主な山がいちばん多い都道府県は、どこだと思いますか?
ここでいう「主な山」とは、国土地理院(こくどちりいん)が「日本の主な山岳標高」としてまとめている山のことです。
全国の代表的な山1,059山が掲載されており、今回はその数を都道府県ごとに比べます。
ヒントは、日本でいちばん面積が広い北海道ではありません。
こたえの発表
こたえは、長野県です。
主な山が160山ありました。
2位は北海道で127山。
面積では北海道が長野県の5倍以上も広いのに、山の数では長野県が上回りました。
3位は山梨県と富山県で、どちらも62山でした。
このページの表・グラフ・地図は、自由研究や宿題にそのまま使ってOKです。
出どころの書き方は、この記事の後半の「データについて」にあります。
トップ20をみてみよう
| 順位 | 都道府県 | 値(山) |
|---|---|---|
| 1 | 長野県 | 160 |
| 2 | 北海道 | 127 |
| 3 | 山梨県 | 62 |
| 3 | 富山県 | 62 |
| 5 | 静岡県 | 56 |
| 6 | 新潟県 | 54 |
| 7 | 岐阜県 | 52 |
| 8 | 福島県 | 37 |
| 8 | 群馬県 | 37 |
| 10 | 鹿児島県 | 33 |
| 11 | 岩手県 | 32 |
| 12 | 奈良県 | 31 |
| 13 | 山形県 | 28 |
| 14 | 秋田県 | 25 |
| 15 | 兵庫県 | 24 |
| 15 | 広島県 | 24 |
| 17 | 島根県 | 23 |
| 18 | 愛媛県 | 22 |
| 18 | 高知県 | 22 |
| 20 | 福井県 | 20 |
| 20 | 三重県 | 20 |
| 20 | 徳島県 | 20 |
| 20 | 大分県 | 20 |
| 24 | 栃木県 | 19 |
| 24 | 東京都 | 19 |
| 24 | 石川県 | 19 |
| 24 | 熊本県 | 19 |
| 28 | 青森県 | 17 |
| 28 | 鳥取県 | 17 |
| 30 | 宮城県 | 16 |
| 30 | 山口県 | 16 |
| 32 | 宮崎県 | 15 |
| 33 | 滋賀県 | 14 |
| 33 | 長崎県 | 14 |
| 35 | 京都府 | 13 |
| 36 | 埼玉県 | 12 |
| 37 | 和歌山県 | 11 |
| 37 | 岡山県 | 11 |
| 37 | 福岡県 | 11 |
| 40 | 神奈川県 | 10 |
| 40 | 香川県 | 10 |
| 42 | 大阪府 | 9 |
| 43 | 茨城県 | 7 |
| 43 | 千葉県 | 7 |
| 43 | 佐賀県 | 7 |
| 46 | 沖縄県 | 6 |
| 47 | 愛知県 | 5 |
47都道府県ぜんぶを表にしました。
上位には長野・山梨・富山・静岡・新潟・岐阜と、日本アルプスのまわりの県がならびます。
いちばん少ないのは愛知県の5山。
46位は沖縄県の6山、45位は佐賀県の7山でした。
地図でみてみよう

地図に見ると、山の多い県は本州の真ん中に集まっています。
平野が広がる県や、島でできている県では、主な山として選ばれる山が少なくなります。
ここで、県の広さで割ってみると、また別のことが分かります。
長野県は160山を13,562平方キロメートルに持っているので、85平方キロメートルに1山。
ところが富山県は68平方キロメートルに1山、山梨県は72平方キロメートルに1山で、長野県より「ぎっしり」しています。
数では長野県が1位でも、こみぐあいでは富山県が1位になるのです。
どうしてだろう?
どうして面積の広い北海道より、長野県のほうが山が多いのでしょうか。
理由のひとつは、山のできかたです。
長野県のあたりは板(プレート)と板が押し合う場所で、たくさんの山が高くもり上がりました。
せまい範囲に山がぎっしりつまっています。
北海道にも山はたくさんありますが、広い平野や台地も多く、山だけがつまっているわけではありません。
もうひとつ大事なのは、この1,059山が「国土地理院が選んだ主な山」だということです。
日本にある山を全部数えたものではありません。
数え方が変われば、順位も変わります。
自由研究にするなら
山のことを調べるなら、こんなやり方があります。
- 自分の県に主な山がいくつあるか、表からさがしてみる
- 山の数を県の面積で割って、「せまさのわりに山が多い県」を計算してみる(この記事の「地図でみてみよう」でやり方を書いています)
- 最高峰のランキングとくらべて、山が多い県と高い山がある県が同じかたしかめてみる
さらに調べたい人への問い: 「どこからが山で、どこからが丘なのだろう?」「山の数は、どうやって数えるのだろう?」
データについて
このランキングのもとになったのは、国土地理院(こくどちりいん)の「日本の主な山岳標高」(2026年3月31日版)です。
国が出しているデータで、だれでも無料で見られます。
出典のページ: https://www.gsi.go.jp/kihonjohochousa/kihonjohochousa41139.html
国土地理院が選んだ主な山1,059山を、所在する都道府県ごとに数えました。
県をまたぐ山は、それぞれの県で1つずつ数えています。
そのため、47都道府県の合計は1,059より多くなります。
のっているのは、国土地理院が選んだ主な山だけです。
日本にある山ぜんぶではありません。
ここはとても大事なところなので、まとめにも書いておくと親切です。
発表するときは、この一行をわすれずに。
「出典: 国土地理院ウェブサイト『日本の主な山岳標高』(2026年3月31日版)を加工して47グラフが作成」
まとめ
主な山がいちばん多い都道府県は長野県で160山でした。
面積では5倍以上も広い北海道をぬいています。
せまい範囲に山がぎっしりつまっているからです。
つぎは「日本でいちばん高い山」も調べてみませんか?
出典
- 統計名: 日本の主な山岳標高
- 調査年: 2026年3月31日版
- 公開元: 国土地理院
- 参照URL: https://www.gsi.go.jp/kihonjohochousa/kihonjohochousa41139.html
- 備考: 国土地理院が選んだ主な山1,059山を、所在する都道府県ごとに数えた。県をまたぐ山は、それぞれの県で1つずつ数えている
