打つと、大都市のまわりに集まります。
まちのなかを通る緑の道であることがうかがえます。
どうしてだろう?
緑道はどんな場所につくられるのでしょうか。
多いのは、川にふたをした跡や、使われなくなった水路の上です。
もともと細長い土地なので、道として整えやすいのです。
鉄道の跡を緑道にした例もあります。
線路をはがして木を植え、歩ける道にしたものです。
緑道の良さは、車が入ってこないことです。
通学路として使えば、安全に学校へ行けます。
当サイトのサイクリングコースの記事と並べると、車の来ない道のつくり方が見えてきます。
自由研究にするなら
このランキングを自由研究にするなら、こんなまとめ方はどうでしょう。
- 近くの緑道がもとは何だった土地か調べてみる
- 古い地図と今の地図をくらべて、川や線路をさがす
- 緑道に植えられている木の種類を記録する
さらに調べたい人への問い: 「暗渠(あんきょ)ってなんだろう?」「川はどうしてふたをされた?」
データについて
このランキングは、総務省統計局の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2023年)という調査から作りました。
だれでも無料で見られる、国の公式のデータです。
緑道は、歩く人と自転車のためにつくられた細長い緑地です。
自由研究やレポートに使うときは、次のように出どころを書いておくと、しっかりした研究になります。
「出典: 総務省統計局「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2023年)をもとに47グラフが作成」
まとめ
緑道がいちばん広い県は愛知県で、162ヘクタールでした。
川の跡や線路の跡が使われることが多くあります。
足もとの土地の歴史を調べると、発見があります。
出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2023年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0000010108
- 備考: 緑道は、歩く人と自転車のためにつくられた細長い緑地。ゼロの県や数字のない県は上位20に入らないため、この表には出てこない
