傷薬や湿疹の塗り薬に、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、外傷・皮膚病薬の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は896円、中央値は894円。
最も支出額が多い大阪府は1,231円で、最も少ない県の597円との差は634円です。
金額を比べると、約2.1倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
896円
1世帯当たりの外傷・皮膚病薬への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 大阪府
1,231円
最も少ない 大分県
597円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの外傷・皮膚病薬への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 733円 |
| 青森県 | 829円 |
| 岩手県 | 1,018円 |
| 宮城県 | 935円 |
| 秋田県 | 721円 |
| 山形県 | 893円 |
| 福島県 | 992円 |
| 茨城県 | 823円 |
| 栃木県 | 1,051円 |
| 群馬県 | 826円 |
| 埼玉県 | 986円 |
| 千葉県 | 1,229円 |
| 東京都 | 958円 |
| 神奈川県 | 978円 |
| 新潟県 | 817円 |
| 富山県 | 969円 |
| 石川県 | 767円 |
| 福井県 | 672円 |
| 山梨県 | 817円 |
| 長野県 | 963円 |
| 岐阜県 | 961円 |
| 静岡県 | 980円 |
| 愛知県 | 921円 |
| 三重県 | 878円 |
| 滋賀県 | 1,046円 |
| 京都府 | 828円 |
| 大阪府 | 1,231円 |
| 兵庫県 | 932円 |
| 奈良県 | 945円 |
| 和歌山県 | 801円 |
| 鳥取県 | 875円 |
| 島根県 | 1,053円 |
| 岡山県 | 954円 |
| 広島県 | 905円 |
| 山口県 | 772円 |
| 徳島県 | 894円 |
| 香川県 | 877円 |
| 愛媛県 | 817円 |
| 高知県 | 944円 |
| 福岡県 | 971円 |
| 佐賀県 | 931円 |
| 長崎県 | 825円 |
| 熊本県 | 852円 |
| 大分県 | 597円 |
| 宮崎県 | 890円 |
| 鹿児島県 | 713円 |
| 沖縄県 | 729円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは大阪府です。
次いで千葉県、島根県、栃木県、滋賀県が続きます。
淡いのは大分県、福井県、鹿児島県でした。
47都道府県の平均は896円、中央値は894円です。
大阪府の1,231円は平均を335円上回ります。
1位と47位の差は634円、倍率にすると2.06倍でした。
栄養剤への支出で並べ替えると佐賀県が4,856で最も高く、開きは2.23倍になります。
主指標で1位の大阪府は栄養剤への支出では15位、栄養剤への支出で1位の佐賀県は主指標では21位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの外傷・皮膚病薬への支出(円) | 地方 | 栄養剤への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 大阪府 | 1231 | 近畿 | 3917 |
| 2 | 千葉県 | 1229 | 関東 | 3292 |
| 3 | 島根県 | 1053 | 中国 | 3330 |
| 4 | 栃木県 | 1051 | 関東 | 4163 |
| 5 | 滋賀県 | 1046 | 近畿 | 3321 |
| 6 | 岩手県 | 1018 | 東北 | 4195 |
| 7 | 福島県 | 992 | 東北 | 4244 |
| 8 | 埼玉県 | 986 | 関東 | 4599 |
| 9 | 静岡県 | 980 | 中部 | 4512 |
| 10 | 神奈川県 | 978 | 関東 | 3377 |
| 11 | 福岡県 | 971 | 九州 | 3733 |
| 12 | 富山県 | 969 | 中部 | 4668 |
| 13 | 長野県 | 963 | 中部 | 3228 |
| 14 | 岐阜県 | 961 | 中部 | 3228 |
| 15 | 東京都 | 958 | 関東 | 3391 |
| 16 | 岡山県 | 954 | 中国 | 3468 |
| 17 | 奈良県 | 945 | 近畿 | 3602 |
| 18 | 高知県 | 944 | 四国 | 3186 |
| 19 | 宮城県 | 935 | 東北 | 3451 |
| 20 | 兵庫県 | 932 | 近畿 | 3164 |
| 21 | 佐賀県 | 931 | 九州 | 4856 |
| 22 | 愛知県 | 921 | 中部 | 3203 |
| 23 | 広島県 | 905 | 中国 | 3845 |
| 24 | 徳島県 | 894 | 四国 | 4743 |
| 25 | 山形県 | 893 | 東北 | 3711 |
| 26 | 宮崎県 | 890 | 九州 | 4418 |
| 27 | 三重県 | 878 | 近畿 | 3198 |
| 28 | 香川県 | 877 | 四国 | 4510 |
| 29 | 鳥取県 | 875 | 中国 | 3502 |
| 30 | 熊本県 | 852 | 九州 | 4344 |
| 31 | 青森県 | 829 | 東北 | 4282 |
| 32 | 京都府 | 828 | 近畿 | 3094 |
| 33 | 群馬県 | 826 | 関東 | 2991 |
| 34 | 長崎県 | 825 | 九州 | 3930 |
| 35 | 茨城県 | 823 | 関東 | 3531 |
| 36 | 愛媛県 | 817 | 四国 | 3836 |
| 36 | 山梨県 | 817 | 中部 | 2964 |
| 36 | 新潟県 | 817 | 中部 | 2177 |
| 39 | 和歌山県 | 801 | 近畿 | 3382 |
| 40 | 山口県 | 772 | 中国 | 3943 |
| 41 | 石川県 | 767 | 中部 | 2469 |
| 42 | 北海道 | 733 | 北海道 | 3146 |
| 43 | 沖縄県 | 729 | 九州 | 3569 |
| 44 | 秋田県 | 721 | 東北 | 3284 |
| 45 | 鹿児島県 | 713 | 九州 | 3329 |
| 46 | 福井県 | 672 | 中部 | 3514 |
| 47 | 大分県 | 597 | 九州 | 3562 |
外傷・皮膚病薬に使う金額が多い上位5府県
外傷・皮膚病薬に使う金額が多い上位5府県です。
大阪府は1,231円、千葉県は1,229円、島根県は1,053円でした。
1位と2位の差は2円です。
