子どもは1年に何回くらい図書館で本を借りているのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは文部科学省の社会教育調査、2014年度の1年間の数字。
東京都が3,179,562人で1位。
47都道府県の平均は422,230.7人、中央値は216,065人です。
1位と47位の間には46.9倍の開き、人口10万人あたりでは4.1倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
422,231人
図書館の児童帯出者数(平成26年度間(2014年度))
最も多い 東京都
3,179,562人
最も少ない 鳥取県
67,737人
地図で見る
| 項目 | 図書館の児童帯出者数 |
|---|---|
| 北海道 | 481,848人 |
| 青森県 | 154,779人 |
| 岩手県 | 216,065人 |
| 宮城県 | 141,073人 |
| 秋田県 | 95,479人 |
| 山形県 | 137,807人 |
| 福島県 | 170,455人 |
| 茨城県 | 441,583人 |
| 栃木県 | 267,585人 |
| 群馬県 | 383,713人 |
| 埼玉県 | 1,189,240人 |
| 千葉県 | 595,097人 |
| 東京都 | 3,179,562人 |
| 神奈川県 | 844,605人 |
| 新潟県 | 331,743人 |
| 富山県 | 111,685人 |
| 石川県 | 159,625人 |
| 福井県 | 173,163人 |
| 山梨県 | 129,108人 |
| 長野県 | 458,944人 |
| 岐阜県 | 268,671人 |
| 静岡県 | 639,488人 |
| 愛知県 | 1,527,417人 |
| 三重県 | 222,720人 |
| 滋賀県 | 199,210人 |
| 京都府 | 545,806人 |
| 大阪府 | 1,586,054人 |
| 兵庫県 | 977,557人 |
| 奈良県 | 332,585人 |
| 和歌山県 | 176,456人 |
| 鳥取県 | 67,737人 |
| 島根県 | 79,392人 |
| 岡山県 | 239,201人 |
| 広島県 | 479,134人 |
| 山口県 | 209,314人 |
| 徳島県 | 148,361人 |
| 香川県 | 97,505人 |
| 愛媛県 | 173,751人 |
| 高知県 | 113,838人 |
| 福岡県 | 854,209人 |
| 佐賀県 | 131,733人 |
| 長崎県 | 221,792人 |
| 熊本県 | 133,936人 |
| 大分県 | 199,598人 |
| 宮崎県 | 92,113人 |
| 鹿児島県 | 284,889人 |
| 沖縄県 | 179,216人 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで大阪府、愛知県、埼玉県、兵庫県が続きます。
淡いのは鳥取県、島根県、宮崎県でした。
47都道府県の平均は422,230.7人、中央値は216,065人です。
東京都の3,179,562人は平均の7.5倍にあたります。
上位3で31.7パーセント、1位と47位で46.9倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと奈良県が25,882.1人で最も多く、開きは4.1倍になります。
実数1位の東京都は人数あたりでは4位、人数あたり1位の奈良県は実数では16位でした。
| 順位 | 都道府県 | 図書館の児童帯出者数(人) | 地方 | 人口10万人あたりの図書館の児童帯出者数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 3179562 | 関東 | 22426.03 |
| 2 | 大阪府 | 1586054 | 近畿 | 18111.84 |
| 3 | 愛知県 | 1527417 | 中部 | 20474.76 |
| 4 | 埼玉県 | 1189240 | 関東 | 16219.86 |
| 5 | 兵庫県 | 977557 | 近畿 | 18316.6 |
| 6 | 福岡県 | 854209 | 九州 | 16775.51 |
| 7 | 神奈川県 | 844605 | 関東 | 9155.61 |
| 8 | 静岡県 | 639488 | 中部 | 18131.22 |
| 9 | 千葉県 | 595097 | 関東 | 9520.03 |
| 10 | 京都府 | 545806 | 近畿 | 21658.97 |
| 11 | 北海道 | 481848 | 北海道 | 9554.79 |
| 12 | 広島県 | 479134 | 中国 | 17654.16 |
| 13 | 長野県 | 458944 | 中部 | 23097.33 |
| 14 | 茨城県 | 441583 | 関東 | 15737.1 |
| 15 | 群馬県 | 383713 | 関東 | 20302.28 |
| 16 | 奈良県 | 332585 | 近畿 | 25882.1 |
| 17 | 新潟県 | 331743 | 中部 | 15804.81 |
| 18 | 鹿児島県 | 284889 | 九州 | 18595.89 |
| 19 | 岐阜県 | 268671 | 中部 | 14022.49 |
| 20 | 栃木県 | 267585 | 関東 | 14195.49 |
| 21 | 岡山県 | 239201 | 中国 | 13063.95 |
