【ごみ処理・リサイクル料金】平均年3,829円、差は17倍

【ごみ処理・リサイクル料金】平均年3,829円、差は17倍

ごみの処理やリサイクルに、1世帯あたり年間いくら払っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。

このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、ごみ処理手数料やリサイクル料金として払った金額を都道府県ごとに見ていきます。

全国平均は3,829円、中央値は2,871円。
最も支出額が多い和歌山県は14,077円で、最も少ない県の809円との差は13,268円です。
金額を比べると、約17倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

3,829円

1世帯当たりのごみ処理・リサイクル料金への支出(2023年〜2025年平均)

最も多い 和歌山県

14,077円

最も少ない 大阪府

809円

ごみ処理・リサイクル料金が多い上位5県

上位5都道府県の1世帯当たりのごみ処理・リサイクル料金への支出
上位5都道府県の1世帯当たりのごみ処理・リサイクル料金への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 02,0004,0006,0008,00010,00012,00014,000和歌山県: 14,077円14,077円香川県: 10,394円10,394円徳島県: 9,577円9,577円山口県: 8,997円8,997円愛媛県: 8,779円8,779円和歌山県香川県徳島県山口県愛媛県
上位5都道府県の1世帯当たりのごみ処理・リサイクル料金への支出
項目1世帯当たりのごみ処理・リサイクル料金への支出
和歌山県14,077円
香川県10,394円
徳島県9,577円
山口県8,997円
愛媛県8,779円
下位5都道府県の1世帯当たりのごみ処理・リサイクル料金への支出
下位5都道府県の1世帯当たりのごみ処理・リサイクル料金への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 02004006008001,000大阪府: 809円809円鹿児島県: 894円894円栃木県: 934円934円神奈川県: 938円938円埼玉県: 1,164円1,164円大阪府鹿児島県栃木県神奈川県埼玉県
下位5都道府県の1世帯当たりのごみ処理・リサイクル料金への支出
項目1世帯当たりのごみ処理・リサイクル料金への支出
大阪府809円
鹿児島県894円
栃木県934円
神奈川県938円
埼玉県1,164円

ごみ処理・リサイクル料金が多い上位5県です。

和歌山県は14,077円、香川県は10,394円、徳島県は9,577円でした。
1位と2位の差は3,683円です。

4位は山口県で8,997円、5位は愛媛県で8,779円。
上位5はいずれも47都道府県の平均3,829円を上回りました。

1位の和歌山県は平均を10,248円上回りました。
中央値の2,871円と比べると11,206円高く、平均に対する比では3.68倍にあたります。

6位以下は岡山県で7,834円、茨城県で7,216円、佐賀県で6,562円と続きました。

2位と3位の差は817円、3位と4位の差は580円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は2,217円でした。

1位から5位までの幅は5,298円、1位から8位までの幅は7,515円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

和歌山県はポリ袋・ラップへの支出でも37位に入っています。
全国の値は3,829円で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は和歌山県の1万4,077円。
2位の香川県1万394円に1.4倍の差をつけました。

ポリ袋・ラップへの支出と並べて見ます

ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。

ポリ袋・ラップへの支出で並べ替えると、順位が変わります。

1位は島根県の6,677、2位は山形県の6,448、3位は新潟県の5,903。

4位以下は秋田県、福島県と続きます。
逆に下位は兵庫県が4,313、福井県が4,195。
島根県と福井県では1.59倍の開きです。

17.4倍。
この記事でくらべた家事関連の品目で、これほど差が開いたものはほかにありません。
しかもこれは、買う年と買わない年のばらつきではありません。

差の正体は、自治体がごみ袋を有料にしているかどうかです。
指定ごみ袋を買わないと出せない市では、毎週の出費として積み上がります。
袋の指定がない市では、この項目はほぼゼロになります。

地方別では四国8,569円がずば抜けて高く、関東2,406円が最下位でした。
最下位の大阪府809円、46位の鹿児島県894円、45位の栃木県934円は、1位の和歌山県の10分の1以下です。