4位は栃木県で1,051円、5位は滋賀県で1,046円。
上位5はいずれも47都道府県の平均896円を上回りました。
1位の大阪府は平均を335円上回りました。
中央値の894円と比べると337円高く、平均に対する比では1.37倍にあたります。
6位以下は岩手県で1,018円、福島県で992円、埼玉県で986円と続きました。
2位と3位の差は176円、3位と4位の差は2円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は60円でした。
1位から5位までの幅は185円、1位から8位までの幅は245円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
大阪府は栄養剤への支出でも15位に入っています。
全国の値は896円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は大阪府の1,231円。
2位の千葉県1,229円との差はわずか2円で、ほぼ同額です。
栄養剤への支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
栄養剤への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は佐賀県の4,856、2位は徳島県の4,743、3位は富山県の4,668。
4位以下は埼玉県、静岡県と続きます。
逆に下位は石川県が2,469、新潟県が2,177。
佐賀県と新潟県では2.23倍の開きです。
1位の大阪府1,231円と2位の千葉県1,229円の差は2円。
ランキングとしては同着に近い並びです。
2.1倍という差は、栄養剤の2.2倍とほぼ同じ。
薬局で買える市販薬は、どの県でも同じように手に入るため、大きな地域差が出にくい品目です。
全国平均は年896円。
栄養剤の3,647円の4分の1で、医療関連の品目としては小さな項目にあたります。
地方別では関東979円が1位、北海道733円が最下位。
最下位は大分県597円、46位は福井県672円、45位は鹿児島県713円でした。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が979円で最も高く、北海道が733円で最も低くなります。
近畿7府県952円と中国5県912円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
外傷・皮膚病薬に使う金額が少ない下位5県
外傷・皮膚病薬に使う金額が少ない下位5県です。
47位の大分県は597円、46位の福井県は672円、45位の鹿児島県は713円でした。
1位の大阪府とは634円の差があります。
44位は秋田県で721円、43位は沖縄県で729円、42位は北海道で733円と続きます。
最も少ない県は597円。
上位の県とは2.1倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は894円、平均は896円です。
47位の大分県は平均を299円下回りました。
47位の大分県は1位の大阪府の48.5パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.06倍の開きです。
46位との差は75円、45位との差は116円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも136円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均896円を下回りました。
47位から43位までの幅は132円です。
大分県は栄養剤への支出では中位位です。
全国の値は896円なので、47位はこれを299円下回っています。
地方別に見る
外傷・皮膚病薬への支出は、関東と近畿で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が979円で最も高くなります。
次いで近畿7府県が952円、中国5県が912円、東北6県が898円と続きました。
低いほうは四国4県が883円、中部9県が874円、九州・沖縄8県が814円、北海道が733円でした。
最も高い関東7都県と最も低い北海道の差は246円です。
栄養剤への支出で見ると四国4県が最も高く、北海道が最も低くなりました。
このグラフについての豆知識
薬局で買える市販薬
外傷・皮膚病薬への支出は全国平均で年896円。
かぜ薬や胃腸薬は別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の大阪府は1,231円、47位の大分県は597円。
差は634円、倍率にすると2.06倍です。
中央値は894円、平均は896円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では2円の差でした。
栄養剤への支出で並べ替えると開きは2.23倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの外傷・皮膚病薬への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 岩手県 1018 | 秋田県 721 |
| 関東 | 千葉県 1229 | 茨城県 823 |
| 中部 | 静岡県 980 | 福井県 672 |
| 近畿 | 大阪府 1231 | 和歌山県 801 |
| 中国 | 島根県 1053 | 山口県 772 |
| 四国 | 高知県 944 | 愛媛県 817 |
| 九州 | 福岡県 971 | 大分県 597 |
まとめ
1世帯が1年間に外傷・皮膚病薬へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い大阪府で1,231円、最も低い大分県で597円でした。
その差は634円、倍率にすると2.06倍です。
47都道府県の中央値は894円、平均は896円でした。
全国の値は896円です。
栄養剤への支出で並べ替えると開きは2.23倍になり、主指標で1位の大阪府はその見方では15位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、かぜ薬や胃腸薬は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
栄養剤への支出では佐賀県が4,856で最も高く、主指標で1位の大阪府はこの見方では15位でした。
地方ごとの平均では関東7都県が979円で最も高く、北海道が733円で最も低くなりました。
栄養剤やかぜ薬への支出とあわせて読んでみてください。
1位の大阪府と2位の千葉県の差は2円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 傷薬や湿疹の塗り薬などへの支出。かぜ薬や胃腸薬は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 傷薬や湿疹の塗り薬などへの支出。
かぜ薬や胃腸薬は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