| 22 | 三重県 | 222720 | 近畿 | 13016.95 |
| 23 | 長崎県 | 221792 | 九州 | 17715.02 |
| 24 | 岩手県 | 216065 | 東北 | 18870.31 |
| 25 | 山口県 | 209314 | 中国 | 16339.89 |
| 26 | 大分県 | 199598 | 九州 | 18396.13 |
| 27 | 滋賀県 | 199210 | 近畿 | 14208.99 |
| 28 | 沖縄県 | 179216 | 九州 | 12224.83 |
| 29 | 和歌山県 | 176456 | 近畿 | 20051.82 |
| 30 | 愛媛県 | 173751 | 四国 | 13616.85 |
| 31 | 福井県 | 173163 | 中部 | 23432.07 |
| 32 | 福島県 | 170455 | 東北 | 9779.4 |
| 33 | 石川県 | 159625 | 中部 | 14537.8 |
| 34 | 青森県 | 154779 | 東北 | 13285.75 |
| 35 | 徳島県 | 148361 | 四国 | 21658.54 |
| 36 | 宮城県 | 141073 | 東北 | 6275.49 |
| 37 | 山形県 | 137807 | 東北 | 13630.76 |
| 38 | 熊本県 | 133936 | 九州 | 7892.52 |
| 39 | 佐賀県 | 131733 | 九州 | 16717.39 |
| 40 | 山梨県 | 129108 | 中部 | 16322.12 |
| 41 | 高知県 | 113838 | 四国 | 17353.35 |
| 42 | 富山県 | 111685 | 中部 | 11202.11 |
| 43 | 香川県 | 97505 | 四国 | 10633.04 |
| 44 | 秋田県 | 95479 | 東北 | 10644.26 |
| 45 | 宮崎県 | 92113 | 九州 | 8917.04 |
| 46 | 島根県 | 79392 | 中国 | 12366.36 |
| 47 | 鳥取県 | 67737 | 中国 | 12756.5 |
借りた児童が多い上位5都府県
借りた児童が多い上位5都府県です。
東京都は3,179,562人、大阪府は1,586,054人、愛知県は1,527,417人でした。
東京都は2位の大阪府の2倍です。
4位は埼玉県で1,189,240人、5位は兵庫県で977,557人。
上位5で全国の42.6パーセント、上位3で31.7パーセント、上位10で60.2パーセントでした。
1位だけで16パーセントを占めます。
47都道府県の平均は422,230.7人なので、1位は平均の7.5倍。
中央値の216,065人と比べると14.7倍にあたります。
6位以下は福岡県で854,209人、神奈川県で844,605人、静岡県で639,488人と続きました。
2位と3位の差は58,637人、3位と4位の差は338,177人でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の57.4パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると4,765,616人。
これだけで全国の24.0パーセントにあたります。
子どもの人数が多い都府県が上位に来ました。
人口10万人あたりでは奈良県が1位です
以下は、図書館で本を借りた児童の数にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。
人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。
1位は奈良県の25,882.1人、2位は福井県23,432.07人、3位は長野県23,097.33人。
4位以下は東京都、京都府と続きます。
逆に人口あたりの下位は熊本県7,892.52人、宮城県6,275.49人。
奈良県と宮城県では4.1倍の開きです。
人口10万人あたりでは奈良県が1位です。
子どもの読書に力を入れてきた県が上位に並びます。
朝の読書の時間を設けている学校や、学級文庫と公共図書館をつないでいる地域では、子どもが本を借りる回数が増えやすくなります。
当サイトの児童への貸出冊数の記事と並べると、1回に何冊借りているかが見えてきます。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、近畿7府県が18,456人で最も多く、北海道が9,554.79人で最も少なくなります。
中部9県18,433.32人と関東7都県15,840.85人がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
借りた児童が少ない下位5県
借りた児童が少ない下位5県です。
47位の鳥取県は67,737人、46位の島根県は79,392人、45位の宮崎県は92,113人でした。
1位の東京都とは46.9倍の差があります。
44位は秋田県で95,479人、43位は香川県で97,505人、42位は富山県で111,685人と続きます。
学校での読書の時間の取り方も、数に影響すると考えられます。
47都道府県の中央値は216,065人。
平均は422,230.7人なので、平均が中央値の2.0倍です。
47位の鳥取県は平均の16.0パーセント、中央値の31.4パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の2.2パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで16パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の鳥取県は、1位の東京都の2.13パーセントにあたる水準です。
