歩いて通う人がいちばん多いまちはどこ?【徒歩通勤・通学の割合ランキング】

歩いて通う人がいちばん多いまちはどこ?【徒歩通勤・通学の割合ランキング】

歩いて学校や会社に通う人が、いちばん多いまちはどこだと思いますか?

乗りものを使わず、徒歩だけで行く人の割合でくらべます。

このランキングは、2020年の「社会・人口統計体系(市区町村データ)」で調べました。
国勢調査では、家から出て通勤・通学する人に「何を使って行くか」をたずねています。
その答えをもとにした割合です。
小さな村では数字がぶれやすいので、人口1万人以上の市区町村にしぼりました。

こたえの発表

こたえは、神奈川県の箱根町(はこねまち)です。
通う人の28.8%が歩いて通っています。

2位は北海道の留萌市(るもいし)で22.8%、3位は北海道の上富良野町(かみふらのちょう)で22.8%でした。

電車や自転車のランキングとは、まったくちがう顔ぶれです。

このページの表・グラフ・地図は、自由研究や宿題にそのまま使ってOKです。
出どころの書き方は、この記事の後半の「データについて」にあります。

トップ20をみてみよう

順位名前(よみがな)都道府県値(%)
1箱根町(はこねまち)神奈川県28.8
2留萌市(るもいし)北海道22.8
3上富良野町(かみふらのちょう)北海道22.8
4倶知安町(くっちゃんちょう)北海道20.9
5熱海市(あたみし)静岡県20.1
6小山町(おやまちょう)静岡県19
7江田島市(えたじまし)広島県18.9
8輪島市(わじまし)石川県18.7
9日高町(ひだかちょう)北海道18.4
10東伊豆町(ひがしいずちょう)静岡県16.7
11八雲町(やくもちょう)北海道16.3
12小樽市(おたるし)北海道16.1
13斜里町(しゃりちょう)北海道15.9
14那覇市(なはし)沖縄県15.9
15名寄市(なよろし)北海道15.8
16稚内市(わっかないし)北海道15.6
17室蘭市(むろらんし)北海道15.3
18遠軽町(えんがるちょう)北海道15.2
19湯河原町(ゆがわらまち)神奈川県15.2
20別海町(べつかいちょう)北海道15
社会・人口統計体系(市区町村データ)(2020年)から作成

上位20のまちを表にしました。

20位の別海町(べつかいちょう)でも15%。
観光地や、北海道のまちが目立ちます。

上位10をグラフでみると
上位10をグラフでみると 歩いて通う人が日本一は?の上位10。社会・人口統計体系(市区町村データ)(2020年)から作成 0510152025箱根町: 28.8%28.8%留萌市: 22.8%22.8%上富良野町: 22.8%22.8%倶知安町: 20.9%20.9%熱海市: 20.1%20.1%小山町: 19%19%江田島市: 18.9%18.9%輪島市: 18.7%18.7%日高町: 18.4%18.4%東伊豆町: 16.7%16.7%箱根町留萌市上富良野町倶知安町熱海市小山町江田島市輪島市日高町東伊豆町
上位10をグラフでみると
項目歩いて通う人が日本一
箱根町28.8%
留萌市22.8%
上富良野町22.8%
倶知安町20.9%
熱海市20.1%
小山町19%
江田島市18.9%
輪島市18.7%
日高町18.4%
東伊豆町16.7%

地図でみてみよう

歩いて通う人が日本一は? 上位20の場所

地図に上位20のまちを点で打つと、大都市からはなれた場所に散らばります。

共通点は、まちの中に職場がまとまっていることのようです。

どうしてだろう?

どうして歩いて通う人が多いまちがあるのでしょうか。

1位の箱根町は、温泉で知られる観光のまちです。
旅館やホテルではたらく人の多くが、まちの中に住んでいます。
職場と家が近ければ、歩いて通うことができます。

北海道のまちが多いのも、同じ理由が考えられます。
まちの中心部に役場やお店、学校がまとまっていて、そのまわりに家がならんでいる形です。

「職住近接(しょくじゅうきんせつ)」という言葉があります。
職場と住まいが近いまちでは、乗りものがいらなくなります。

自由研究にするなら

このランキングを自由研究にするなら、こんなまとめ方はどうでしょう。

  • 家から学校まで何分歩くか、実際にはかってみる
  • クラスで歩いて来る人の割合を出して、ランキングとくらべる
  • 上位のまちがどんな産業のまちか調べてみる

さらに調べたい人への問い: 「歩いて通える距離は何キロメートルまで?」「むかしの人は何分歩いていた?」

データについて

このランキングは、総務省統計局の「社会・人口統計体系(市区町村データ)」(2020年)という調査から作りました。
だれでも無料で見られる、国の公式のデータです。

家から出て通勤・通学する人のうち、徒歩だけで行く人の割合です。
人口1万人以上の市区町村でくらべています。

自由研究やレポートに使うときは、次のように出どころを書いておくと、しっかりした研究になります。

「出典: 総務省統計局「社会・人口統計体系(市区町村データ)」(2020年)をもとに47グラフが作成」

まとめ

歩いて通う人がいちばん多いまちは神奈川県の箱根町で、28.8%でした。

職場と家が近ければ、乗りものはいりません。

まちの形が、通い方を決めています。

出典

  • 統計名: 社会・人口統計体系(市区町村データ)
  • 調査年: 2020年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0000020108
  • 備考: 家から出て通勤・通学する人のうち、徒歩だけで行く人の割合。人口1万人以上の市区町村にしぼって計算した

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