【炊事用の電気器具に使う金額】平均年3,362円、差は2.5倍

【炊事用の電気器具に使う金額】平均年3,362円、差は2.5倍

炊飯器やトースターなど台所の電気器具に、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。

このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、炊事用の電気器具の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。

全国平均は3,362円、中央値は3,253円。
最も支出額が多い埼玉県は5,178円で、最も少ない県の2,061円との差は3,117円です。
金額を比べると、約2.5倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

3,362円

1世帯当たりの炊事用電気器具への支出(2023年〜2025年平均)

最も多い 埼玉県

5,178円

最も少ない 岐阜県

2,061円

地図で見る

1世帯当たりの炊事用電気器具への支出(2023年〜2025年平均)
1世帯当たりの炊事用電気器具への支出(2023年〜2025年平均) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 4,089円青森 2,469円岩手 4,520円宮城 2,949円秋田 2,211円山形 3,660円福島 2,652円茨城 3,448円栃木 2,951円群馬 3,551円埼玉 5,178円千葉 3,008円東京 2,944円神奈川 3,935円新潟 3,532円富山 4,202円石川 2,758円福井 3,212円山梨 3,428円長野 4,399円岐阜 2,061円静岡 2,500円愛知 3,104円三重 4,051円滋賀 3,097円京都 3,998円大阪 2,424円兵庫 2,644円奈良 3,253円和歌山 4,348円鳥取 3,623円島根 4,029円岡山 4,152円広島 3,885円山口 3,180円徳島 4,257円香川 2,908円愛媛 3,122円高知 3,564円福岡 2,808円佐賀 4,516円長崎 2,964円熊本 2,507円大分 3,353円宮崎 2,393円鹿児島 3,567円沖縄 2,630円
1世帯当たりの炊事用電気器具への支出(円)
1世帯当たりの炊事用電気器具への支出(2023年〜2025年平均)
項目1世帯当たりの炊事用電気器具への支出
北海道4,089円
青森県2,469円
岩手県4,520円
宮城県2,949円
秋田県2,211円
山形県3,660円
福島県2,652円
茨城県3,448円
栃木県2,951円
群馬県3,551円
埼玉県5,178円
千葉県3,008円
東京都2,944円
神奈川県3,935円
新潟県3,532円
富山県4,202円
石川県2,758円
福井県3,212円
山梨県3,428円
長野県4,399円
岐阜県2,061円
静岡県2,500円
愛知県3,104円
三重県4,051円
滋賀県3,097円
京都府3,998円
大阪府2,424円
兵庫県2,644円
奈良県3,253円
和歌山県4,348円
鳥取県3,623円
島根県4,029円
岡山県4,152円
広島県3,885円
山口県3,180円
徳島県4,257円
香川県2,908円
愛媛県3,122円
高知県3,564円
福岡県2,808円
佐賀県4,516円
長崎県2,964円
熊本県2,507円
大分県3,353円
宮崎県2,393円
鹿児島県3,567円
沖縄県2,630円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは埼玉県です。
次いで岩手県、佐賀県、長野県、和歌山県が続きます。
淡いのは岐阜県、秋田県、宮崎県でした。

47都道府県の平均は3,362円、中央値は3,253円です。
埼玉県の5,178円は平均を1,816円上回ります。

1位と47位の差は3,117円、倍率にすると2.51倍でした。

炊事用ガス器具への支出で並べ替えると長崎県が992で最も高く、開きは9.82倍になります。

主指標で1位の埼玉県は炊事用ガス器具への支出では10位、炊事用ガス器具への支出で1位の長崎県は主指標では31位でした。

順位都道府県1世帯当たりの炊事用電気器具への支出(円)地方炊事用ガス器具への支出
1埼玉県5178関東667
2岩手県4520東北591
3佐賀県4516九州231
4長野県4399中部356
5和歌山県4348近畿536
6徳島県4257四国436
7富山県4202中部425
8岡山県4152中国447
9北海道4089北海道544
10三重県4051近畿473
11島根県4029中国419
12京都府3998近畿640
13神奈川県3935関東385
14広島県3885中国264
15山形県3660東北468
16鳥取県3623中国524
17鹿児島県3567九州269
18高知県3564四国268
19群馬県3551関東304
20新潟県3532中部972
21茨城県3448関東371
22山梨県3428中部491
23大分県3353九州805
24奈良県3253近畿830
25福井県3212中部654
26山口県3180中国717
27愛媛県3122四国101
28愛知県3104中部420
29滋賀県3097近畿804
30千葉県3008関東278
31長崎県2964九州992
32栃木県2951関東276
33宮城県2949東北533
34東京都2944関東374
35香川県2908四国582
36福岡県2808九州683
37石川県2758中部139
38福島県2652東北399
39兵庫県2644近畿798
40沖縄県2630九州551
41熊本県2507九州165
42静岡県2500中部288
43青森県2469東北246
44大阪府2424近畿539
45宮崎県2393九州521
46秋田県2211東北388
47岐阜県2061中部903
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

