川や湖の魚を、いちばん多くとる県はどこだと思いますか?
魚をとる漁業は、海でおこなうものと、海以外の水面でおこなうものに分けられます。
農林水産省の統計では、後者を「内水面漁業(ないすいめんぎょぎょう)」とよびます。
内水面とは、川や湖、ため池などのことです。
今回は、この川や湖でとれた魚や貝の重さを都道府県別に比べます。
このランキングは、2023年の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」をもとにしています。
社会・人口統計体系は、さまざまな統計データを都道府県ごとにまとめたものです。
もとの調査年は指標によって異なるため、データを見るときは統計年にも注意しましょう。
こたえの発表
こたえは、北海道です。
1年で8,277トンとれました。
2位は島根県で4,643トン、3位は青森県で2,799トンでした。
1位は2位の1.8倍でした。
このページの表・グラフ・地図は、自由研究や宿題にそのまま使ってOKです。
出どころの書き方は、この記事の後半の「データについて」にあります。
トップ20をみてみよう
| 順位 | 都道府県 | 値(万トン) |
|---|---|---|
| 1 | 北海道 | 1 |
| 2 | 島根県 | 0 |
| 3 | 青森県 | 0 |
| 4 | 茨城県 | 0 |
| 5 | 岐阜県 | 0 |
| 6 | 栃木県 | 0 |
| 7 | 鳥取県 | 0 |
| 8 | 新潟県 | 0 |
| 9 | 三重県 | 0 |
| 10 | 岡山県 | 0 |
| 11 | 山形県 | 0 |
| 12 | 東京都 | 0 |
| 13 | 秋田県 | 0 |
| 14 | 神奈川県 | 0 |
| 15 | 高知県 | 0 |
| 16 | 大分県 | 0 |
| 17 | 愛媛県 | 0 |
| 18 | 富山県 | 0 |
| 19 | 福岡県 | 0 |
| 20 | 宮城県 | 0 |
上位20の県を表にしました。
20位の宮城県(みやぎけん)でも64トン。
数字のない県は上位20に入らないので、この表には出てきません。
地図でみてみよう

地図に上位20の県を点で打つと、大きな川や湖のある県にならびます。
海に面しているかどうかは関係ありません。
どうしてだろう?
川や湖ではどんな魚がとれるのでしょうか。
しじみ、あゆ、わかさぎ、うなぎ、こい、ます。
海の魚とはまったくちがう顔ぶれです。
内水面漁業でとれる量は、海面漁業の300分の1ほどしかありません。
それでも、その土地でしか食べられない魚が多く、郷土料理として受けつがれてきました。
当サイトの海面漁業の漁獲量の記事と並べると、けたのちがいがはっきりします。
自由研究にするなら
このランキングを自由研究にするなら、こんなまとめ方はどうでしょう。
- 上位の県にどんな川や湖があるか地図に書き入れる
- 海面漁業の漁獲量とくらべて、何倍ちがうか計算する
- 近くの川でとれる魚を調べてみる
さらに調べたい人への問い: 「しじみはどこにすんでいる?」「あゆはどうして『香魚』と呼ばれる?」
データについて
このランキングは、総務省統計局の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2023年)という調査から作りました。
だれでも無料で見られる、国の公式のデータです。
海ではなく、川や湖でとれた魚や貝の重さです。
自由研究やレポートに使うときは、次のように出どころを書いておくと、しっかりした研究になります。
「出典: 総務省統計局「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2023年)をもとに47グラフが作成」
まとめ
川や湖の魚をいちばん多くとる県は北海道で、8,277トンでした。
海の漁とくらべると、けたがまったくちがいます。
それでも、その土地ならではの魚がとれます。
出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2023年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0000010103
- 備考: 海ではなく、川や湖でとれた魚や貝の重さ。数字のない県は上位20に入らないため、この表には出てこない