46位との差は11,655人、45位との差は24,376人でした。
1位の東京都と47位の鳥取県の間には3,111,825人の開きがあります。
地方別に見る
借りた児童の数は、子どもの多い地方で大きくなります。
地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の34.8パーセントで最も大きくなります。
次いで近畿7府県が20.4パーセント、中部9県が19.1パーセント、九州・沖縄8県が10.6パーセントと続きました。
少ないほうは中国5県が5.4パーセント、東北6県が4.6パーセント、四国4県が2.7パーセント、北海道が2.4パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
近畿7府県が18,456人、中部9県が18,433.32人、関東7都県が15,840.85人の順に多く、最も少ないのは北海道が9,554.79人です。
このグラフについての豆知識
朝の読書の広がり
始業前の10分ほどを読書にあてる取り組みは、1988年に千葉県の高校で始まりました。
いまでは全国の多くの小中学校で行われています。
この数字はのべ人数なので、同じ子が何度も借りればその回数だけ数えます。
社会教育調査という統計
社会教育調査は、図書館や博物館、体育施設など学校の外にある学びの場を全国分まとめた統計です。
3年ごとに行われ、e-Statのデータベースに収められているのは2015年度の調査までです。
施設の数は調査時点のもので、そのあと新しくできた施設や閉じた施設は反映されていません。
数字の開き
1位の東京都は3,179,562人、47位の鳥取県は67,737人。
両者の間には46.9倍の開きがあります。
上位3で全国の31.7パーセント、上位10で60.2パーセントを占めます。
中央値は216,065人、平均は422,230.7人です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと4.1倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
順位の並びがにている記事
図書館で本を借りた児童の数の順位を、当サイトの全記事の並びと突き合わせてみました。
最も似ていたのは【図書館で本を借りた人】1年でおよそ1億8,136万人(順位相関0.91)です。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【体育館の数】全国8,111か所、人口が少ない県ほど多いという逆転が起きています(順位相関-0.74)です。
相関は因果ではないので、関係があると決めつけることはできません。
見くらべる手がかりとして使ってください。
地方のなかで見た図書館の児童帯出者数
| 地方 | 最も多い(人) | 最も少ない(人) |
|---|---|---|
| 東北 | 岩手県 216065 | 秋田県 95479 |
| 関東 | 東京都 3179562 | 栃木県 267585 |
| 中部 | 愛知県 1527417 | 富山県 111685 |
| 近畿 | 大阪府 1586054 | 和歌山県 176456 |
| 中国 | 広島県 479134 | 鳥取県 67737 |
| 四国 | 愛媛県 173751 | 香川県 97505 |
| 九州 | 福岡県 854209 | 宮崎県 92113 |
まとめ
図書館で本を借りた児童の数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で3,179,562人、最も少ない鳥取県で67,737人でした。
1位と47位の間には46.9倍の開きがあります。
上位3で全国の31.7パーセント、上位10で60.2パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は216,065人、平均は422,230.7人でした。
人口10万人あたりに直すと4.1倍の開きになります。
図書館で本を借りた児童の数の数字を受け取る前に、3つ添えておきます。
1つ目は、同じ子が何度も借りれば、その回数だけ数えること。
2つ目は、児童の範囲が館ごとに違うこと。
3つ目は2014年の数字であることです。
人口10万人あたりでは奈良県が25,882.1人で最多。
実数1位の東京都は人数あたりでは4位でした。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の34.8パーセントで最多、人口10万人あたりでは近畿7府県が18,456人で最多でした。
児童への貸出冊数や図書館の登録者数を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 社会教育調査
- 調査年: 平成26年度間(2014年度)
- 公開元: 文部科学省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003348634
- 備考: 2014年度の1年間に図書館から本を借りた児童ののべ人数。帯出者数の内数。人口10万人あたりの図書館の児童帯出者数は2024年の総人口で割った参考値
注記: 2014年度の1年間に図書館から本を借りた児童ののべ人数。
帯出者数の内数。
人口10万人あたりの図書館の児童帯出者数は2024年の総人口で割った参考値