炊事用の電気器具に使う金額が多い上位5県

上位5都道府県の1世帯当たりの炊事用電気器具への支出
上位5都道府県の1世帯当たりの炊事用電気器具への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 02,0004,000埼玉県: 5,178円5,178円岩手県: 4,520円4,520円佐賀県: 4,516円4,516円長野県: 4,399円4,399円和歌山県: 4,348円4,348円埼玉県岩手県佐賀県長野県和歌山県
上位5都道府県の1世帯当たりの炊事用電気器具への支出
項目1世帯当たりの炊事用電気器具への支出
埼玉県5,178円
岩手県4,520円
佐賀県4,516円
長野県4,399円
和歌山県4,348円
下位5都道府県の1世帯当たりの炊事用電気器具への支出
下位5都道府県の1世帯当たりの炊事用電気器具への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 05001,0001,5002,000岐阜県: 2,061円2,061円秋田県: 2,211円2,211円宮崎県: 2,393円2,393円大阪府: 2,424円2,424円青森県: 2,469円2,469円岐阜県秋田県宮崎県大阪府青森県
下位5都道府県の1世帯当たりの炊事用電気器具への支出
項目1世帯当たりの炊事用電気器具への支出
岐阜県2,061円
秋田県2,211円
宮崎県2,393円
大阪府2,424円
青森県2,469円

炊事用の電気器具に使う金額が多い上位5県です。

埼玉県は5,178円、岩手県は4,520円、佐賀県は4,516円でした。
1位と2位の差は658円です。

4位は長野県で4,399円、5位は和歌山県で4,348円。
上位5はいずれも47都道府県の平均3,362円を上回りました。

1位の埼玉県は平均を1,816円上回りました。
中央値の3,253円と比べると1,925円高く、平均に対する比では1.54倍にあたります。

6位以下は徳島県で4,257円、富山県で4,202円、岡山県で4,152円と続きました。

2位と3位の差は4円、3位と4位の差は117円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は196円でした。

1位から5位までの幅は830円、1位から8位までの幅は1,026円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

埼玉県は炊事用ガス器具への支出でも10位に入っています。
全国の値は3,362円で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は埼玉県の5,178円。
2位の岩手県4,520円に1.1倍の差をつけました。

炊事用のガス器具への支出と並べて見ます

ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。

炊事用ガス器具への支出で並べ替えると、順位が変わります。

1位は長崎県の992、2位は新潟県の972、3位は岐阜県の903。

4位以下は奈良県、大分県と続きます。
逆に下位は石川県が139、愛媛県が101。
長崎県と愛媛県では9.82倍の開きです。

全国平均は年3,362円。
同じ台所の器具でも、ガス器具の491円とくらべると7倍の規模です。

台所の道具は、電気に置きかわってきました。
炊飯器、電気ケトル、トースター、ホットプレート。
ガスコンロが備えつけの住宅では、自分で買うガス器具はほとんどありません。

2.5倍という差は、家電としては小さいほうです。
掃除機3.7倍、冷蔵庫9.4倍とくらべると、買い替えの周期が短く、価格帯の幅も狭いことがうかがえます。

地方別では北海道4,089円が1位、東北3,077円が最下位。
上位の顔ぶれは埼玉・岩手・佐賀・長野・和歌山とばらつき、地域のまとまりは弱いランキングです。

地方ごとに県の平均を出すと、北海道が4,089円で最も高く、東北6県が3,077円で最も低くなります。
中国5県3,774円と関東7都県3,574円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

炊事用ガス器具への支出の上位5都道府県
炊事用ガス器具への支出の上位5都道府県 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 0200400600800長崎県: 992992新潟県: 972972岐阜県: 903903奈良県: 830830大分県: 805805長崎県新潟県岐阜県奈良県大分県
炊事用ガス器具への支出の上位5都道府県
項目炊事用ガス器具への支出
長崎県992
新潟県972
岐阜県903
奈良県830
大分県805

