自転車で学校や会社に通う人が、いちばん多いまちはどこだと思いますか?
人数ではなく「割合」でくらべます。
通う人のうち何%が自転車を使うか、です。
このランキングは、2020年の「社会・人口統計体系(市区町村データ)」で調べました。
国勢調査では、家から出て通勤・通学する人に「何を使って行くか」をたずねています。
その答えをもとにした割合です。
小さな村では数字がぶれやすいので、人口1万人以上の市区町村にしぼりました。
こたえの発表
こたえは、大阪府の門真市(かどまし)です。
通う人の31.8%が自転車を使っています。
2位は大阪府の東大阪市(ひがしおおさかし)で29.3%、3位は大阪府の守口市(もりぐちし)で28.7%でした。
上位には大阪府のまちがいくつも入りました。
このページの表・グラフ・地図は、自由研究や宿題にそのまま使ってOKです。
出どころの書き方は、この記事の後半の「データについて」にあります。
トップ20をみてみよう
| 順位 | 名前(よみがな) | 都道府県 | 値(%) |
|---|---|---|---|
| 1 | 門真市(かどまし) | 大阪府 | 31.8 |
| 2 | 東大阪市(ひがしおおさかし) | 大阪府 | 29.3 |
| 3 | 守口市(もりぐちし) | 大阪府 | 28.7 |
| 4 | 八尾市(やおし) | 大阪府 | 28.6 |
| 5 | 大東市(だいとうし) | 大阪府 | 27.4 |
| 6 | 松原市(まつばらし) | 大阪府 | 26.7 |
| 7 | 尼崎市(あまがさきし) | 兵庫県 | 26.5 |
| 8 | 伊丹市(いたみし) | 兵庫県 | 26.1 |
| 9 | 摂津市(せっつし) | 大阪府 | 24.6 |
| 10 | 大阪市(おおさかし) | 大阪府 | 23.7 |
| 11 | 寝屋川市(ねやがわし) | 大阪府 | 22.7 |
| 12 | 茨木市(いばらきし) | 大阪府 | 21.8 |
| 13 | 藤井寺市(ふじいでらし) | 大阪府 | 21.5 |
| 14 | 戸田市(とだし) | 埼玉県 | 20.6 |
| 15 | 久御山町(くみやまちょう) | 京都府 | 20.5 |
| 16 | 忠岡町(ただおかちょう) | 大阪府 | 20.3 |
| 17 | 武蔵村山市(むさしむらやまし) | 東京都 | 20.1 |
| 18 | 泉大津市(いずみおおつし) | 大阪府 | 20.1 |
| 19 | 松山市(まつやまし) | 愛媛県 | 19.9 |
| 20 | 京都市(きょうとし) | 京都府 | 19.8 |
上位20のまちを表にしました。
20位の京都市(きょうとし)でも19.8%。
3人に1人ちかくが自転車という地域があります。
地図でみてみよう

地図に上位20のまちを点で打つと、大阪のまわりに強く集まります。
大都市そのものではなく、そのとなりのまちが上位に来ているのが特ちょうです。
どうしてだろう?
どうして大阪のまわりで自転車が使われるのでしょうか。
理由のひとつは、土地が平らなことです。
大阪平野は坂が少なく、自転車で走りやすい地形です。
もうひとつは、まちの大きさです。
これらのまちは面積がせまく、駅や職場までの道のりが短くなります。
数キロメートルなら、電車を待つより自転車のほうが早いこともあります。
地形と、まちの広さと、目的地までの近さ。
この3つがそろうと、自転車が選ばれやすくなります。
自由研究にするなら
このランキングを自由研究にするなら、こんなまとめ方はどうでしょう。
- 自分のクラスで、学校まで何を使って来ているか数えて割合を出す
- 上位のまちの地形を地図で調べて、坂があるか確かめる
- 電車で通う人のランキングとならべて、逆の関係があるか見てみる
さらに調べたい人への問い: 「自転車で何分なら歩くより早い?」「坂の多いまちでは何を使う?」
データについて
このランキングは、総務省統計局の「社会・人口統計体系(市区町村データ)」(2020年)という調査から作りました。
だれでも無料で見られる、国の公式のデータです。
家から出て通勤・通学する人のうち、自転車を使う人の割合です。
人口1万人以上の市区町村でくらべています。
自由研究やレポートに使うときは、次のように出どころを書いておくと、しっかりした研究になります。
「出典: 総務省統計局「社会・人口統計体系(市区町村データ)」(2020年)をもとに47グラフが作成」
まとめ
自転車で通う人がいちばん多いまちは大阪府の門真市で、31.8%でした。
交通手段の選び方は、地形とまちの広さで決まります。
自分のまちで何が使われているか、数えてみてください。
出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(市区町村データ)
- 調査年: 2020年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0000020108
- 備考: 家から出て通勤・通学する人のうち、自転車を使う人の割合。人口1万人以上の市区町村にしぼって計算した