同じ量のごみを出しても、住む場所によって払う金額がこれだけ変わります。

地方ごとに県の平均を出すと、四国4県が8,569円で最も高く、関東7都県が2,406円で最も低くなります。
中国5県5,324円と近畿7府県4,242円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

ポリ袋・ラップへの支出の上位5都道府県
ポリ袋・ラップへの支出の上位5都道府県 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 02,0004,0006,000島根県: 6,6776,677山形県: 6,4486,448新潟県: 5,9035,903秋田県: 5,8665,866福島県: 5,8225,822島根県山形県新潟県秋田県福島県
ポリ袋・ラップへの支出の上位5都道府県
項目ポリ袋・ラップへの支出
島根県6,677
山形県6,448
新潟県5,903
秋田県5,866
福島県5,822

ごみ処理・リサイクル料金が少ない下位5府県

ごみ処理・リサイクル料金が少ない下位5府県です。

47位の大阪府は809円、46位の鹿児島県は894円、45位の栃木県は934円でした。
1位の和歌山県とは13,268円の差があります。

44位は神奈川県で938円、43位は埼玉県で1,164円、42位は静岡県で1,234円と続きます。

最も少ない府県は809円。
上位の県とは17.4倍の開きがありました。

47都道府県の中央値は2,871円、平均は3,829円です。
47位の大阪府は平均を3,020円下回りました。

47位の大阪府は1位の和歌山県の5.7パーセントにあたる水準で、倍率にすると17.4倍の開きです。

46位との差は85円、45位との差は125円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも425円しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均3,829円を下回りました。
47位から43位までの幅は355円です。

大阪府はポリ袋・ラップへの支出では中位位です。
全国の値は3,829円なので、47位はこれを3,020円下回っています。

地図で見る

1世帯当たりのごみ処理・リサイクル料金への支出(2023年〜2025年平均)
1世帯当たりのごみ処理・リサイクル料金への支出(2023年〜2025年平均) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 2,871円青森 3,076円岩手 1,351円宮城 3,280円秋田 4,880円山形 3,061円福島 4,116円茨城 7,216円栃木 934円群馬 2,420円埼玉 1,164円千葉 2,510円東京 1,662円神奈川 938円新潟 3,385円富山 1,561円石川 3,068円福井 4,431円山梨 2,808円長野 2,754円岐阜 3,394円静岡 1,234円愛知 1,611円三重 6,323円滋賀 2,075円京都 2,603円大阪 809円兵庫 1,866円奈良 1,942円和歌山 14,077円鳥取 5,482円島根 2,817円岡山 7,834円広島 1,491円山口 8,997円徳島 9,577円香川 10,394円愛媛 8,779円高知 5,527円福岡 2,972円佐賀 6,562円長崎 2,135円熊本 2,263円大分 5,820円宮崎 3,150円鹿児島 894円沖縄 1,865円
1世帯当たりのごみ処理・リサイクル料金への支出(円)
1世帯当たりのごみ処理・リサイクル料金への支出(2023年〜2025年平均)
項目1世帯当たりのごみ処理・リサイクル料金への支出
北海道2,871円
青森県3,076円
岩手県1,351円
宮城県3,280円
秋田県4,880円
山形県3,061円
福島県4,116円
茨城県7,216円
栃木県934円
群馬県2,420円
埼玉県1,164円
千葉県2,510円
東京都1,662円
神奈川県938円
新潟県3,385円
富山県1,561円
石川県3,068円
福井県4,431円
山梨県2,808円
長野県2,754円
岐阜県3,394円
静岡県1,234円
愛知県1,611円
三重県6,323円
滋賀県2,075円
京都府2,603円
大阪府809円
兵庫県1,866円
奈良県1,942円
和歌山県14,077円
鳥取県5,482円
島根県2,817円
岡山県7,834円
広島県1,491円
山口県8,997円
徳島県9,577円
香川県10,394円
愛媛県8,779円
高知県5,527円
福岡県2,972円
佐賀県6,562円
長崎県2,135円
熊本県2,263円
大分県5,820円
宮崎県3,150円
鹿児島県894円
沖縄県1,865円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは和歌山県です。
次いで香川県、徳島県、山口県、愛媛県が続きます。
淡いのは大阪府、鹿児島県、栃木県でした。