炊事用の電気器具に使う金額が少ない下位5県

炊事用の電気器具に使う金額が少ない下位5県です。

47位の岐阜県は2,061円、46位の秋田県は2,211円、45位の宮崎県は2,393円でした。
1位の埼玉県とは3,117円の差があります。

44位は大阪府で2,424円、43位は青森県で2,469円、42位は静岡県で2,500円と続きます。

最も少ない県は2,061円。
上位の県とは2.5倍の開きがありました。

47都道府県の中央値は3,253円、平均は3,362円です。
47位の岐阜県は平均を1,301円下回りました。

47位の岐阜県は1位の埼玉県の39.8パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.51倍の開きです。

46位との差は150円、45位との差は332円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも439円しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均3,362円を下回りました。
47位から43位までの幅は408円です。

岐阜県は炊事用ガス器具への支出では3位です。
全国の値は3,362円なので、47位はこれを1,301円下回っています。

地方別に見る

地方別の平均(1世帯当たりの炊事用電気器具への支出)
地方別の平均(1世帯当たりの炊事用電気器具への支出) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 01,0002,0003,0004,000北海道: 4,089円4,089円東北: 3,077円3,077円関東: 3,574円3,574円中部: 3,244円3,244円近畿: 3,402円3,402円中国: 3,774円3,774円四国: 3,463円3,463円九州: 3,092円3,092円北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(1世帯当たりの炊事用電気器具への支出)
項目1世帯当たりの炊事用電気器具への支出の平均
北海道4,089円
東北3,077円
関東3,574円
中部3,244円
近畿3,402円
中国3,774円
四国3,463円
九州3,092円

炊事用の電気器具への支出は、北海道と中国地方で多くなります。

地方ごとに県の平均を出すと、北海道が4,089円で最も高くなります。
次いで中国5県が3,774円、関東7都県が3,574円、四国4県が3,463円と続きました。

低いほうは近畿7府県が3,402円、中部9県が3,244円、九州・沖縄8県が3,092円、東北6県が3,077円でした。

最も高い北海道と最も低い東北6県の差は1,012円です。
炊事用ガス器具への支出で見ると近畿7府県が最も高く、四国4県が最も低くなりました。

このグラフについての豆知識

ガス器具の7倍

炊事用の電気器具への支出は全国平均で年3,362円。
ガス器具の491円の7倍です。

ガス器具は別の項目に入ります。

県庁所在市の数字であること

家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。

1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。

対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。

数字の散らばり

1位の埼玉県は5,178円、47位の岐阜県は2,061円。
差は3,117円、倍率にすると2.51倍です。

中央値は3,253円、平均は3,362円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では109円の差でした。

炊事用ガス器具への支出で並べ替えると開きは9.82倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

地方のなかで見た1世帯当たりの炊事用電気器具への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北岩手県 4520秋田県 2211
関東埼玉県 5178東京都 2944
中部長野県 4399岐阜県 2061
近畿和歌山県 4348大阪府 2424
中国岡山県 4152山口県 3180
四国徳島県 4257香川県 2908
九州佐賀県 4516宮崎県 2393
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯が1年間に炊事用の電気器具へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い埼玉県で5,178円、最も低い岐阜県で2,061円でした。
その差は3,117円、倍率にすると2.51倍です。

47都道府県の中央値は3,253円、平均は3,362円でした。
全国の値は3,362円です。
炊事用ガス器具への支出で並べ替えると開きは9.82倍になり、主指標で1位の埼玉県はその見方では10位に位置します。

読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、ガス器具は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。

炊事用ガス器具への支出では長崎県が992で最も高く、主指標で1位の埼玉県はこの見方では10位でした。

地方ごとの平均では北海道が4,089円で最も高く、東北6県が3,077円で最も低くなりました。
炊事用のガス器具や鍋・やかんへの支出とあわせて読んでみてください。

1位の埼玉県と2位の岩手県の差は658円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

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出典

  • 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
  • 調査年: 2023年〜2025年平均
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
  • 備考: 炊飯器やトースターなど台所の電気器具への支出。ガス器具は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

注記: 炊飯器やトースターなど台所の電気器具への支出。
ガス器具は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

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