電車で学校や会社に通う人が、いちばん多いまちはどこだと思いますか?
通う人のうち、鉄道を使う人の割合でくらべます。
このランキングは、2020年の「社会・人口統計体系(市区町村データ)」で調べました。
国勢調査では、家から出て通勤・通学する人に「何を使って行くか」をたずねています。
その答えをもとにした割合です。
小さな村では数字がぶれやすいので、人口1万人以上の市区町村にしぼりました。
こたえの発表
こたえは、東京都の東京23区(とうきょうにじゅうさんく)です。
通う人の52%が鉄道を使っています。
2位は東京都の国分寺市(こくぶんじし)で47.3%、3位は東京都の狛江市(こまえし)で47.2%でした。
半分ちかい人が電車で通うまちがあります。
このページの表・グラフ・地図は、自由研究や宿題にそのまま使ってOKです。
出どころの書き方は、この記事の後半の「データについて」にあります。
トップ20をみてみよう
| 順位 | 名前(よみがな) | 都道府県 | 値(%) |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京23区(とうきょうにじゅうさんく) | 東京都 | 52 |
| 2 | 国分寺市(こくぶんじし) | 東京都 | 47.3 |
| 3 | 狛江市(こまえし) | 東京都 | 47.2 |
| 4 | 稲城市(いなぎし) | 東京都 | 46.8 |
| 5 | 武蔵野市(むさしのし) | 東京都 | 46.7 |
| 6 | 調布市(ちょうふし) | 東京都 | 46.5 |
| 7 | 小金井市(こがねいし) | 東京都 | 45.9 |
| 8 | 市川市(いちかわし) | 千葉県 | 45.8 |
| 9 | 川崎市(かわさきし) | 神奈川県 | 45.8 |
| 10 | 島本町(しまもとちょう) | 大阪府 | 44.5 |
| 11 | 船橋市(ふなばしし) | 千葉県 | 43.5 |
| 12 | 流山市(ながれやまし) | 千葉県 | 43.4 |
| 13 | 蕨市(わらびし) | 埼玉県 | 42.6 |
| 14 | 逗子市(ずしし) | 神奈川県 | 42 |
| 15 | 松戸市(まつどし) | 千葉県 | 41.8 |
| 16 | 和光市(わこうし) | 埼玉県 | 41.5 |
| 17 | 大和市(やまとし) | 神奈川県 | 41.1 |
| 18 | 横浜市(よこはまし) | 神奈川県 | 40.8 |
| 19 | 西東京市(にしとうきょうし) | 東京都 | 40.7 |
| 20 | 朝霞市(あさかし) | 埼玉県 | 40.4 |
上位20のまちを表にしました。
20位の朝霞市(あさかし)でも40.4%。
東京・神奈川・埼玉・千葉のまちがならんでいます。
地図でみてみよう

地図に上位20のまちを点で打つと、東京のまわりにかたまります。
首都圏(しゅとけん)以外のまちは、ほとんど入ってきません。
どうしてだろう?
どうして首都圏に集中するのでしょうか。
電車で通うには、まず線路と駅がなければなりません。
東京のまわりには鉄道の路線が網の目のようにあり、たいていの場所から電車で都心へ行けます。
もうひとつの理由は、通う距離です。
都心まで30キロメートル以上はなれたまちからでも、電車なら1時間ほどで着きます。
車では渋滞(じゅうたい)でもっとかかります。
鉄道網(てつどうもう)があるから遠くから通える。
遠くから通う人がいるから鉄道が保たれる。
この2つはたがいに支え合っています。
自由研究にするなら
このランキングを自由研究にするなら、こんなまとめ方はどうでしょう。
- 自分のまちに駅がいくつあるか、地図で数えてみる
- 車で通う人のランキングとならべて、逆の関係になっているか見てみる
- 家から学校まで、電車と自転車でどちらが早いか調べてみる
さらに調べたい人への問い: 「日本でいちばん利用者の多い駅はどこ?」「鉄道はいつ日本に来た?」
データについて
このランキングは、総務省統計局の「社会・人口統計体系(市区町村データ)」(2020年)という調査から作りました。
だれでも無料で見られる、国の公式のデータです。
家から出て通勤・通学する人のうち、鉄道・電車を使う人の割合です。
人口1万人以上の市区町村でくらべています。
自由研究やレポートに使うときは、次のように出どころを書いておくと、しっかりした研究になります。
「出典: 総務省統計局「社会・人口統計体系(市区町村データ)」(2020年)をもとに47グラフが作成」
まとめ
電車で通う人がいちばん多いまちは東京都の東京23区で、52%でした。
線路があるところに、電車で通う人が生まれます。
交通のしくみが、暮らし方を決めています。
出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(市区町村データ)
- 調査年: 2020年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0000020108
- 備考: 家から出て通勤・通学する人のうち、鉄道・電車を使う人の割合。人口1万人以上の市区町村にしぼって計算した