47都道府県の平均は3,829円、中央値は2,871円です。
和歌山県の14,077円は平均を10,248円上回ります。

1位と47位の差は13,268円、倍率にすると17.4倍でした。

ポリ袋・ラップへの支出で並べ替えると島根県が6,677で最も高く、開きは1.59倍になります。

主指標で1位の和歌山県はポリ袋・ラップへの支出では37位、ポリ袋・ラップへの支出で1位の島根県は主指標では25位でした。

順位都道府県1世帯当たりのごみ処理・リサイクル料金への支出(円)地方ポリ袋・ラップへの支出
1和歌山県14077近畿4654
2香川県10394四国4868
3徳島県9577四国5299
4山口県8997中国4710
5愛媛県8779四国5727
6岡山県7834中国5096
7茨城県7216関東5767
8佐賀県6562九州5232
9三重県6323近畿4877
10大分県5820九州5093
11高知県5527四国4815
12鳥取県5482中国5129
13秋田県4880東北5866
14福井県4431中部4195
15福島県4116東北5822
16岐阜県3394中部4893
17新潟県3385中部5903
18宮城県3280東北5192
19宮崎県3150九州5815
20青森県3076東北4855
21石川県3068中部4629
22山形県3061東北6448
23福岡県2972九州5600
24北海道2871北海道5094
25島根県2817中国6677
26山梨県2808中部4579
27長野県2754中部5536
28京都府2603近畿4744
29千葉県2510関東5656
30群馬県2420関東4800
31熊本県2263九州5237
32長崎県2135九州4532
33滋賀県2075近畿4422
34奈良県1942近畿4571
35兵庫県1866近畿4313
36沖縄県1865九州5591
37東京都1662関東4960
38愛知県1611中部4798
39富山県1561中部5165
40広島県1491中国4629
41岩手県1351東北4635
42静岡県1234中部4404
43埼玉県1164関東5606
44神奈川県938関東4954
45栃木県934関東5573
46鹿児島県894九州5320
47大阪府809近畿5059
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

このグラフについての豆知識

ごみ袋が有料かどうか

ごみ処理・リサイクル料金への支出は全国平均で年3,829円。

自治体の手数料のほか、家電のリサイクル料金もふくまれます。

県庁所在市の数字であること

家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。

1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。

対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。

数字の散らばり

1位の和歌山県は14,077円、47位の大阪府は809円。
差は13,268円、倍率にすると17.4倍です。

中央値は2,871円、平均は3,829円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では958円の差でした。

ポリ袋・ラップへの支出で並べ替えると開きは1.59倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

地方のなかで見た1世帯当たりのごみ処理・リサイクル料金への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北秋田県 4880岩手県 1351
関東茨城県 7216栃木県 934
中部福井県 4431静岡県 1234
近畿和歌山県 14077大阪府 809
中国山口県 8997広島県 1491
四国香川県 10394高知県 5527
九州佐賀県 6562鹿児島県 894
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯が1年間に払うごみ処理・リサイクル料金を47都道府県で比べると、最も高い和歌山県で14,077円、最も低い大阪府で809円でした。
その差は13,268円、倍率にすると17.4倍です。

47都道府県の中央値は2,871円、平均は3,829円でした。
全国の値は3,829円です。
ポリ袋・ラップへの支出で並べ替えると開きは1.59倍になり、主指標で1位の和歌山県はその見方では37位に位置します。

読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、家電のリサイクル料金もふくむこと。
3つ目は2025年の数字であることです。

ポリ袋・ラップへの支出では島根県が6,677で最も高く、主指標で1位の和歌山県はこの見方では37位でした。

地方ごとの平均では四国4県が8,569円で最も高く、関東7都県が2,406円で最も低くなりました。
ポリ袋・ラップやごみの量の推移とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
  • 調査年: 2023年〜2025年平均
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
  • 備考: 自治体のごみ処理手数料や家電のリサイクル料金への支出。指定ごみ袋の代金もふくまれる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

注記: 自治体のごみ処理手数料や家電のリサイクル料金への支出。
指定ごみ袋の代金もふくまれる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

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